キャッシュレスへ…(4) | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

 

またまた更新が遅れてすみません。

 

この記事は続き物になっています。

 

キャッシュレスへ…(1)

キャッシュレスへ…(2)

キャッシュレスへ…(3)

 

書き記事もお読みいただけますと幸いです。

 

 

前回の記事でも書きましたように、お給料のデジタルマネーによる支給は、電子マネーカードやスマホ決済アプリの種類が多く、その対応に対してはまだ課題がありそうです。

 

クレジットカードでしたら、公共料金の支払いなども現在出来るようになっていますし、VISAなどは日本だけでなく世界中で決済可能ですから良さげに見えます。

 

ですが、後払い制であること、カード会社の審査によっては発行されない人が出てしまう事、お店側にとっては決済システムに対しての手数料が高いことなどが大きなネックとなり、認められない可能性が高い…と考えています。

 

と、なりますと、日本においては銀行系デビットカードが主流となり、結局銀行振り込みと変わりがない…となりそうな気が致します。やはり、日本版「ペイロールカード」の登場を待つしかないのでしょうか?(^^;;

 

ただ…前回の記事でも書きましたように、ビットコインなどの仮想通貨は問題山積みなので対象外であると書きましたが、

 

もしも、もしもですが、

 

日本円が仮想通貨になったとしたら?

 

現在の日本政府は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を「貨幣」として認めています。

 

2017年の「改正資金決済法」が施行されたことにより、そのような見解を示した形になっています。その前までは、金や何かの商品など、いわゆる「モノ」であるという見解を示していましたが、この法律が施行されたことで180度変えたことになります。

 

仮想通貨の取り扱いに関しましては、様々な問題から多くの国では大変厳しい姿勢で臨んでいるところが多いのが実情です。特に中国やロシアでは政治的な考えから、禁止になっています。

 

仮想通貨の特徴の一つが、ユーザー同士でつながる分散ネットワーク(P2P)による取引台帳管理なのですが、これがいわゆる「ブロックチェーン」の基礎的な技術となっています。

 

ですので、取引に使われたビットコインには、「いつ・どこで・誰によって・どれだけの通貨量が・取引に使われた」かが記載されることになります。更に、その仮想通貨の現在の持ち主が誰であるか?も記載されますので、盗難に遭った場合に追跡をしようと思えば可能です。

 

 

 

…と、ここまでが修正前の記事。(^^;;

 

技術的なことと、仮想通貨の技術を取り入れて、何かを目論んでいる日本政府は一旦置いときまして(をい)ゞ(^^;;

 

 

 

では、キャッシュレスで何が変わるのか?

 

 

 

お給料を銀行を介さずに支給できるという事は、ATMで振り込みの手続きなどをしなくてもよくなる、という事です。

 

ただかなり前から、電気やガス、水道や通信料金と言った公共料金は、銀行から自動的に引き下ろす、またはクレジットカードから引き落とす(ポイントが付くカードもありますしね)という事を行われている方々が多いのではないでしょうか?

 

そして、ATMで振り込みを行う際に、あらかじめその銀行が発行しています「振込カード」に振込先の情報を記録しておけば、後は振り込み料金を入力するだけ…と、以外にもすでに生活の中ではキャッシュレス化は進んでいるのですよね。(^^;;

 

ですので、今更銀行を介さないで、電子マネーとして振り込み可能と言われましても…という事になってしまいます。(^^;;

 

では、カードやスマホでの決済がより促進されるのかと言いますと…これも、既に今あるデビッドカードやクレジットカードなどで実現していますし…ねぇ。(^^;;

 

なので、恐らくですが最も大きな理由は、「銀行のATMの不採算性」があるからかも。(^^;;

 

銀行のATMを利用した際の手数料って、確か1パーセント程度だったと記憶しています。ATMの導入コストを回収しようにも、手数料が低いのでしたら、設置すればするほど赤字になる…なんてことに。

 

しかし、銀行がわざわざ自社のATMを様々な施設(ショッピングモールや駅など)に設置しなくても、最近ではコンビニにATMが置いてありますので、こちらを利用した方がコスト的にも、利用者の利便性から考えましても、これを利用しない手はないと踏んだのではないでしょうか? しかも、手数料も3%と高いので、コンビニにとっては美味しいですし。(^^;;

 

ローソンがセブン銀行やイオン銀行に続いて、銀行業に乗り出してきたのもこのような理由があったそうですので、これから、そのようにして銀行業に進出してくる企業が増えてくるのではないかとにらんでいます。

 

それで、キャッシュレス化が更に進めば、お店が負担する決済システムのコストが大きく下がる、または、国主導になりましたら、導入に当たって何らかの軽減策が施されるでしょうから、お店の負担はますます軽くなり、導入が容易になります。レジのお札や貨幣が足りなくて、例えば、「50円玉が不足していますので、ご協力お願いいたします」などという張り紙も貼らなくて済むようになりますし。(^^;;

 

究極、レジの無人化と売り上げや在庫管理のシステムの連携を進めることが可能になりますので、その日のうちに売り上げと在庫に関するデーターや時間による各商品の人気の変化など、多くのデータをその日のうちに一瞬で獲得し、AIを活用してそれらの分析を行えば、明日に備えた戦略なども容易に打つ事が可能になってきます。

 

と、そうなりますと、造幣局やお札をする印刷局の負担も軽減され、銀行もATMのコストだけでなく、現金をたくさん用意しなくてもよくなりますので、銀行強盗などに遭っても現金の被害が少なくなりますし…って、強盗も割に合わないので、犯罪率が減るかも。A(^^;; 

 

それに元々は前にも書きましたが、海外から来られた労働者たちへのお給料の支払いで不便が出てしまいますので、電子マネーなどで支払えるようになりますと手続きも容易になる…

 

そういう訳で、どちらかといいますと、海外から労働者と銀行側の事情が良くなるだけで、国内の消費者などにはあまり変化がないように見えてしまいます。むしろメリットが見えてこない…

 

続きます。

 

 

ヒマワリあぷりこっと