ガスコインの死んでも逢いたい人
元イングランド代表のスター選手ポール・ガスコインの
転落人生および彼が先日遭遇したの交通事故については
このブログでも話題にさせてもらいました。
彼はこの度、イギリスの日刊紙SUNのインタビューに答え、
今の心境を赤裸々に告白。
命を失っても不思議ではなかったという事故で、
肋骨を6本骨折し、肺に突き刺さるなどの傷を負った彼ですが、
その本音とは
『あの事故で死んでしまいたかったとも思ったよ、
だって天国のボビーに逢えるんだからね。』
ボビーとは、彼が最も輝きを放っていた当時のイングランド監督である
ボビー・ロブソンその人。
『彼がいなくて寂しいんだ。
イングランド代表には、ボビーのために優勝して欲しい。
ただ、それだけ願っていたんだ。』
突然の別れとなったロブソン氏の葬儀で
涙に暮れた彼は、未だ恩師の死を惜しんでいるかのようです。
しかし、幸か不幸か、今回の事故がきっかけで
両親が住む実家に移り住むこととなったガッザ、
『未だに朝起きることすら辛い。毎朝が戦いなんだ。
ただし、今は母も父も、それから息子たちもいる。
彼らが僕に戦う力を与えてくれるんだ。
お陰で今は誰に見られても恥ずかしくない家を手に入れたよ。』
アルコールおよびドラッグ依存症に悩まされ、
一時は住む場所さえも失っていたガスコイン。
亡きロブソン監督は、九死に一生を得た彼に
どんな叱咤激励をするのか。90年ワールドカップで、イングランドベスト4進出の立役者となり
世界にその名を轟かせたガスコイン。
「監督」「コーチ」・・・・
それが困難であるとわかっていても、
どんな形であれ、ワールドサッカーの世界に戻ってきて欲しい気がします。
世界は日本代表を評価している
6月29日深夜。多くの日本国民が、
”たった一本のPKに悔しさを滲ませた”。
サッカーに限らず、多くの世界でいわれるのが
『結果が全て』という言葉。
0-0
<サッカーを観戦する者にとって最も味気ないスコア。>
PKでの敗戦
<サッカーの勝者を決する上で、最も過酷な罰。>
日本代表は、善戦の甲斐もなく、
日本列島にこのふたつの”結果”を送り届けることとなった。
スペイン×ポルトガルほどの話題性はなくとも、
全世界に伝えられた「パラグアイ勝利」という結果は、
ある意味で世界を納得させたに違いない。
そんな世界中の人たちが「日本にはまだ早い」と口を揃えた『ベスト8』。
日本代表は、間違いなくその名誉にあと一歩の所まで接近し、
日本中の人々が、選手達の一挙一動に歓喜し、そして絶望した。
繰り返す。
6月29日深夜。多くの日本国民が、
”たった一本のPKに悔しさを滲ませた”
この事実こそが、「難攻不落の強豪国と互角に渡り合った」彼らが残した功績。
負けてあっぱれだ。
『サッカーは面白い』
そう認識、あるいは再認識した日本人が、
少なからず存在することに一番の意義があると思う。
こうした積み重ねが、日本のサッカー文化を深めていくはずだ。
ここで懸念される「熱しやすく冷め易い」日本人の国民性。
心痛極まる試合直後のインタビューにも関わらず、
日本サッカーの基盤となるJリーグの活性を願った長谷部誠が
キャプテンマークを背負っていた理由を理解した気がする。
本日のスペイン・スポーツ紙ASより抜粋
”ポルトガルを打ち破った我々の相手はパラグアイ。
堂々デンマークを力で捻じ伏せた、あの日本ではなかった。”
恐らくは、日本サッカー史における
ベストゲームであったであろうデンマーク戦。
我々は、彼らがしっかりと世界から評価されていることに
大きな誇りを感じるべきだろう。
死にぞこないだった日本代表は、
大会前のあの状態から盛り返し、本当に良くやった。
自国の代表チームの偉業を目の当たりにしたせいか、
その直後に観戦した、大好物のスペインサッカーが
実に味気ないものに感じられた。
大のサッカーファンとして、そして日本人として、
すぐさま他国の対戦結果に
議論と熱弁の矛先を向けられる気も知れない。
夜中の惜敗の悔しさは残るが、
今日この日、自分と同じく深刻な寝不足を抱えながら
仕事に、学業に励んだ人達が大勢いると思うと
なんだか微笑ましい。
スペイン紙が日本を「醜いアヒルの子」
スペインMARCA紙が日本×パラグアイを
Los patitos feos de octavos.
(ベスト16の醜いアヒルの子達)
どちらが勝っても史上初のベスト8となる
両チームを、後に美しく羽ばたく
”醜いアヒルの子”に例えています。
MARCA紙は、この試合の勝者が
ベスト8でのスペインの対戦相手となるであろう
この試合の一番の見所を「GK対決」と見ている模様。
今大会1点しか許していないパラグアイのビジャールと、
ここまでなかなかの動きを見せている川島を賞賛していますよ。
このビジャール。
私が最も推しているバジャドリードのGK。
この2年間見ていますが、所感では
セットプレー ×
ハイボール △
瞬発力 △
1対1 ○
お世辞にも「上手い」とはいえない選手でござる。
特に、セットプレーの対応が下手糞。
代表でやる気をもって試合に臨む際の彼の
パワーアップの度合いは分かりませんが、
セットプレーで潰すべし。
今シーズン、自分を含めた
バジャドリードのサポーターが
散々頭を抱えさせられた不安定な守備を
頑張れ日本![]()
パラグアイと100日。
いよいよ日本が決勝トーナメントに出陣ですね![]()
ベスト16に進出した日本の対戦相手はパラグアイ。
デンマーク戦で見せてくれたスペクタクルな
日本サッカーを思うと、自然と期待をしてしまいます。
思い切ってゴールを目指し、堂々戦ってもらいましょう![]()
そんな私が『パラグアイ』と聞いて思い出すのは・・・
過去、トヨタカップの観戦時に、
見ず知らずのパラグアイ人に同郷人と混同され、
(公用語のスペイン語ではなく)現地語である
グアラニー語で話しかけられたY君(笑)
久々の登場となりますYのスペイン残念日誌 の
主役Y君ですが、風邪をこじらせたと思いきや
病院に行ってみると百日咳だったそうです![]()
立派な企業戦士として働く彼ですが、
やはり疲労とストレスが重なり、
感染症には勝てないようです。
これをお読みの皆さんも気をつけてください![]()
百日といえば・・・
先日、生誕100日を迎えた我が子。
サイズの衣服を身に着けておりますよ![]()
幼子の彼は、サムライブルーは纏っていませんが、
彼が生まれた年に
『日本代表ベスト8進出』
なんていう歴史が刻まれたら最高だなぁと。
哀れ…FIFAの誤審対策
立て続けに頻発するW杯での誤審。
ベスト16という注目のカードで失態を晒した審判団ですが、
FIFAは、まるで彼らを擁護するかのように
公式のコメントを控えています。
この誤審の餌食となったカペッロ監督は、
ビデオ判定導入の必要性を訴えていましたね。
仰ることはごもっとも。
さらに元イングランド代表のアラン・シアラーは
『誰もがビデオ判定を求めているのに、
ある一名だけがそれを拒んでいる。』
とFIFAのJoseph Blatter会長を批判しています。
そんな厳しい意見も飛び交う中、
FIFAはこの騒ぎに対応するかのように、
今大会、以後スタジアムのビジョンにて
リプレーの再生を行わないことを発表したそうです。
この決定はあくまで”スタジアム内の安全確保”
のためとしていますが、今後もこのような誤審が起こり得ることを
前提としているところが、実に・実に情けない。
一部では法外とも言われるような放送権料を牛耳り、
巨額の運営費を手にしているFIFA。
今日・明日新たな施策を取り組むのは困難でも、
”過去から学び”、より良い大会を世界に届けるために
尽力する姿勢だけは、表現する義務があるはずです。
4年に一度の世界最大のスポーツ祭典。
現在日本中が沸き返っているこの南ア大会が
『間違いだらけの大会』と銘打たれることなど
ありませんように・・・
















