なんかAppleのARグラスのリークが来てるんだけど…、さすがにこれは信じたくないな~。スティーブ・ジョブズがいないとはいえ、こんな不格好で中途半端なものを出してくるとは思えない。

 

というか、Appleの参入はけっこうリスキーでもあるのよ。VRやARに無関心な層にもニュースとして届くだろうから、これが酷い内容だと、ますます自分に関係のないものだと考える人が増える。Googleも任天堂も中途半端な事をしてしまったからね。これ以上傷口を広げてもらっては困る。

 

ん~、ARはまだ早いと思うんだよな~。まずはVRの小型化&高品質化を成し遂げて、そこにカメラを使った簡易AR機能が付く。もちろん室内での使用に限定される。その間に、透過型ディスプレイや、網膜投影みたいな技術が実用レベルになっていれば、特殊なイベントの時だけ屋外での使用も考える。コンビニの値札とかが全てARに変わるのは、それよりもずっとずっと先の話だからね。俺は20年では無理だと思っている。

 

それよりも、スマートグラスでスマホの映像を全て視界に表示して、人類が段階的に慣れていくようにした方が結果的に早く普及するんじゃないかな? 

 

なんにせよ、俺は当面AR機器を買うつもりはないね。今はまだVRの方が楽しい。

 

 

  今日のプレイ内容

 

・Digital Domain's Monkey King…星4.5?

・GORN…ギブアップしたい

・FATED The Silent Oath…気楽に遊べるって大事

・Robinson The Journey…PS5対応希望

・その他…テトリスエフェクト

 

 

  Digital Domain's Monkey King

 

今日はいきなり「GORN」をプレイしちゃってさ、もう身も心もズタズタですよ(笑) だから、デュアルショックでのんびり楽しめるソフトだけをプレイしてきた。やっぱハンドコントローラーだけは辛いね。

 

というわけで、「Digital Domain's Monkey King」です。これはVRアニメだから操作も必要ない。のんびり映像を楽しめばいい。

 

(忘れがちだけど、PSVRの歴史を語る上で超重要な一本)

 

VRアニメ自体は既にたくさん作られている。"baobabスタジオ"の作品なんかはその代表だし、動画系アプリにも色んなVRアニメがある。

 

ただ、価値を感じる作品はほとんど無いというのが現状。その最大の原因は、固定カメラ&カット割りゼロという、"そこにいる感"に依存した作りにあると俺は考えている。

 

そんな中、堂々と三人称&カメラ移動&カット割り等の編集の概念を用いて、見やすくて面白いアニメ体験を初めて提供したのが、「Digital Domain's Monkey King」だね。この功績はとても大きい。

 

(孫悟空の物語だね。西遊記をそのままなぞっているのか?)

 

改めて通しで観賞してきたんだけど、しっかり強い画作りがされているし、2D寄りの編集がされていながら、VRならではの見せ方も随所に用意されている。

 

何気に凄いと思うのは、プレイヤーの目線のコントロールだね。キャラクターが移動した状態でカットが切り替わっても、適切な位置にキャラクターが立っていることが多い。

 

これは単に配置を工夫しているだけでなく、ゆっくりとカメラを移動させて位置の微調整をしているのよ。VRでは2Dの編集や演出は通用しないと言われているけど、ちょっと頭を使えばこのぐらいのことは問題なく可能。

 

(構図も上手いと思うね。見やすさとVRらしさを両立させている)

 

そんな中、いくつかのバトルシーンは違和感が残っていたりもする。中距離戦→近距離戦にカメラが切り替わるシーンなんかは、慌てて目線を戻す必要がある。これはアップになることで視界に映るキャラクターのサイズも同時に変わるからだろうね。

 

おそらくこの場合は、カットを割るのではなく、カメラを高速移動させた方がいいと思う。「MONSTER OF THE DEEP FINAL FANTASY XV」の移動みたいな感じ。

 

因みに、スーパースローの使い方はベタだけど、効果的だと思う。特に顔面を殴られた牛魔王がカメラの方を振り向くように動くシーンは最高。

 

(バトルはけっこう迫力があるね。やっぱ三人称のゲームがやりたいな~)

 

ボリュームもあるし、VRアニメとして革新的なことにもたくさんトライしている。これは星4.5に昇格でもいいと思うね。

 

そうだな~、この路線の作品がもう少し増えて欲しいところなんだけど、ゲームがメインの現状では難しいだろうね。ディズニーが本気で作ったらどうなるんだろうね?

 

(一人称が多いVRではこういうアングルも珍しいね。もっと三人称の作品が増えて欲しい)

 

 

  GORN

 

さて、問題のこいつです(笑)

 

感想日記でも書いた通り、良い部分もある。ただ、延々と腕を振り回し続けるっていうのは…、キツいです。パズルならこういうスタイルでもありだけど、アクションだとどうしてもね。

 

(ごめん。やっぱ全然楽しくないわ。もう少しメリハリが欲しかったね)

 

本当はタワーの3階まで行くつもりでいたんだけど、2階の敵がけっこう強いのよね。一発でも攻撃を食らうと死ぬっていうのが厳しい。難易度イージーでこれなんだから、ノーマル以上は地獄だろうね。

 

というか、運動量が半端ない。ボクシングゲームと同じ感じ。せっかく様々な武器が用意されているんだから、その特性に応じた戦い方が出来た方が良かったかもね。

 

(もしかしたら自分の武器が当たって死んでるのかな? まぁ、どうでもいいや)

 

何気に面白いのは、ボーナスバトルでの敵同士の殴り合いだね。動きがフラフラしていて面白いから、観客としてそれを眺めていたい。

 

他には…、牢獄に囚われた謎のオッサとか、両手で使うハンマーみたいな武器とか、いくつか話が広げられそうな部分もあるんだけど、正直このゲームについてもう語りたいと思わない(笑)

 

ん~、好きな人は好きなのかもね。俺にはまったく合わなかった。そんな一本。

 

(ギブアップです。もっと落ち着いたゲームで遊びたいな~)

 

 

  FATED The Silent Oath

 

これはデュアルショックで遊べるアドベンチャーだね。けっこうな回数通しプレイをしてるんじゃないかな? 特に面白いゲームじゃないんだけど、気楽に遊べるっていうのはいいよね。もうゲームオーバーは嫌じゃ。

 

(画質がしっかりしているソフトはいいね。けっこう好きな世界観)

 

このゲームはとにかく移動が遅い。他のゲームでも時々感じるんだけど、遅過ぎる移動っていうのは逆に酔いの原因になると思うのよね。後ろに引っ張られている感じがする。

 

まぁ、それはいいや。このゲームはアドベンチャーでは珍しく日本語字幕に対応している。神話に基づくストーリーで、文字数がやたら多くなってしまうのが難点なんだけど、一応意味がわかるのはありがたい。

 

ただ、どう考えても途中で予算が尽きて強引に終わらせたのがプレイヤーに伝わってしまうのがね(笑) 本当に打ち切りエンドって感じがする。

 

(たくさんの味方キャラクターが出てくるゲーム。最大5人パーティーになるね)

 

最後の川に流されるシーンは中々いいと思うね。スピード感があるし、水の中に潜ったり、見せ方そのものが変わっている。

 

他には…、繰り返し書いている馬車のシーンだね。最近はこういう見せ方をするゲームも増えてきたけど、その中でもクオリティーは高い方だと思う。ミニゲーム+コミュニケーションはリアル。

 

(このシーンは珠玉の出来。俺はこのぐらいの操作で十分)

 

 

  Robinson The Journey

 

クリア済みのデータを使ってお散歩してきた。このゲームは"CRYTEC"っていうメーカーが作っているんだけど、"CRYENGINE"っていうオリジナルのエンジンを使っているみたいだね。エンジンまで自社製っていうのは中々珍しいんじゃないかな?

 

(未だにフォトリアルの最高峰だね。光の表現も素晴らしい)

 

恐竜のクオリティーは言うに及ばず、岩壁から抜けた先に広がる光景が最高に美しかったりする。映像にリアルを感じるかどうかにはもうあまり興味がないんだけど、やっぱこのゲームは別格だと思う。ジャングルに入ると湿った草の匂いがするのよね。

 

これも是非PS5に対応して欲しい一本だね。おそらく今後もちょいちょい起動してお散歩する予定。

 

(地味だけどこういうシーンが一番リアルを感じたりする。霧や光の表現だね)

 

 

                                                        

最近疲れるタイプの新作が続いている気がするね。このへんでちょっと落ち着いた作品がやりたいというのが本音。「東京クロノス」みたいな作品が増えれば俺は幸せなんだけどな~

 

リリースが予定されているソフトの多くが相変わらず戦闘をメインにしたゲームだし、アメリカ人はやっぱり偏っている。とにかく国内でもハードを売って、色んなソフトを作って貰うしかないね。