こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
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ディップスは、ディップスバー(平行棒)を利用してヒジの曲げ伸ばしを行うことで、主に大胸筋下部を鍛えることができます。
大胸筋は胸板を形づくる扇状の筋肉で、鎖骨部(上部)・胸肋部(中部)・腹部(下部)で構成され、主に肩関節を水平内転する(腕を横から胸の前へ閉じる)働きがあります。
ディップスではバー(平行棒)をつかんでヒジを横に突き出し、上体をやや前傾して胸の下方向へ腕を閉じていくことで、主に大胸筋の下部を鍛えることができます。
また、ヒジの関節を伸展する(伸ばす)ことで上腕三頭筋(上腕の裏側、二の腕)が、肩の関節を屈曲する(後方に引かれた腕を前方へ押し出す)ことで三角筋(肩)前部が鍛えられます。
その他、背中側で肩甲骨が下制・外転する(下がりながら外側へ開く)ことで前鋸筋(ろっ骨の外側)や小胸筋(大胸筋の深部)などが補助的に働きます。
ディップスバーがない場合は、プッシュアップ(腕立て伏せ)でも代替することができます。
(下部を鍛える場合は手をベンチにつくか、ヒザを床につくように上体を上げて行うと効果的です。反対に足をベンチに乗せて上体を下げると大胸筋の上部が鍛えられます)
また、大胸筋を鍛える場合は(腕を胸の前で閉じるように)わきを開いて、上体は前に倒して行うようにします。
わきを閉めて上体を立てて行うトライセプスディップスだと、ヒジの曲げ伸ばしが大きくなり、主に上腕三頭筋(二の腕)が鍛えられるようになります。
(↓トライセプスディップスについては、こちらもご参照ください)
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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