その喫茶店は学生時代から変わらずにある。

決してコーヒーが旨い訳でもない

居心地の良い椅子がある訳でもない

たまに来てブレンドを頼み、小説を読むだけ。

ただそれだけ。

そう自分に言い聞かせてる。

本当は、コーヒーなんて自分で淹れるし

小説なんて、くそ面白くも無い

ただなんとなく。

磨かれた窓に映る自分の顔が首を傾げる

遠い過去の記憶とそこにある未来



 ブラピすげ~。

双子+養子3人+女の子ですか・・。

俺も今から頑張ろうかなぁ。

でも朝から微妙なショットでした。

家庭的な父親の演出、またみんな真似すんだろーなぁ。

日本人は無理だろ。あの絵面には。

かみさんの尻に轢かれて優し過ぎる夫。

こう思うのは暴力的?

街中に前抱っこのパパが・・あの人も、この人も、黒服さえも・・

あぁ~現実的。



 昨夜のアルコールを流すために、熱めのシャワーを浴びながら思った。

交通信号制御に近代化の道は無いのか?どこが管轄だろう?

赤信号で停車して、目の前に見える次の信号機は青。

自分の信号が青に変わると、次の信号は赤になる。わずか百メートルくらいで。

絶対「エコ」ではない筈。事故防止になってる?のだろうか?

せめて国道と名の付く幹線道路は、もう少し流しても良いのではないか。

車も進化し、ETC着装車も増え、もっと制御の仕方もあると思うのに。

なぜタイマー?こう思うのはドライバーの「エゴ」?


 昨夜は気の合う友人とバーで飲んでいた。

出来れば一緒に飲みたくなかったお転婆娘が合流。

確かにいい女である。彼女の愛車はハーレーのカスタム。

ワイルド気取りが愛らしい。

似合い過ぎてるから野郎共の視線攻撃の的。

話せば、屈託の無い笑顔が絶えず、決して媚びる事の無い言葉。

みんな陽気になれる。店のマスターも大歓迎の良い客でもある。

ただ・・。

飲んだ後は男と寝ないとダメらしい。男を狩るために酒場に来るのかも。

そりゃぁ、彼女とベットを共にするのを拒む男など皆無であろう。

残念ながら馬が合わない男もいる。まるで磁石の同極同士になってしまう。

ベッドの中では獣と化す彼女。決してSではないのだが、とにかく責める。

そんな彼女に嫌々ながら合わせてしまった自分。

頭も勘もいい彼女は気付く訳で。

それから執拗に狙われ続ける事になった。

店の中が最高潮と思われる頃、友人に先に帰る事を伝え、トイレで深呼吸をし、

忍者よろしく店の外へ・・。

ほっとして最近お気に入りの小料理屋へ。

ここのおばちゃんが作るお通しはいつも旨い。

お通しをおかわりする失礼な輩は俺くらいだろう。しかも2度も。

酔っ払いの我が儘を許すのは女将の人柄

しかし気持ち良い位に怒られる。

にやにやしながら怒られ説教を聞く。心地よい・・

この年になって、怒ってくれる人なんてそうそういません。

呆れ顔で女将が他の客のほうへ立ち去り、コップの中を空にして

帰ろうとした時・・。

ガラガラ・・と戸が開き客が入ってきた。

「いらっしゃい」の女将の声を聞きながら、客の方を見たとき

酔いが一気に醒めた。

何故この店に居るのが判ったのか不思議だった。

そんな俺の頭の中はお見通しといわんばかりに、不敵な笑みと共に彼女は横に座った。


くそっ! 頭の良いバカは嫌いだ!