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デッドのDVD 2タイトル再発

Dead Ahead [DVD] [Import]
Grateful Dead
Dead Ahead [DVD] [Import]

Grateful Deadの80年代のショーを記録したDVD、"Dead Ahead"と"Ticket to New Year's"が、お手頃な価格で再発されます(リージョン1。Shout Factoryから2月12日発売予定)。

"Dead Ahead"は、1980年10月22日から31日までNYのRadio City Music Hallで行なわれたマラソン公演の模様を収録。これは1981年にリリースされたライブアルバムの"Dead Set"および"Reckoning"と同時期の公演で、同じく1981年にVHSでリリースされたのが初出です。映像にはアコースティックセットとエレクトリックセットの両方が収められています。

"Ticket to New Year's"は、1987年12月31日のOakland ColiseumにおけるNew Year's Eveショーの模様を収めたもので、1996年にVHSでリリースされ、1998年に初DVD化されました。

Ticket to New Year's [DVD] [Import]
Grateful Dead
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Cat Motherの1st再発

The Street Giveth… and the Street Taketh Away
Cat Mother and the All Night Newsboys
The Street Giveth… and the Street Taketh Away

NYのCat Mother and the All Night Newsboysが1969年にPolydorからリリースしたデビュー作、"The Street Giveth... and the Street Taketh Away"がCD再発されます(Real Gone Musicから2月26日発売予定)。

Cat Motherといえば、本作収録の全米21位ヒット曲"Good Old Rock 'n' Roll"で知られていますが、アルバムの中ではこのようなストレートなロックンロールチューンはむしろ異質で、陰影とフックに富んだ(ちょっとヒネクレた)プレハードロック的ナンバーが主流です(ボーカルハーモニー入りの曲や、約10分の長尺曲あり)。私が最初にこのアルバムを聴いた時に連想したのは、同郷のBlue Oyster Cult(とその前身のStalk-Forrest Group)でした。思うに、BOCの方がこのCat Motherから多くの影響を受けているのではないでしょうか。

前述のように、本作でメインとなっている楽曲は、エッジの効いたギターとハモンドオルガンをフィーチャーしたプレハードロックチューン。しかし、彼らはそれだけに留まらず、フィドル入りの本格的なカントリーロックをもレパートリーとしているのがユニークなところ(それがメジャーになりきれなかった原因かもしれませんが・・・)。その傾向は次作の"Albion Doo-Wah"(1970)でさらに顕著になり、アルバムの半数を占めるようになります。

Cat Motherは最初、ジミヘンのマネージャーだったMichael Jeffreyのマネージメントを受け、ジミのステージの前座を何度かつとめたという縁で、本作はそのJimi Hendrixのプロデュースのもと、Electric Ladyスタジオで録音されています。その後、バンドは西海岸(San Francisco~Mendocino)に拠点を移し、サードアルバムの"Cat Mother"からはCat Motherとバンド名を短縮して、1973年の"Last Chance Dance"まで4枚のアルバムをリリースしています。ちなみに、バンドの中心人物のRoy Michaelsは、Stephen StillsとRichie Furay(のちにBuffalo Springfieldを結成)が在籍していたことで知られるAu Go Go Singersのメンバーでした。


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明けましておめでとうございます

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Real Gone Musicから1月発売予定のCD

Beautiful People
Kenny O'Dell
Beautiful People

"Beautiful People"は、のちにナッシュビルのシンガー&ソングライターとして名を成すKenny O'Dellが1967年にリリースした唯一のソロアルバム。Tommy Roeあたりと同系列のバブルガムポップサイケの佳作です。"Different Drum"や "Massachusetts"など、ベタな感じのカバー曲もありますが、ずぶずぶのファズギターチューンもあるので大丈夫。個人的には、この手の音は好物です。シングル曲など7曲のボーナストラック入り(トラックリストはこちら)。

ちなみに、Rose Gardenによって全米17位ヒットした"Next Plane to London" (1967)が本作にも収録されていますが、この曲は本名のKenny Gist Jr.名義で彼自身が書いた曲です(レコードリリースはRose Gardenの方が先らしい)。アルバムタイトルチューンの"Beautiful People"は唯一のヒット曲で、全米38位を記録しています。



Hard and Heavy
Sam Samudio
Hard and Heavy

"Hard and Heavy"は、Sam the Sham & the PharaohsのリーダーだったSam Samudioが1971年にAtlanticからリリースした唯一のソロアルバム。Memphis Hornsによるホーン入りのR&B~R&R作品(オリジナルとカバーが半々)で、Tom Dowdのプロデュースのもと、Duane Allman, Jim Dickinson, Charlie Freemanらがバッキングをつとめています。ボーナス1曲入り(トラックリストはこちら)。



Shades of Time
Pozo Seco
Shades of Time

のちにカントリーミュージック界の大御所となるDon Williamsを擁したPPMスタイルの男女フォークトリオ、Pozo Seco Singers。1966~67年にColumbiaから2枚のアルバムをリリース後、Lofton Klineが抜けてDonとSusan Taylorの男女デュオとなり、グループ名もPozo Secoと短縮してリリースされたサードアルバムが、本作"Shades of Time"(1968)です。

メランコリックなフォークチューンに程よくブレンドされたカントリーロック。ほのかなサンシャインポップで味付けされたサウンドは、ジェントル&メロウでとても和みます。プロデュースも、ディランやS&Gを手がけたBob Johnstonと、Neil Youngなどの仕事で知られるElliot Mazerが担当した「由緒正しい」作品。ボーナストラック11曲入り(トラックリストはこちら)。


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Hello Peopleの2nd再発

Fusion
The Hello People
Fusion

Hello Peopleが1968年にPhilipsからリリースしたセカンドアルバム、"Fusion"がCD再発されます(Real Gone Musicから2月26日発売予定)。

Fuzz, Acid & Flowersによるとオハイオ出身というHello Peopleは、顔を白塗りにしてパントマイムを交えたりするユニークなステージで話題になった6人組(当時のTVショーにも出演している。→下の動画)。というと、エキセントリックな演劇系の音かと思われそうですが、楽曲自体はフルートをフィーチャーした、親しみやすいソフト&ポップなメロウチューンが主体です。

この二作目では、さらにジャズやカントリーやグッドタイムミュージックの要素が加味され、より音楽の幅が広がった印象。逆にデビュー作にあったファズギターチューンがほとんどなくなったのは残念なところですが、内容そのものは平均以上の佳作だと思います。彼らの場合はマイムトループ的なイメージが損をしてるかもしれません。

ちなみに、NYのグリニッチビレッジで活動している時、彼らのステージを見て感銘を受けたドラマーのN.D. Smart(Remains~Kangaroo)が、アルバムの制作やその後の活動に参加しています。70年代前半には、Todd Rundgrenのツアーバンドをつとめたりしながら、ABC Dunhill等から数枚のアルバムをリリースしているようです。


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Ugly CustardとHell Preachers Inc.が2in1で再発

Psicosis/Supreme Psychedelic Underground
Ugly Custard/Hell Preachers Inc.
Psicosis/Supreme Psychedelic Underground

英国ファズギター入りグルーヴィ・インスト人気盤、Ugly Custardの唯一作(1971)と、「Deep Purpleのメンバーが匿名で参加か?」と噂されたHell Preachers Inc.の"Supreme Psychedelic Underground"(1968)をカップリングした2on1CDが、Gear Fabからリリースされます(2月19日発売予定)。

これはたぶん、"More Psychedelic Guitars & Psychedelic Visions"、"Mind Expanders: What's Happening & Psychedellic Guitars"、"Electronic Music to Blow Your Mind By/Flower Power Sitar"と続いた、Gear Fabの「企画もの2on1シリーズ」の一環だと思いますが、今回のUgly Custardに関しては少々「格」が違います。

本作は「英国最強の鉄人セッション・ミュージシャン集団」(『英国ロックの深い森』)といわれた、Alan Parker(ギター)、Herbie Flowers(ベース)を中心とする人脈による「顔出し」作品。米国でたとえるなら、レッキング・クルーのメンバーが匿名ではなく本人たちのクレジットのもとにグルーヴィインストアルバムを作った、みたいな感じでしょうか。この人脈は、Hungry Wolf, Rumplestiltskin, Blue Minkといった、英国ロックを下支えしたバンドの系譜に連なっています。

アルバムは前半がカバーチューン、後半はオリジナル曲が中心となるのですが、特に前半の元ネタを料理したアレンジが聴きもの。穏やかなアコギではじまる先頭の"Scarboro' Fair"など、途中からハモンドオルガンとファズギターが暴れだす展開に、思わず寝そべっていた長いすから起き上がってしまうほど。Buffalo Springfieldの"Hung Upside Down"での激渋ファズギターにもシビれます。

1971年という時代もあって、プログレッシブロック的なテイストがあるのも面白いところ(実際、プログレファンにも人気の一枚らしい)。ちなみに、今回のリリースでは地味なジャケの英国盤(セルフタイトル)ではなく、別ジャケで"Psicosis"というタイトルでリリースされたスペイン盤が採用されているようです。

もう一方のHell Preachers Inc.の"Supreme Psychedelic Underground"は、曲、演奏、楽器の音色ともに、第1期ディープパープルとあまりにもソックリだったため、Ritchie Blackmore, Jon Lord, Ian Paiceが匿名で参加していると噂されたアルバム(本人たちは否定している)。1968年にドイツと英国でリリースされました。こちらは演奏者などのクレジットのない、いかにもな「企画もの」作品(歌入りの曲あり。ドイツのスタジオミュージシャンの手によるものという説が有力らしい)。この手のレコードの愛好家にとっては「美味しい」音です。


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Dick's Picks Vol.25 再発

Dick's Picks Vol. 25: May 10, 1978 New Haven May 11, 1978 Springfield, MA. (4CD Set)
Grateful Dead
Dick's Picks Vol. 25: May 10, 1978 New Haven May 11, 1978 Springfield, MA. (4CD Set)

Real Gone Musicから、Grateful DeadのDick's PicksシリーズVol.25が再発されます(2月26日発売予定)。

今回はCD4枚組で、ディスク1~2に1978年5月10日のNew Haven公演、ディスク3~4に翌11日のSpringfield公演のパフォーマンスが収められています(どちらも完全収録ではありません)。

Disc 1 :
1. Jack Straw (6:51)
2. They Love Each Other (7:45)
3. Cassidy (5:22)
4. Ramble On Rose (7:30)
5. Me and My Uncle (3:00)
6. Big River (6:56)
7. Peggy-O (7:52)
8. Let It Grow (9:40)
9. Deal (7:05)
10. Bertha (8:07)
11. Good Lovin' (6:20)

Disc 2 :
1. Estimated Prophet (12:04)
2. Eyes Of The World (12:18)
3. Drums (18:00)
4. The Other One (16:31)
5. Wharf Rat (10:14)
6. Sugar Magnolia (9:33)

Disc 3 :
1. Cold Rain and Snow (7:03)
2. Beat It On Down The Line (3:31)
3. Friend Of The Devil (8:36)
4. Looks Like Rain (9:13)
5. Loser (7:48)
6. New Minglewood Blues (5:47)
7. Tennessee Jed (8:47)
8. Lazy Lightnin' (3:21)
9. Supplication (6:31)
10. Scarlet Begonias (9:41)
11. Fire On The Mountain (8:35)

Disc 4 :
1. Dancing In The Streets (15:12)
2. Drums (19:53)
3. Not Fade Away (10:21)
4. Stella Blue (8:46)
5. Around and Around (9:15)
6. Werewolves Of London (8:30)
7. Johnny B. Goode (4:15)

Musicians :
Jerry Garcia - lead guitar, vocals
Bob Weir - rhythm guitar, vocals
Phil Lesh - bass, vocals
Bill Kreutzmann - drums
Mickey Hart - drums
Keith Godchaux - piano
Donna Jean Godchaux - vocals


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Seedsの2ndが2枚組拡大盤で再発

A Web Of Sound
The Seeds
A Web Of Sound

先ごろ出たSeedsのデラックス盤1stに続いて、セカンドアルバムの"A Web of Sound"(1966)がCD2枚組の拡大盤でBig Beatからリリースされます(1月28日発売予定)。

今回は、ディスク1に"A Web of Sound"のオリジナルステレオミックスと、未発表アウトテイクによるボーナストラックを収録。ディスク2には"A Web of Sound"のモノミックスに加え、Sky Saxon Blues Band名義で1967年にリリースされた実質上の4thアルバム、"A Full Spoon of Seedy Blues"の未使用モノミックスバージョン(アルバム全曲)が収録される模様です。

ファズギターとチープオルガンによる「脱力フラワーパンク」サウンドもますます好調。ラストの、まるで「フラワーなベルベットアンダーグラウンド」みたいな、約15分におよぶ"Up in Her Room"なども聴きものです。

Disc 1 :
"A Web of Sound" (1966) Stereo
01. Mr Farmer
02. Pictures & Designs
03. Tripmaker
04. I Tell Myself
05. A Faded Picture
06. Rollin' Machine
07. Just Let Go
08. Up In Her Room
Bonus Tracks :
09. The Wind Blows Your Hair (version 1)
10. Dreaming Of Your Love (version 2)
11. Out Of The Question (version 4)
12. I Tell Myself (take 1)
13. Pictures & Designs (take 14)
14. Just Let Go (take 4)
15. A Faded Picture (take 1)

Disc 2 :
"A Web of Sound" (1966) Mono
01. Mr Farmer
02. Pictures & Designs
03. Tripmaker
04. I Tell Myself
05. A Faded Picture
06. Rollin' Machine
07. Just Let Go
08. Up In Her Room
Bonus Tracks :
"A Full Spoon of Seedy Blues" (1967) Unused Mono Mix
09. Pretty Girl
10. Moth And The Flame
11. I'll Help You (Carry Your Money To The Bank)
12. Cry Wolf
13. Plain Spoken
14. The Gardener
15. One More Time Blues
16. Creepin' About
17. Buzzin' Around


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Cosmic Travelers再発

Live at the Spring Crater Celebration
Cosmic Travelers
Live at the Spring Crater Celebration

LA出身の4人組、Cosmic Travelersが1972年にハワイのダイヤモンドヘッド・クレーターで行なったライブを実況録音した唯一のアルバム、"Live! At The Spring Crater Celebration, Diamond Head, Oahu, Hawaii"がGear FabからCD再発されます(1月15日発売予定)。

Cosmic Travelersは、元Paul Revere & the RaidersのDrake Levin(ギター)、Orange Colored SkyのJoel Christie(ベース)、The HookのDale Loyola(ドラム)らによる「裏スーパーグループ」のようなバンド。

バンド名やアルバムタイトル、ジャケット、全6曲という長尺中心のトラックなどから、Grateful Deadみたいな音かと思われそうですが、タイプとしてはGrand FunkやJames Gangみたいなファンキーなハードロックです。でも、ギターが2本でリードとリズムを交互に取るというスタイルがユニークなところ。

さすがに、セッションマンとしても活躍していた百戦錬磨のメンツだけあって、歌も演奏も達者でキマってます。逆に、そのへんのソツのない演奏が(ヘヴィ)サイケ感を殺いでいるようなところもあるかも・・・。

Track Listing :
1. Farther Up The Road
2. Move Your Hands
3. Jungle Juice
4. Look At You Look At Me
5. Soul
6. Soul Reprise

Total Time: 39:40


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Essential Mediaから1月発売予定のCD その3

The Victims Of Chance (Johnny Kitchen Presents Victims Of Chance) (Digitally Remastered)
Victims of Chance
The Victims Of Chance (Johnny Kitchen Presents Victims Of Chance) [MP3 ダウンロード]

amazonにCDはエントリーされていないようですが、お話を進める都合上、まずこのタイトルを。

1968~69年ごろにCrestviewという米国のレーベルからリリースされたもので、前回のCrazy Peopleと並ぶJohnny Kitchen関連の「似非サイケ」作品。わりとファズギター率は高いのですが、こちらも前後の脈絡のない違和感ありありの楽曲が飛び出してきたりする、分裂症的なごった煮アルバム。どちらのリリースが先なのかわかりませんが、Crazy Peopleでも使い回されていた音源が登場したりします。

ちなみに、Crestviewからは本性のJack Millmanとして手がけたジャズ関係のアルバムが何枚かリリースされています。



Goin' Home Blue (Johnny Kitchen Presents Victims O
Victims of Chance
Goin' Home Blue (Johnny Kitchen Presents Victims Of Chance)

ジャケを見て「あれ?」と思われた方・・・、そうです、Fifth Flightの"Into Smoke Tree Village"(1970)とまったく同じ写真を使ってるんですね。それだけでもじゅうぶん怪しいですが、つい最近、J.J. Johnson他による"The Music of the Santa Cruz Mountains"(1974)という、既成の(おそらく)自主制作レコードをそのまま再生利用(数曲をオミットし、曲名を変更)したフェイクアルバムだということが判明しました。

ということで、Victims of Chanceの2ndアルバムというのはウソで、内容もまったくの別物です。こちらはヒッピー系のカントリーロック(女性ボーカル入り)で、サイケ度は低いけど、音楽そのものは至極「まっとう」なもの。amazonの解説では1971年作とありますが、少なくとも1974年以降のリリースということになります(レーベルは表記がなく不明)。



Hard & Heavy (Johnny Kitchen Presents the Music Co
Music Company
Hard & Heavy (Johnny Kitchen Presents the Music Company)

サイケにペイントされたギターのジャケは、いかにもサイケ市場を狙った「企画もの」という感じですが、中身はハモンドオルガンとサックスをフィーチャーしたジャズ(グルーヴィ)インストアルバム。"Hard & Heavy"どころか、ほぼ全編がライトなラウンジミュージックというインチキレコードです。ファズギターを期待するとハズれますが、60sグルーヴィインスト好きには「当たり」かも。こちらもCrestviewレーベルからのリリース(1969年?)。



Blood on the Moon (Johnny Kitchen Presents the Tru
True'th
Blood on the Moon (Johnny Kitchen Presents the True'th)

これはよくわからないんですが、前回取り上げたBlues Trainに収録されていたSteppenwolf風の同じ曲(タイトルは異なる)がこちらにも入っています。amazonの解説の1966年作というのを信じるなら、こちらの方がオリジナルかも。わりとちゃんとしたヒッピーフォークロックみたいなので、元ネタのレコードがあるのかもしれません。



Love Return (Johnny Kitchen Presents the Pros)
Pros
Love Return (Johnny Kitchen Presents the Pros)

Fuzz, Acid & Flowersによると1977年にBarbarellaというレーベルからリリースされています。内容はほとんどが過去のJohnny Kitchen関連レコードからの寄せ集めと思われます。もう一枚、Pros名義では下の"Off the Wall"(1978)が出ています。

Off the Wall (Johnny Kitchen Presents the Pros)
Pros
Off the Wall (Johnny Kitchen Presents the Pros)



以下も1977~78年ごろのリリースらしいタイトル。最後の"Anthology"はJK物のベストコンピみたいです(解説にJohnny Kitchen=Jack Millmanはもともとはカナダ生まれって書いてありますね。「JKはカナダ人らしい」というのは間違いではなかったようです。)


American Made (Johnny Kitchen Presents Licorice St
Licorice Stix
American Made (Johnny Kitchen Presents Licorice Stix)


It's in the Cards (Johnny Kitchen Presents the Tar
Tarots
It's in the Cards (Johnny Kitchen Presents the Tarots)


Dream Merchants (Johnny Kitchen Presents the Tarot
Tarots
Dream Merchants (Johnny Kitchen Presents the Tarots)


Automobile Downstairs (Johnny Kitchen Presents Viv
Viva
Automobile Downstairs (Johnny Kitchen Presents Viva)


Thunder & Lightning (Johnny Kitchen Presents the S
Swingers
Thunder & Lightning (Johnny Kitchen Presents the Swingers)


Johnny Kitchen Presents An Anthology of Tax Shelte
Various Artists
Johnny Kitchen Presents An Anthology Of Tax Shelter Nuggets