国公立医学部難易度、50大学完成しました。
1~2 定番問題 または 定番ではないが難しくはない問題
2.5~3.5 思考力問題
4 鬼
小問集合の大問は、各問題の難易度の平均をとっています。
それ以外の大問は、大問の中で最も難易度の高いものの数値を表しています。
ですので、(3)は難しいけど、(1),(2)は簡単とかはありえます。
時間の短い長いは考慮せず、単に問題の難易度です。
防衛医科 → 記述式の感想になります。
大問2の(4)を鬼難易度に設定しました。
かなり複雑で、分析が必要。かぶりを除外する必要まであり、相当な手練れでない限り正解は難しいのではないでしょうか。
たちが悪いのは、ぱっと見出来そうな感じがするので、こだわって頑張ってしまう人が多そう。
ここ最近と比べて難化しましたが、他は解けないというほどのものではありませんので、かつての鬼だらけの難易度ではありません。
福島県立医科 → 大問4(3)が難解。グラフに起こせば明らかなのですが、おそらく対応できる人は少ないでしょう。
大問2は方針はすぐにたちますが、計算量が多いので難易度を高くしました。
大問3で、三角関数の極限の定理の証明が登場。
昨年の産業医科でも「連続⇒微分可能」の定理の証明が登場しており、普段から定理の証明にきちんと目を向けることが大切ですね。
三重 → 大問2~4は、適度な思考力を問う良問に仕上がっています。
特に、大問2(3)は日頃から具体的に考えているかどうかが問われる非常に良い問題です。
(2)がいい具合の誘導になっており、意味が分かれば早い人は1分くらいで答えを出してしまうでしょうし、パターン暗記の子達は時間をフルにつかっても解けないでしょう。
山形 → 概ね標準なのですが、大問6(4)が鬼難易度で、全体の難易度を引き上げてしまいました。
極方程式の回転移動ですらつまづく子が多そうですが、それを乗り越えても、その後の連立の方程式を解くのがこれまた難しいです。
(5)は(4)が解けなければ解けませんので、(4)(5)はほとんどの子が手が出なかったと思われます。
大問5は差がつきそうな問題です。(1)で場合分けが行えたかどうかが肝でしょう。場合分けができなかった人は、(5)で極値をもたないと書いてしまうと思われます。
和歌山県立医科 → 難問多めです。
特に、大問1(2)、大問3は、一見解けそうで、実はかなり時間がかかります。
大問2は複素数平面の定番問題の寄せ集めであるものの、こうして並べられると混乱する子が多いかもですね。
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