スペインが問題児に落胆
現役引退を表明し、引退届けを受理された横綱朝青龍。
横綱としての品格を無視した素行は、
引責も当然でしょう。
このニュース、なんとスペインのスポーツ紙MARCAでも
『El 'chico malo' del sumo anuncia su retirada 』
(相撲界の問題児、引退を表明)
という見出しと共に大々的に扱われ、
彼の業績を讃える共に、引退に追い込まれた暴力事件の
一部始終が描写されています。
驚くべきは、その記事に対するコメントの多さ!!
確かに中には、
「フロレンティーノ、GKで彼を獲得しろ」
なんてふざけた内容のものもありますが、
どれもコアなスペイン人相撲ファンによる落胆の声ばかりです。
では、なぜスペイン人が相撲を??
平成4年6月のマドリード巡業をきっかけにファンになった
スペイン人も少なくなく、Eurosportなどの衛星放送でも
相撲の録画放送がされていたのです。
確かMARCA紙は、97年に小錦が引退した際、
彼のスペインでのニックネーム
”carne de bomba (肉爆弾)”が引退
という大きな記事を掲載していました。
こんな具合に、海の向こうでも神秘的な日本の国技として知られる
相撲界だからこそ、その頂点に君臨する横綱には、
土俵上の強さだけではない「自覚」が求められるわけですね。
彼らの権利って?
「社命とあらば、命令の通りに」というのは
日本では当然とされる企業文化。
必要とあらば時間外労働も、土日祝日の出勤
だって驚くことではないでしょう。
この度、スペイン現地工場で生産活動を行っている
日産自動車が労働組合と衝突・・・
労組側の訴えは
『土曜日に働かせるな!!』
というもので、雇用調整計画(ERE)から指導を受けた
同社は、今週土曜日の出勤要請を取り消す決断を下したのだとか。
”従業員の権利”が守られるスペインらしい決定ではありますが、
単に、新型車種の需要拡大で増産を余儀なくされた会社が
1/23・30、2/6の臨時出勤を
要請しただけらしいんですけど・・・(^▽^;)
こんな事態は、日本では考えられないことですが、
普段から休日或いはバカンスを、有意義に過ごすために仕事をする
スペイン人達にとって、休日の出勤などは、
金をもらってもやりたくないことなわけですね。
以前、『バルサも関わる「カタルーニャの日」 』でも記載しましたが、
昨年日産のカタルーニャ工場が解雇した社員数は
およそ700人。
無駄な人件費を削減、筋肉質の経営スタイルを築き、
残された人員で、競争社会を生き抜く…
経営者から労働者への経営ビジョンは、
明確過ぎるほど示されているはずなのですが、
彼らにとっては、
「仲間がクビになった。
おまけに、土曜日まで働かすなんて有り得ん。」
という思考に至るのでしょう。
本件に関し、経営者との話し合いとストを繰り返している
スペイン人労働者達。
深刻な不況を乗り越えるため、各々が努力しようという
気持ちはないのか?
というのは、所詮日本的な考えなのでしょうか。
こんな苦い経験に耐えられず、
日系企業がスペインから撤退しませんように。
日常生活の様々な場面で、
無気力なスペイン人労働者を目の前にして、
腹を立てていたスペイン生活が甦ってくる複雑な報道でした。
屈辱!『俊輔はいらない』
バルセロナの地方紙 El mundo deportivoが、
中村俊輔の今後の動向を予想した記事を認めています。
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『自分はここに残る』
中村は、先週本誌に対し、自身の明確な意思をそう伝えていた。
彼のその言葉は、この冬の移籍を実行しなかったことで、
真実であることを証明したのだ。
彼はボロへの移籍を決断しなかった。
イギリスの2部でプレーすることでなく、リーガの後半戦での挽回を
目指すという選択のように見えるが、もしも活躍できなければ??
どうやら、彼は最悪のケースに対して「別の選択肢」を用意しているようだ。
彼の故郷日本のリーグの登録締め切りは2月。
もしも、これからの数試合(マドリー、デポル、マラガ戦)での出場機会
が巡ってこなければ、帰国を辞さない構えであることが、
関係者の間で確実視されている。
中村の期待への裏切りによって、エスパニョールはすでに
彼の移籍に対し問題視していない。
中村の最大の目的はW杯出場。これに対し、日本代表岡田監督は、
彼は重要な選手であるが、クラブチームでプレーできなければ
状況は変わってくることを12月に語っている。
これは恐らく、中村本人にとっては、ただ事ではない心配の種であり、
彼の日本サッカー復帰に滑車をかける要因となっているはずだ。
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日本のサポーターにとっては決して喜べないこんな記事の
すぐそばには、こんな見出しが躍っていました。
「マルケス他若者衆が”中村”の年を救った」
7人の新星が躍進した。
Javi Márquez, Raúl Baena, Víctor Ruiz, Dídac Vilà, Jordi Amat,
Javi López、そして Marc Pedraza・・・
晴々しくトップチームにデビューした彼らが
大きな期待に裏切られた中村体制を救った。
当初、期待と共に多くの記者とカメラマンを呼び寄せた中村が
多くの困難に立ち向かう中、彼を押しのけて現れた若者達がいた。
ハビ・マルケスはその象徴である。
(以下略)
結果が全てというのは当然ですが、
最近まで俊輔の才能を評価しながら『順応』を主題として
彼を追っていたマスコミも、あらゆる手段を尽くしてでも
サポーターを心がけていたチームからも「不要」であると
取れる発言・・・
通常、獲得した選手についての全ての責任を負うのは経営陣。
人々の目がこうした若手の躍進に向けられたお陰で
責任追及から逃れられている以上、経営陣の
『しこりを残さないように手放そう』という判断は、
賢明な選択なのかもしれません。
しかし・・・
『泣いても笑っても、あと1ヶ月』
そんな風には思いたくない(ノω・、)
俊輔のバルセロナ到着を
「俊輔。そう、キミこそ銀河系だ」
というお手製ボードを持って待ち望んだ彼は、
今、何を思うのか??
俊輔…
結果を残してくれ。
どこへ行くスペインリーグ
『リーガの試合開催日に異変 』でお伝えしていた
リーガエスパニョーラの開催日変更の件。
早くも実施が決定されました。
実施は2月12日(2部)と15日(1部)ですが、
それにより、
2月12日(金) 2部
2月13・14日 1部 2部
2月15日(月) 1部(マジョルカ×テネリフェ)
2月16・17日 チャンピオンズリーグ
2月18日 ヨーロッパリーグ
この週は、12~18日まで7日間、
毎日サッカー中継がテレビ放送されるスペイン。
以前も記述しましたが、
金曜日、月曜日に試合が開催されるとならば、
普段スタジアムに通い詰める熱心なサポーターの
足が観戦から遠のくのは必至。
テレビ放送により大きな金額を得ることが大義名分ですが、
月曜日(金曜日)にプレーするとなれば、主役となる選手達の
モティベーションは最悪ですよ~。
本件に関し、元マドリー監督のシュスター氏は
『日曜日に前泊。他のチームが試合を終えた翌日に
プレーして、そこから地元に帰れば明け方だ。
協会の決定は、選手やスタッフを気遣っているものとは思えない。』
と批判の声を上げています。
サポーター達の意見は賛否五分五分のようですが、
他のリーグの慣習はともかくとして、
週末のサッカー観戦を生き甲斐にしているソシオや
選手たちへの配慮を第一に開催していただきたいものです。
W杯の歩みが聞こえる
本大会の公式ソングが発表となりました。
これから本大会を迎えると、頻繁に耳にすることでしょう。
歌うのはソマリア人のK'naan、
さらにスペイン語パートを担当するのがスペイン人の
David Bisbal。

ビスバルは、国営放送のオーディション番組から飛び出した
人気歌手ですが、日本では郷ひろみ氏が
彼の持ち歌をカバーしたことで知られているのかもしれません。
ラテン系歌手としては、これまでサッカーの世界大会で
公式応援歌を歌ってきたRicky Martín、Enrique Iglesias等
に次ぐ快挙。
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