こんなスペインは嫌だ(3)
こんな『スペインは嫌だ 』でお伝えした
スポーツジャーナリスト、マノロ・ラマ氏のハンブルグでの
行き過ぎたレポート取材。
スペイン国内では、
アトレティコ優勝というめでたい話題に水を挿す
形となっている本件。
事件の発祥地、ドイツ・ハンブルグの地元紙”Morgen Post ”も
この話題に触れると、被害者とされるホームレスの
Kalleさんを直撃。
スペイン国内においては、時の人となっているKalleさんは49歳。
その日、愛犬との路上生活を強いられている彼に対し、
TVクルーが接近。
誰も撮影許可を取ることはないまま、彼を毛布で包んだそうです。
"Echarle pasta al amigo"
(友人に小銭を恵んであげよう)
と連呼したマノロ氏は、この騒ぎに対し
『傷心し、反省している』
と謝罪を表明。
このシーンを放送したテレビ局Cuatroも電波を使い陳謝すると、
インターネット上でも、謝罪のコメントを掲載しています。
・・・ですが、
テレビ局もマノロ氏本人も、視聴者への謝罪も良いですが、
最も不快感を与えたはずのハンブルグのkalleには、
謝りに行かなくて良いのですか??
CL決勝に向けて(5)
ようやく
ようやく
DHL国際便にてチャンピオンズリーグ決勝のチケット到着!!
よもや到着が試合1週間前になるとは・・・
思わずハラハラさせられました。
なにせ、発送予定は4/23になっており、
問い合わせのメールをしても、いつ発送するのかは
教えてくれないのです。
転売防止などの対策なのかもしれませんが、
相手がスペイン人だったので不安だったのが正直なところ(笑)
同じように不安を抱きながらチケットを待っていた皆さんも
無事に受け取っていますように。
今回はカテゴリー2なので、座席はイマイチですが、
僕のパワースポット”ベルナベウ”の空気を
味わうには申し分ないことでしょう。
なんだかんだで、向こうの大学で仕事できるのも楽しみだし、
今回は時間を見つけて美術館を巡り、
歴史を味わえたらなと。
住んでいた時には「いつでも行ける」と思っていた場所も
海の向こうとなると、不思議と飛んで行きたくなる。
マドリードに潜む窃盗団は恐ろしいけど、
更に怖いのは、1年半ぶりに再会する親友達との
飲み歩きだったりする。。。
わが息子よ。
”仕事”という大義名分を掲げ、
5日間も家を空ける父を許しておくれ。
バルサ優勝への足枷??
気が付けば週末。
いよいよ・・・というかとうとうというか、リーガ最終節が始まります。
最終節をカンプノウから中継するWOWOWさん。
現地で精力的に取材をされているそうで、
その足は、バルサの対戦相手のバジャドリーへも向き、
バジャドリードの街中でインタビューを繰り返していたそうな。
ここに来てメディアへの露出が極端に増えたのが
このバジャドリード監督のハビエル・クレメンテ氏。
自力優勝の根を摘まれてしまっているマドリディスタにとっては、
クレメンテの手腕がこの一年を決裁するとあって、
まさに『神頼みの』心境でしょうね。
十数年間このクラブを見守っている僕ですが、
このところTV放送もなく、どんなゲームをしているのかさえも
わからないので何ともいえませんが、
数字だけを見る限り7試合で勝ち点12獲得は、
決して悪いものではありません。
何より僕が信頼しているのは、現在もリハビリに励んでいる
シシーニョこと”シシ”からのメール。
『クレメンテはチームを変えた。
確かにその変化は目に見えている。』
クレメンテは、DFへの意識を新たに、
個々の仕事を明確化しているそうですが、
果たして優勝を目の前にしたバルサに太刀打ちできるのか??
もしもこの試合、彼らが敗れても他の試合会場の結果次第では
1部残留が叶うわけですが、例えば、ラシンは
すでに残留が決まっているスポルティングが相手。
実は、ラシンとスポルティングは、どちらもバジャドリードの
因縁のライバル・・・
バジャドリードを2部落ちさせるためなら、
スポルティングが力を抜くことさえ懸念されているのです。
クレメンテ監督は
『ラシン×スポルティングで起こりうることは、
サッカーを汚すものである。
我々が想像していることだけは避けなければ。
こればかりは当事者達が意識を変えなければ、
何も変化しないのだが・・・』
と本件を懸念。
新聞各紙には強気発言を躍らせているクレメンテですが、
本心は、他会場の結果が気になっているわけですね。
こんなスペインは嫌だ(2)
昨日『こんなスペインは嫌だ 』でご紹介した
スペインのテレビ局CUATROの問題のレポートシーン。
一晩経って、この報道が”やりすぎ”であると認識がされ
各方面で取り上げられているようです。
この問題のレポートを行ったのは、
スペインのスポーツジャーナリストであるマノロ・ラマ氏。
日頃からブラックジョークを持ち味にするお方ですが、
この日は、決戦を控えた決勝の地ハンブルグにて、
多くのアトレティコサポーターを引きつれて
路上生活者を取り囲むと
『我々スペイン人の温かさを見せ付けましょう』
と周囲を煽ると、
アトレティコサポーターは小銭やタオルマフラーを差し出し、
このホームレスを嘲笑う有様。
『このお金があれば、今晩の決勝戦を何か温かい者を
食べながら観戦できるでしょう。』
と締めたあたりは、まさに度を越えています。
日頃から、弱者を見下し優越感に浸る傾向にある
スペイン人たちが多い印象ですが、
この種の報道が問題視されたことに関しては、
少々ホッとさせられている自分がいます。
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価値ある紙の使い方
お恥ずかしながら、私が結婚式を挙げたのは一昨年の夏。
スペインからは、親友家族が4人で来日してくれたという
とてもありがたい思い出が残っています。
その際、彼らがどこかで日本の風習を学び、
『ご祝儀袋』にお祝いを包んでくれたのです。
家族一同。
そう書かれた袋に入っていたのは、
なんと「500ユーロ札」。
ユーロ圏で数年間生活をしていた私ですが、
日本円にするとおよそ6万円の紙幣を見たのは初めてでした。
彼らはその500ユーロについてこう言い残しました。
『その札は”ビンラディン”と呼ばれている。
誰もがその存在を知りながら、誰も見たことがないからだ(笑)』
日本で言うところの6万円札…
一体、本当に使い勝手が良いといえるのでしょうか??
なんと、スペイン銀行発表のデータによると、
スペイン国内における市場流通金額の59.8%が、
この500ユーロ紙幣によって占められているそうです。
この数字は、2002年の流通額と比較するとおよそ8倍。
数字だけを眺めると、まるで市民権をも獲得している
紙幣に思われがちですが、実は、この500ユーロ、
『闇の金』として使われるのに最も主流とされているという
顔を持っています。
なるほど。
闇の現金取引でも、目立つことなくコンパクトな形で
やり取りができますからね。
世界で最も大きな価値を持つ紙幣ですから、
その利用価値も絶大であるに違いありません。
ユーロを採用していないイギリスに関して言えば、
国内流通の500ユーロの90%は、
マフィアの薬物売買の取引などでの、
現金取引に利用されているとされており、
イギリス政府は、非公式ながら他のEU加盟国に対して
『このような大きな価値を持つ紙幣が本当に必要なのか?』
と、この紙幣の廃止を求める発言をする始末。
さてさて。
とても価値があるはずの500ユーロ紙幣。
滅多にお目にかかることはないでしょうが、
名実共に”ビンラディン”のような闇の帝王とは













