アトレティコの真の強さ
『カシージャスの後継者 』でご紹介したアトレティコ・マドリードの
GKセルヒオ・アセンホの厳しい状況。
先日のアルメリア戦でも先発出場した彼ですが、
試合終盤に不幸な形で失点を喫し、
引き続き嫌な空気を味わうこととなっています。
『カルデロンの観客が僕に指笛を浴びせるには
十分な理由があるが、自分はそれを乗り越え、
信頼を勝ち取らなければならない。』
とMARCA紙インタビューに答えたアセンホ。
決して楽しく仕事ができない状況下での彼ですが、
どうやら孤独感だけは感じていない模様です。
そんなアセンホを支えているといわれているのが
ホセ・アントニオ・レジェスの存在。
過去、『甦った男の凄さ 』で触れたように、
観客からも前監督からも完全に信頼を失った彼でしたが、
常にグランドに戻ることだけを考えて日頃の鍛錬に注力。
そんな準備を重ねていた彼は、
監督交代というビッグチャンスをしっかりと掴み、
現在、厳しい視線を送っていたはずのカルデロンのサポーター
からの温かい声援を浴びているのです。
窮地に追い込まれたアセンホが、
『自分に課せられた義務とは、
自分の仕事による効果を向上させ、指笛を拍手に変えること。
レジェスはその難題を果たしたし、自分もそれを果たせると
思っている』
と前向きでいられるのは、強靭な精神の持ち主であり、
プロフェッショナルのお手本であるレジェスのような
選手の存在のお陰かもしれません。
これこそ目に見えない立派な『チーム力』ですよね。
ピンチはチャンス。
彼には、こんな境遇を乗り越え、
真の一流選手を目指して欲しいと思うのです。
クリックのご協力お願いします
俊輔移籍交渉の落とし穴
2月23日。今日という日は、
俊輔のJリーグ復帰に向けた大きな一日である
といわれています。
昨日、横浜マリノスとの現地バルセロナに到着したのが
俊輔の代理人ロベルト佃。
今回は、横浜からの具体的なオファーを手土産に
戻ってきたわけですが、スペイン現地紙によると、
マリノスが提示するのは100万ユーロ。
エスパニョールはさらにこの額に、日本ツアー中止を
補填する100万の上乗せを期待していますから、
交渉の行方が心配されています。
今日にも開かれるといわれている会談には、
エスパニョールのマヌエル・フェレールマネージャらが
出席予定で、こうした金銭面でのやりとりがされることになりますが、
エスパニョール側が簡単に折れるとは思えないんですよね。
現地紙によると、比較的頭が固いといわれるエスパニョールは、
移籍金の価格には拘ることだろうと予測していますが、
彼らが熱望する日本・中国へのアジアツアーに関し、
ちょうど同時期にバルセロナがツアーを組むことが決定し、
いずれにせよ、先行き不安なツアー計画となりつつあるようです。
もはやエスパニョールの興味は「金銭」ばかり。
アジアツアーの収益が見込めないとなれば、
是が非でも売れるうちにマリノスに売却したくなることでしょう。
SPORTによると、こんな移籍話が雑音として周囲を取り囲む中
先週の練習に、これまでになかったほど熱心に取り組み
存在をアピールしていたという中村俊輔。
使ってもらえるならば、スペインに残ってプレーしたいと
思っているはずです。
そんなわけで、彼の移籍が最終決定しない限り、
『なぜ彼が順応できなかったのか??』
などということについては、触れないことにします。
クリックのご協力お願いします
人々はラウルを忘れていない
『ベルナベウはラウルを忘れていない』
そんなMARCAの見出しが気になりました。
記事の主題は、一昨日行われたマドリー×ビジャレアル戦で
木霊したラウルへの激励について言及しています。
スタメン出場を果たせていない彼が、
グランド隅でアップを始めると、”白い巨人”の
サポーターたちからの愛情を欲しいままにしたのでした。
そして、試合終了10分前にカカとの途中交代でグランドに姿を
見せると、彼がボールを持つたび拍手が浴びせられました。
そしてC・ロナウドがペナルティーエリア内でムニス・フェルナンデス
に倒されPKを獲得すると、マドリディスタ達は迷うことなく
ラウルに蹴らせる事を望んだのです。
しかし
結局はこれをトライしたのはシャビ・アロンソ。
スコアを6-2とし、チームの勝利を確定付けたわけです。
ペジェグリーニ監督も会見の席で
『ラウルに出場時間を与えていないわけではない。
彼を心から信頼している。』
とコメントし、C・ロナウドは、
『全ての模範となる彼は、10年から20年はさらにチームに残るべき。
ラウルの熱意ある職業人としてのイメージは、
マドリーの象徴となるべき存在なんだ。』
とチームキャプテンの存在感を絶賛していたそうで。
気がつけば、ラウルの出場時間は減る一方であるものの、
未だチームの中核をなしていることに変わらない様子。
何より、戦力としてのアピール機会を失っていても
この種の記事が、主要各紙の紙面に踊ることが
彼の偉大さを物語っているような気がするのです。
招かれざる客
昨年、バレンシア自治州のメスタージャで行われた
国王杯決勝「アスレティッ・クビルバオ×バルセロナ」
の決勝戦。
議論の的となったのが、この試合の観戦に訪れた
ホアンカルロス国王およびソフィア王妃が立ち会う中で
行われたスペイン国歌斉唱の場面。
これを指笛でこれを妨害し、
We are nations of Europe, Good Bye Spain
という大きな弾幕を掲げたのでした。
スペイン国営放送は、このような事態を事前に予測し、
国歌斉唱が始まると、他の応援会場の中継に切り替え
この模様の放送を回避したのでした。
そして昨日、悲劇再び。
スペインの民族問題を露呈する、
嫌な問題が起こりました・・・
問題が起こったのは、
ビルバオ州内で行われたバスケの国王杯決勝、
R・マドリー×バルセロナの一戦。
貴賓席に現れた国王と王妃。
拍手喝采どころか、
会場からは
"fuera, fuera"(出て行け。出て行け。)
の大合唱(((゜д゜;)))
その後、35秒流された国歌は
猛烈な指笛で消されるという事態に。
さらに、試合中にも、この『民族対立』は継続し、
R・マドリーのサポーターと現地のバスク人が
小競り合いを始めるなど、警官が介入する騒ぎも起こったそうです。
ちなみに試合はバルサが勝利。
マドリーのペレス会長は屈辱を味わいました。
こんな素晴らしいスポーツの晴れ舞台が行えるのは
誰のお陰でしょうか・・・
「国王杯」と謳われている限り、
本来は”最敬礼”されるべき国王が、
招かれざる客となるなどおかしな話ですよね。
そういえば、ペレス氏と並んで貴賓席で観戦した
バルサ会長のラポルタ氏も、会長の座を退いた後、
カタルーニャ自治州の独立 を果たすための
政界デビューを明言しているお方。
そんな貴賓や観客の冷ややかな視線を感じながら
茶髪、ピアス、華美なネイル
スペインMARCA紙に、日本スポーツ界における
国を代表する若者達のスポーツマンたる
精神の欠落についての記事を掲載しています。
日本水泳連盟が4月1日から適応するのが、
「茶髪、ピアス、華美なネイルは禁止」などを含めた
新しい競泳日本代表選手の行動規範。
なぜこの様な規範が適応されるのか。
きっかけはシンクロの選手の派手な容姿対して
日本政府が注意を与えたもの。
さらに遡ると、サッカー日本代表の選手達が
試合前に斉唱された国歌に対しての敬意を示さず、
マスコミによって厳しい警告を受けたり、
最も近いところでは、バンクーバーオリンピックに出場した
スノーボードの選手が、公式の衣服をヒップホップ風に
着こなし大きな問題となっている。
MARCA紙の敏感さにもびっくりでしたが、
MARCAのサイトにも掲載されたこの記事に対して、
なんと200近いコメントが寄せられているから驚きです。
中には「スポーツは結果が全て。拘束はいらない。」
というコメントもありますが、
「国を背負う責任は重い。
我々に日本の古き良き伝統を伝えて欲しい。」
「自らが国家の代表であることを再認識させる施策。
素晴らしい!!」
「ひとりのバカがいるだけで、我々はその国の
教育を疑うことだろう。」
などなど、大半が水泳連盟の決定に大賛成の声。
やはり代表選手の行動は、ひとつ間違えると
『世界の恥』に繋がることがわかりますよね。
今の日本では「スポーツだけできればOK」という
風潮を作ってしまったら、どんな事態に発展するかわかりません。
少なからず海外から見ても『異常』に映るような選手は
規範などで処分を加えるのは妥当な手段でしょう。
・・・などと、考えを巡らせながら、
スポーツ紙MARCAの情報収集能力は
素晴らしいなと感心するのでした( ´艸`)
クリックのご協力お願いします














