その喫茶店は学生時代から変わらずにある。

決してコーヒーが旨い訳でもない

居心地の良い椅子がある訳でもない

たまに来てブレンドを頼み、小説を読むだけ。

ただそれだけ。

そう自分に言い聞かせてる。

本当は、コーヒーなんて自分で淹れるし

小説なんて、くそ面白くも無い

ただなんとなく。

磨かれた窓に映る自分の顔が首を傾げる

遠い過去の記憶とそこにある未来