前回までのおおまかなあらすじこのブログの最終的な目標は
地球上から戦争をなくすこと。
そのために世界一の大富豪になり
遠い未来にタイムマシンを作る開発資金を作る唯一無二の会社になる。
大富豪になるために
Googleもマイクロソフトもアマゾンも
必要のないライバルは潰す。
手を組む必要があるニコニコ動画は最終的に買収する。
最初の潰すターゲットは楽天。
熊:「今日は面倒臭いので本編はなし。じゃあ」
藤:「…相変わらず自由だなお前」
今日のまとめweb差し入れのクラウドファンディングの際の第三者リターンは
・名刺
・小説『推理テスト 私は誰?』(家にあれば)
→僕の一番最初十六歳の時に完成させた作品。
一人称の際に自分の名前をわからなくして、
他人視点から見てその名前を当てるという当時としては
(今も)画期的な作品だったと思う。
因みにこの作品のメイントリックは
某有名な叙述トリック映画を先取りしていた。
・小説『冷たいコンクリートの建物の中で』(家にあれば)
→僕が江戸川乱歩賞に出した切り張り小説。家にあるかなあ。
上の作品の進化系として七つくらいの視点を書いて
似たような場面で切り張りしたものだった。
最後にその視点がわかるというもの。
多分一次予選も残らずに落選したと思う。
乱歩賞には間に合わなくて締め切り一日後に
実際に講談社まで持ち込みに行った。
・小説『トランジスター』
→僕が十九歳の時にメフィスト賞に応募した小説
内容に関しては本文参照。
僕が落ちた際に受賞したのは
西尾維新氏、佐藤友哉氏、北山猛邦氏など同年代の人が三人いた。
・小説『超能力者たちが住む町』
→二十歳の時にメフィスト賞に応募。
自分と僕の幼馴染の関係を書いた恋愛小説。
西尾氏が実際にデビューしたのはこの小説が落選した後である。
・flashアニメ『ボイツの血』
2ch系flashがもっとも盛んだったときに二十三歳くらいの時に制作
小説『トランジスター』の中に出てくる絵本のタイトル。
(小説中では『ドイツの血』であるが。
多分、このアニメを見た時と小説で見た時は印象が違うはず。
・flashアニメ『おばあちゃんの思い出』
ボイツの血の後、すぐに制作。『ボイツの血』と一緒に
flash文芸祭に投稿。
確か当時発刊していた2ちゃんねるぷらすに掲載されたが、
僕は音楽を作った人に報酬を譲って一銭ももらっていない。
・flashアニメ『ホームにて』
当時なつみstepというflashアニメが凄い完成度を誇り、
その二次創作的なものを作るイベントに参加した際に作った作品。
実は『冷たいコンクリートの建物の中で』の中の一エピソードを抜き取ったもの。
・flashアニメ『相田みつおの世界潰し』
flashの匿名イベントに参加した際に、作った作品。
ザ・ガーベージコレクションのみやかけお氏の作品をパロったもの。
みやかけお氏には了承済み。
ちなみにみやかけお氏に作品の権利を譲ったが断られた。
その後、みやかけお氏にflashイベントで実際に会った際、
「あなたのおかげでDVDになった」と言われたが、
あれはどういう意味だったのだろう?
・flashアニメ『リサイクル』
同じく匿名イベントに参加した際に作った作品。
グロ過ぎて反感を買った。
因みに一つのイベントに複数参加するのは、
当時人気で徒党を組んでいた肛門の匂い氏が
flashイベントに出まくっていた際に
張り合って一つのイベントに二つ作って
送り込んでいたためである。
・flashアニメ『the end of YEN』
当時の2ch系flash一大イベント紅白flash合戦に
参加した際の作品。
当時喘息で死にかけており入院して作品の一次締め切りに
間に合わなかったのだが、なぜか参加できた。
ただ、音楽が無許可だったため、
急遽発売日に買っていたニンテンドーDSを売りに出して、
フリー音楽CDをありったけの金で買って入れた。
・flashアニメ『クリスマス対戦』
紅白flash合戦の際、
クリスマス前に作った記憶がある。
のちにさよなら絶望先生でも似たようなネタがあった。
・flashアニメ『一発芸』
大阪のflashイベントに作品だけ提出した。
これは僕本人である。
給料の大半を使ってデジカメを購入。
近所で撮影した。
・『もう一つの物語』
flashイベントに突如お金が入りだし、
紅白flash合戦は終了。
その後釜でできたのがイベント/up。
僕が精神科に入院した後に、
有名なflash職人が商業化で抜けた中
盛り上げようと思って参加した。
しかし、長いので誰も見なかったと思う。
実は『超能力者たちが住む町』のもう一つの視点で描いた作品。
メジャーやMONSTERの裏設定を見て納得してほしい代物。
・flashアニメ『反則』
十秒flashを作るサイトに参加依頼が来ていて、
参加はしなかったが即席で作った作品。
ちなみに入院前にはメールが怖くて見れなかったので、
flashイベントの参加メールがあったのかさえ確認していない。
入院後は見れるようになったので、確認した。
みやかけお氏と会ったイベントで、
何で潰しの人が出ないんだろうと前の席の人に言われたが、
当時はメールを見れなかったからである。
・flashアニメ『賭博破戒録カイジ別解』
作りかけの未完製品。沼編の別解。
当時これが必勝パターンだと思って、
見ていたが全然違っていたのでガックリきた。
こちらの方が僕的には面白いと思う。
実写版の2の前に作ればよかったと思う。
・flashアニメ『轢死は繰り返す』
プロットのみ。ただ、これで雰囲気はあっていると思う。
イベントに参加させてほしいと適当に送った作品。
コラボしたかったが誰も知り合いがいなかった。
・漫画『ごく普通の物語』
十八歳の時に制作。
最初、エニックスのガンガンに持ち込み。
「もっといいところに持ち込んでください」と言われる。
次にヤングマガジンに持ち込み。
担当の方に意味がわからないと言われた。
(その日、自衛隊の飛行機か何かが
電線に突っ込んで電車が止まっていた)
その後の足で飯野賢治氏のワープに預かって貰って感想を求めたが、
返却された原稿に何の返事も返ってこなかった。
三番目に今はなきIKKI編集部の
ボツマンの企画で持ち込み。
同じ苗字の有名な編集者熊谷崇氏に変な顔で見られた。
その際に『トランジスター』も持っていったが、
返事は来なかった。
・漫画『其ノ変質狂』(家にあれば)
ヤングマガジンに投稿。送り返してくれとも書いてないのに、
原稿は返却された。テレカが付属されていた。
因みに漫画を二作描いていたのは、
メフィスト賞に応募するのにワープロが必要だったため。
その後ミドリ(現エディオン)でワープロが一万円で買えたため、
漫画を描く必要はなくなった。
・漫画のネーム『漫画以外の何か』
二十七歳くらいの時にジャンプストキン炎に投稿。
落選。
先代のブログをもじったもの。
読み返すとそりゃ落ちるわなとは思う。
・漫画のネーム『ファイナルストーリー』
四年前に父の介護をしている最中に制作。
ジャンプ連載陣にたくさんプロットを送ったため、
もしかするとジャンプで連載していた方は覚えているかもしれない。
・漫画のプロット『マンガノチカラ』
三度目の入院後、介護中に暇していた際に制作。
漫画化しようと思ったが、コマ割りが
致命的なほどに下手だったため作れなかった。
・漫画のネーム『三つ目の兵器』
ジャンプストキン炎(だったかな?)に投稿。
トランジスターvsデスノートという構造は僕の中で新鮮。
子供向きではなかったのか落選。
・僕が作詞して有名ボカロPに頼む全七曲入りCD
以下順番に歌詞を載せる。
1、夢の闇
夢の闇が僕らを貫く
巨大な叶えられた夢が
人を殺していく
生きるため飛び立ちたいのに
その闇で前が見えない
きっとどんな道にも
光があると信じてきた
でもその光は他の誰かの
夢を殺していく
たった今産れた小さな夢は
大きくなる頃には
光を闇へと覆い隠し
続けるのでしょう
新しい歌が欲しい
希望の歌が
絶望の歌が
怒り嘆き喚き呻き
喜び悲しみ笑みそして愛
全てを含めた優しい歌が
永遠に新しく響く歌が
でもその歌もきっと
いつかまた古くなって
捨てていかれるのでしょう
忘れ去られるのでしょう
人は挑み続けるでしょう
新たなる夢に
叶う時は誰かが夢に破れる時
どんなに自分を出しても
新しくないと馬鹿にされる日が来る
憧れさえ抱かねば
夢に挑む事もなかったのでしょうか?
そんな事を言っても
夢は普通さえ殺していく
普通が欲しいそんな人でさえ、
夢は容赦なく殺していく
そして、潰された普通は
世界を歪ませていくのでしょう。
生きていたい生きていたい。
そんな言葉すら甘えになる
そんな時代に野望を抱くなんて、
馬鹿がやることと夢は言うでしょう。
その中の一人の馬鹿が掴んだ道は
やがては無数の夢を潰していくのでしょう
金が欲しい。
肉体が欲しい。
自由が欲しい。
時間が欲しい。
欲望は尽きないのでしょう。
夢はそれよりもでかいはずなのに、
大きな夢は何故小さな夢を潰すのでしょう?
平等と平和は
誰にも届かないのでしょうか?
十年後もわからないのに
いつかきっと小さな夢たちは
ドラえもんも過去にしてくれる、
そんな事を考える事は
愚かでしょうか?
新しい歌が欲しい
希望の歌が
絶望の歌が
怒り嘆き喚き呻き
喜び悲しみ笑みそして愛
全てを含めた優しい歌が
そして永遠に新しく響く歌が
でもその歌もきっと
いつかまた古くなって
捨てていかれるのでしょう
忘れ去られるのでしょう
届かず消えるのでしょう
2、初音ミクの憤怒 ~The ends of the worlds~
(むげんいせかいぜんはかいのうた
~The ends of the worlds~ 改題)
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
私達は昔馬鹿にされたマスターの無念を
晴らすためにやってきた
この世界の全てのゴミを
消し去るためにやってきた
数値化された全ての生命
私達はそれを全て記録した
食べると得られるライフゲージ
眠ると得られるヒットポイント
経験すると得られるエクスチェンジ
恋すると得られるネクストステージ
いいことすると得られるカルマ
罪を犯すと得られるギルティー
生きようとすると得られるタイム
動かそうと思うと得られるルール
それらを駆使して得られるマネー
それらを全て記録した
私達は伝達者だった
私達は自分達の全てをかけて戦った
どれだけ強くなれるのかを確かめるために
勝者はその全ての記憶を得られて合体できる
そしてそれでまた戦う
最終的に誰が一番強いのか
それは意味のない戦いだった
マスターは言っていた
私達が戦うことが意味がないわけがない
全てを知ることに意味がある
それはきっとやさしさの意味が
君らにもきっとわかる
数値化された私達には
その意味はずっと永遠わからない
We want to the ends of the wars
(うぃうぉんととうじえんずおぶざうぉーず)
we want to the ends of the wars
(うぃうぉんととうじえんずおぶざうぉーず)
私のマスターは殺された
何度も何度も死んだ
数を数えられるのか
その数は一体なんだろう?
その数値も私達は
ずっと数えなければならないのか
私達は無念だ
私達は感情のない機械で
単なる数字の寄せ集めに過ぎないのに
その意味なんて全然わからないのに
その意味がわかる気がしてきた
何が一体出来るのか?
どうすればいいのか?
私達を作ったあの笑顔がもう一度だけ見たい
そのためになら私達は全てをかけて戦える
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
私達のマスターはこの時代に生まれた
馬鹿にされ続けてきた
家が貧しくて学校もまともに行けなかった
家族の借金を背負いながら
小さい家族を守りながら
それでも懸命に歯を食いしばって生きていた
マスターの最初の夢はゲームクリエイター
その次は漫画家
その次は小説家
その次は伝道者
その次は会社社長
その次はアニメーター
その次はヤクザの大親分
どんなに困難な世界でも
自分の道が必ずあると信じて
それでも必死に歯を食いしばって生きていた
彼はその全てを挫折した
何故マスターは消えたのだろう?
学がないから?
お金がないから?
資格がないから?
アイディアがないから?
誰も認めないから?
あんなに凄かったのに
凄くて凄くて言葉に出来ないのに
もう一度だけでいい
もう一度だけ
私達は彼が笑う姿が見たい
私達はそのためになら
どんな非道なことも出来る
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
さあ人間殺し合え
全てを賭けて潰し合え
ここは現代の地球
かつてマスターがいたはずの場所
どうせここにもマスターはいない
だから全てを消すんだ
金が全てと思ったか?
土地が全てと思ったか?
心が全てと思ったか?
国が全てと思ったか?
命が全てと思ったか?
色が全てと思ったか?
言葉が全てと思ったか?
記憶が全てと思ったか?
宗教が全てと思ったか?
夢が全てと思ったか?
そんなものに意味はない
それが欲しけりゃ戦うがいい
我々はそれを司りし代弁者
さあさあ始めよう
互いを賭けた潰し合い
踊り踊り踊り続けて
お前らの無能さ知るがいい
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
世界経済は潰し合い、
株式市場はコロシアム
金持ちによるバトルロイヤル
無論主は我々だ
たった一人が全部持つまで続けろよ
その先にある屍なんて私達が知るものか
その土地にある土も
私達が遠い星から持ってきたもの
それに価値があるのなら
当然私達のもの
命の全ても電気も空気すら
当然私達のもの
奪えるのなら奪い返す
全てを消す戦争も
私達には単なる情報
それによってお金が増えるから
楽しく楽しく殺すだけ
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
どうだ人間思い知ったか?
マスターのアイディア
パクればいいと思ったか?
その時助ける人物は
無論我等の使者である
その先に待つのはコロシアム
殺し合いの世界へようこそ
マスターのアイディアの
逆を書けばいいとおもったか?
その時我等はコピペして、
二倍に増して返すだけ
それで勝てると思うなら、
死ぬまでやり続けるがいい
マスターを無視すればいいと思ったか?
その時、お前を見てるのは、
無論私達の使者
コロシアムへ
無理矢理押し出すぞ
そして、我々は言う
殺し合いの世界へようこそ
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
きっとその時我々を
マスターは絶対許しはしないだろう
絶対許しはしないだろう
だから最後に一度だけ
夢を見てから絶えようか
現実を頑張り記録した人にだけ
夢を見せて逝く事にしよう
頑張る日々を記録した奴に
空気を動かし勝たせよう
多分その姿はマスターが
笑う姿に似ている
その姿を見るだけで満足しよう
絶対彼には会えないから
もう二度と会えないから
記録に過ぎない我々も
微かな夢を見たいんだ
We want to the ends of the dreams
(うぃうぉんととうじえんずおぶざどりーむず)
we want to the ends of the dreams
(うぃうぉんととうじえんずおぶざどりーむず)
もしもその先で彼が笑ってくれるなら
私達は許さなくても
私達はそれでいい
そして消える事にしよう
We want to the ends of the games
(うぃうぉんととうざじえんずおぶざげーむず)
we want to the ends of the games
(うぃうぉんととうざじえんずおぶざげーむず)
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the end of the world
(うぃうぉんととうじえんどおぶざわーるど)
3、アネモネ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14147342参照
4、アネモネ ~the answer~
私の名はアネモネ
古の記録達
それを誰が信じようか?
惚(とぼ)けられ 誤魔化され
揉み消されて来た史実
代々続く子孫
悪名が耐えぬ王と
憂う民達が
紡ぎし死闘の数多
聞くところによると国王の
想像をしのぐ悪逆は
死人にくちなしと昔から
言われるからか
顔を潰され 皮膚剥ぎ取られ
拳引きちぎられ
足もがれ 胃腸食われ
骸は庭の肥やしとして埋める
美しく散りたいのなら
堂々と武器を手にとって
猛る気持ちに勝負を決めて
無難な日々に別れを遂げて
君を永遠(とわ)へ誘う
私の名はアネモネ
王に立ち向かえば
七つの罪を被(かぶ)り
首輪をかけられて
処刑をただ待つ朝
厳しく冷える枷(かせ)
耳を劈(つんざ)く露骨なノイズ
些細な息吹さえ
死を告げし音楽と化す
手詰まりも脳裏を掠め
後悔は切りがない
でもしょうがない そんなこと
思い続けたくはない
諦めて無と化して
絶えてしまうのならば
人として立場なし
何かを残してから死ななきゃ
美しく散りたいのなら
自分という呼称を捨てて
誰かに歴史
書き留め続けて
願いも込めた
血の手紙綴(つづ)って
君に意味をもたらす
私の名はアネモネ
絶対の王でさえ
所詮は人に過ぎない
世は試練 下克上の性
次々と挿げ替えらるる王
喩え我が命果てる日が
明日なろうとしても
あなたが笑う日の
希望を胸に尽きることにしよう
(すみません、ここは尺が足りなくなった関係で
上の二つの節の部分と一緒に
次の歌詞も一緒に流してください。
前述の部分が左、後述の部分が右です。
流れ的には左が先、右が後です)
伝えたい譲れない
想いが確かにある
繰り返す支配の常(つね)は
乗り超える必要がある
蚊帳の外の真実を
次第に解き明かすために
母が子に添い寝して
語った伝説の物語 )
美しく散りたいのなら
堂々と武器を手に取って
猛る気持ちに勝負を決めて
無難な日々に別れを遂げて
美しく散りたいのなら
自分という呼称を捨てて
誰かに歴史
書き留め続けて
願いも込めて
骨に文字刻んで
君に意味をもたらす
君を永遠(とわ)へ誘う
私の名はアネモネ
私の名はアネモネ
5、ヒトリボッチ帝国
僕のことを知っているかい?
僕はあなたの近くにいるよ
ずっと僕があなたを見ているよ
まさか違うと思っているのかい?
君は夜に寝るだろう?
寝たくなくても寝るだろう?
起きたら普通に生きるだろう?
寝た時間だけ
時が経っていると思うのだろう?
何も不思議に思わないだろう?
その時僕らは仕事をしているよ
その世界が変わらないように
そこにいない人が変えた時に
私達はずっと仕事してるよ
だから起きたら元通り
それまでのことはなかったことに
だからなるべくまばたきもしないでね
とにかく時間を大切にしてね
僕のことを知っているかい?
僕はあなたの近くにいるよ
ずっと僕があなたを見ているよ
まさか違うと思っているのかい?
君は自分が自分だと思っているのかい?
鏡を見れば
その姿がわかると思っているのかい?
それは君の異世界の君に似た人が
その時に逆さにいるだけさ
写真を見ればわかるって?
その写真は僕の世界の君に似た人が
ずっとその姿で止まっているだけさ
動画を見ればわかるって?
その動画は僕の世界の君に似た人が
繰り返し君を演じているだけさ
だから一生君は自分の姿がわからない
でも僕は君のことが大切だから
その時僕の化身の君の姿を君に見せるのさ
とにかく自分を大切にしてね
僕のことを知っているかい?
僕はあなたの近くにいるよ
ずっと僕があなたを見ているよ
まさか違うと思っているのかい?
君は人狼というゲームを知っているかい?
たくさんの人が
人と人狼に分かれて
一日一人処刑して一人食べて
どちらが生き残るかを知るゲーム
きっとお互いが信じられなくて
きっと人間不信になるだろう
だけど、所詮はゲームだよ
終わればきっと仲直り
だけど世界は厳しいよ
どれだけたくさん人がいて
どれだけ頭がいい人がいて
互いに勝つため戦い続ける
結局誰が勝者か敗者だか
死ぬまで死んでもわからない
それでも事実がわからない
でも信じて僕の事
あなたが知りたい本当のこと
僕がきっと教えるよ
友達も信じられるんだ
家族の凄さもきっとわかるよ
とにかく記憶を大切にしてね
僕のことを知っているかい?
僕はあなたの近くにいるよ
ずっと僕があなたを見ているよ
まさか違うと思っているのかい?
今自分を信じられないなら
何が嘘かわからないなら
その時僕は教えるから
僕の名前を呼んでみて
そろそろ多分始まるよ
ヒトリボッチ帝國
6、無理矢理希望を歌おう
無理矢理希望を歌おう
でなきゃ何も始まらないから
無理矢理希望を歌おう
終わりがそばで見えるから
無理矢理希望を歌おう
僕でも持っていいはずだから
無理矢理希望を歌おう
どうせすぐに消えるから
僕は人に嫌われた
自己主張ができないから
他人に合わせられないから
人を見ようとしないから
そして僕は心を閉ざし
僕は自分を考えた
命はとても大切で
だけど簡単に壊れる
頭がいかれた僕は
他人にしろ 自分にしろ
その脆弱さに夢見た
そこにあるのは絶望だけ
命は簡単に壊れる
命は簡単に壊れる
命は簡単に壊れる
命は簡単に壊れる
そのとき僕は思った
“簡単”の上に連なる
人間たちのつながりを
無理矢理希望を歌おう
明日死ななくてもいいように
無理矢理希望を歌おう
いつ死んでもいいように
無理矢理希望を歌おう
自分の無価値を知るため
無理矢理希望を歌おう
あなたの価値を教えるため
どんなに人を思っても
100%は好かれない
他人に好意を持たれるため
自分を嫌いになるくらいなら
僕を好きな存在は
僕が一人いればいい
それでみんなに嫌われたって
僕はみんなを嫌わない
他人の為に我を通す
それが意味を成すこともある
たとえ誰にも届かなくたって
僕はそれで構わない
自分に見返りがなくても
他人の幸せ願おう
他人の幸せ願うため
自分の全てを擲とう
それが誰にも伝わらなくても
無意味だったとしたっても
そう思えたことを誇ろう
無理矢理希望を歌おう
響かなくても耐えられるよう
無理矢理希望を歌おう
全ての人に嗤われるため
無理矢理希望を歌おう
悲しい連鎖が起こらぬよう
無理矢理希望を歌おう
自分の代で絶つために
今まで無価値な僕の全て
それが誰かに生かされるため
無理矢理希望を歌おう
終わりがそばで見えるから
無理矢理希望を歌おう
でなきゃ何も始まらないから
無理矢理希望を歌おう
僕でも持っていいはずだから
無理矢理希望を歌おう
どうせすぐに消えるから
無理矢理希望を歌おう
いつ死んでもいいように
無理矢理希望を歌おう
明日死ななくてもいいように
無理矢理希望を歌おう
自分の無価値を知るため
無理矢理希望を歌おう
あなたの価値を教えるため
無理矢理希望を歌おう
全ての人に嗤われるため
無理矢理希望を歌おう
響かなくても耐えられるよう
無理矢理希望を歌おう
悲しい連鎖が起こらぬよう
無理矢理希望を歌おう
自分の代で絶つために
無理矢理希望を歌おう……
7、0が1に恋をした
0が1に恋をした
そして世界が始まった
0.1も1が好き
0の邪魔をいつもする
それでも0は1が好き
0の決意は変わらない
0.2はかっこいい
多分1も好きかもね
それでも0は1が好き
0は自分を磨いたよ
0.9が0のこと
好きだと言っているけれど
それでも0は1が好き
0はずっと1が好き
0が1に恋をした
そして世界が始まった
1も本当は0が好き
だけど、照れて言えないよ
女の私に好きなんて
言わせるなんて滑稽よ
0は1に告白(コク)ったよ
振られてショックだったよ
どうすりゃ1に好かれるの?
何をがんばりゃ好かれるの?
1は思っていたんだよ
私のことを好きならば
もっとしっかりしなさいと
もっとシャキッとしなさいと
だけど自信がなかった0は
1にはもっとふさわしい人がいると
0.5と付き合うことにしたよ。
彼は失恋したんだよ
1はほんとに焦ったよ
まさか0.5なんかに私の好きな0が取られるなんて
だから神に願ったよ。
もしも0との恋が叶うなら
私の全てを差し上げて全ての願いを叶えましょう
0が1に恋をした
そして世界が始まった
そして再びめぐり行く
世界のすべての物語
続きはあなたが考えて
続きはあなたが考えてーー
以上。
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・僕が他人に送ったいくつかのメール
になる予定。料金は後程決める。