2025年の年号がらみの問題として、今回は、灘中対策演習問題から1問取り上げます。

 

 2△25の△のところに0を1個以上入れて整数を作ります。例えば、△に0を1個入れると4桁の整数2025ができ、△に0を2個入れると5桁の整数20025ができます。このようにしてできた整数で81で割り切れるものを考えると、最も小さいものは0を1個入れたときです。12番目に小さいものは0を[ ]個入れたときです。
 

灘中受験生なら解けて当たり前の基本的な問題と言えるでしょう。

灘中で過去に同じような問題が出されていますしね(灘中学校2007年算数1日目第3問)。

できた整数は下2桁が25の倍数で、各位の和が9だから、25×9=225の倍数となります(25の倍数判定法と9の倍数判定法の利用)。
2△25=225×〇としたときに、〇が9で割り切れるときに条件を満たすことになります。
 2025=225×9 ←1800(225×8)+225
 20025=225×89 ←18000(225×80)+1800(225×8)+225
 200025=225×889 ←180000(225×800)+18000(225×80)+1800(225×8)+225
 2000025=225×8889 ←1800000(225×8000)+180000(225×800)+18000(225×80)+1800(225×8)+225

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 △の0の個数 〇の8の個数(一の位の数は9)
   1個     0個(1個目)
   2個     1個
   3個     2個
   4個     3個
   ・・・・・・・・・・
  10個     9個(2個目)
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もう答えが出せるはずです。