殿筋(ヒップ)が硬い人向けのストレッチ | 【筋トレ&ストレッチ】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治

【筋トレ&ストレッチ】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治

ボディメイク・ダイエット・腰痛肩こり予防など
世田谷区「ティップネス明大前」&東京・神奈川の24時間ジム
パーソナルトレーナー佐藤公治のブログ

こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。

 

 

 

殿筋群(お尻の筋肉)は、表面の大殿筋からその下の中殿筋・小殿筋、さらに深層の外旋六筋と大小の筋肉が複雑に入り組んでいて、(他の股関節周辺の筋肉と連携して)脚を多彩な方向へ動かす働きをしています。

 

 

 

立ち上がる・歩く・階段を上るなど、日常的に体を支えて動かす筋肉になりますが、普段からケアしていないと硬くなりやすく、そのため下半身が疲れる一因となります。

 

 

殿筋には、主に股関節を伸展する(脚を後方へ振る)・外旋する(外側へひねる)働きがあります。

 

(中殿筋や小殿筋には、股関節を内旋する:脚を内側へひねる働きもあります。この他にも、外転・内転する:外側に開く・内側に閉じる動作にも関与しています)

 

 

大殿筋のストレッチには、仰向けになって足首(くるぶしより上の部分)を反対の脚の太もも(ヒザの上)に乗せ、胸のほうへ引きつけるといったやり方があります。

 

(座った姿勢でヒザを立てて行ったり、イスに座って行うこともできます。腰が丸まらないように注意)

 

応用編として、脚を卍形(両ヒザを約90度に曲げた姿勢)にして座り、前脚に上体を近づけていくやり方もあります。

 

(おへそを突き出すようにして軽く背筋を伸ばし、前脚のヒザ側へ上体を向けていくと、中殿筋もよく伸びてきます)

 

 

殿筋の柔軟性には個人差も大きいので、最初は無理をしないように。(背筋を軽く伸ばして脚を胸に抱え、そこから徐々に太ももを外側へ回すようにします)

 

殿筋の柔軟性が増してくると疲労回復のほか、骨盤の左右バランスが整い腰痛・歩行時のふらつき・X脚の改善などの効果も期待できます。

 

 

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

 

●パーソナルトレーニングのご案内

世田谷区・フィットネスクラブ>>「ティップネス明大前」 (会員専用>>iTIPNESS

東京・神奈川の24時間ジム出張パーソナル>>「アスエミ」