新年おめでとうございます。
2025年の最初の投稿として、2025年の年号がらみの問題を1問取り上げます。
4桁の整数ABCDのうち、2桁の整数ABとCDを使って、(AB+CD)×(AB+CD)と表せるものが2つありますが、2つとも求めなさい。
ただし、A、B、C、Dは各位の数で、AとCは1以上9以下の整数、BとDは0以上9以下の整数とします。
4桁の整数ABCDは平方数ですね。
上限チェック・下限チェックを行います。
32×32(2の10乗)=1024>1000>31×31=1024-(32+31)
100×100=10000>99×99
32×32~99×99を調べると、
2025=45×45=(20+25)×(20+25)
3025=55×55=(30+25)×(30+25)
が条件を満たすことが分かります。
因みに、
99×99=10000-(100+99)=9801
となり、
9801=(98+01)×(98+01)
となりますが、CDが1桁の整数となる(Cが0となる)ので、条件を満たしません。
なお、低学年の子であれば、次のような問題を考えるとよいでしょう。
(〇+△)×(〇+△)=〇△を満たすように、〇と△に1以上9以下の数を入れなさい。ただし、〇△は2けたの数とします。
キッズBEEにチャレンジする子であれば、あっという間に解けてしまいますよ。
平方数(同じ数を2回かけた数)を調べます。
1×1から3×3は、2けたの数とならないので、調べるまでもありませんね。
4×4=16から9×9=81を調べると、〇=8、△=1が答えとなることがすぐにわかります。