こちらの動画のタイトルは、「自称進学校にありがちな特進クラスの闇」。
↓自称進学校って何?という方は、こちらをご覧ください。
動画はタイトルの通り、自称進学校の特進クラスの闇の部分をいくつか紹介するものです。
その中で、「推薦の枠が渡されない」という話がありました。
特進クラスの場合は、指定校推薦の枠が渡されない、あるいは存在を明かされないというものです。
特進クラスとは違うかもしれませんが、
似たような話で、そういう私立の学校の話を、通われているお母様から最近聞きました。
その学校では、学校の成績で上のクラスと下のクラスに分けているのですが、下のクラスの子や成績が悪い子から指定校の枠を渡すそうです。
その中には関関同立やMARCHのような有名大学もあるそうです。
その学校は偏差値の高い学校ではないため、
上のクラスと下のクラスに分けるとは言っても、学力的に大きく差がでる学校ではありません。
先取り学習をしている生徒はほとんどゼロで、その学校内の易しい問題の定期テストで上位を取っているだけです。
なので、上のクラスの子達が、一般入試で関関同立やMARCHに合格するかというとほとんど出来ないのです。
となると、学校の成績が悪かった子たちが有名私立に進学し、学校の成績が良かった子達が進学できないというケースが結構あるようです。
非常に不公平ですね。
なぜこのような事が起こるかと言えば、学校としては進学実績がほしいからでしょう。
学校の成績が悪い子に一般受験をさせても実績が出る確率は低いので、指定校で進学させ、
学校の成績が良い子には一般でチャレンジさせ、全体として少しでも進学実績を底上げしたいのではないでしょうか。
上のクラスの子達はプライドがあるそうで、下のクラスの子達が指定校をもらうので、下のクラスの子達と同じようなことをしたくないという気持ちがあるそうです。
自分達が頑張った先には、下のクラスの子達以上の未来が待っていると信じているのでしょう。
学校の先生たちも希望を持たせるのでしょうし。
闇ですね。
Youtubeの影響で、関関同立やMARCHに一般受験で簡単に合格できると思い込んでいる人が多いみたいです。
しかし、普通の子達がちょっと頑張っただけで入れるほど甘くはありません。
進学校でなければ、一般と指定校推薦なら、指定校推薦の方がダントツで楽です。
学校の成績さえそこそこ取っておけばいいわけですから。
(前述の学校に関しては、その成績さえ関係ないわけですが)
一般受験でチャレンジするなら、学校には合わせず、先取りをし、自主的に、圧倒的に勉強するようにしましょう。
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