こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
腸腰筋群(大・小腰筋、腸骨筋)は、股関節前面(太ももの付け根)にある筋肉の総称になります。
腸腰筋群は、股関節を屈曲する(脚を前方へ振り上げる)働きがあり、歩く・走る・階段を上るなどの際に脚を前方に持ち上げる役目をしています。
ここが弱くなると、(脚が上がらなくなり)つまずき・転倒の要因になるといわれています。
(腸腰筋を強化するには、ニートゥチェストなど脚を胸に引きつける種目が効果的です)
また大腿四頭筋(太もも表)とともに、腸腰筋の柔軟性が欠けてくると骨盤が前傾して(前に引っ張られて)、バランスをとるために上半身が「反り腰」になり、腰痛の一因となることがあります。
腸腰筋のストレッチは、脚を前後にして、片脚を後方へ引いていくと股関節の前面を伸ばしていくことができます。
注意点は、腰を反らせないようにすること。(手を床につけると安定します。前脚が引っかかる場合は、手を内側についてもよいです)
腸腰筋の柔軟性の有無は、内転筋(内もも)や殿筋(ヒップ)などと一緒に下半身全体のストレッチを一通り行ってみるとわかりやすいです。
硬い場合はまずストレッチ、そうして動きやすくなってきたら筋トレを加えていくと姿勢も良くなり、体も引き締まってきます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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