COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

下田の旅三日目、

朝から歩いて須崎を目指します。

 

 

道の駅開国下田みなとの方へと向かいます。

そこから海沿いを歩きながら、

須崎漁港の先の恵比須島を目指します。

 

昨日の雨の名残、

少しひんやりとした空気と

空に広がる薄雲。

 

天気は回復していき、

暑くなることが予想されています。

 

 

道の駅から海沿いを歩く途中、

「ハリスの小径」という遊歩道があったので

そこを通ることに。

 

右手に海を眺めながらお散歩。

時折地元の人とすれ違い挨拶を交わします。

 

 

小径を抜けた先に

「吉田松陰上陸の碑」がありました。

 

吉田松陰の上陸というのが

いまいちピンとこなかったのですが

ペリーの船に密航しようと乗り込むも

拒絶されて送り返された話は聞いたことがありますが

その送り返された先の上陸場所とのこと。

 

わりと小事だと思ってたんですが

石碑になるんですね。

 

 

さらに歩いて30〜40分、須崎漁港に着きました。

この須崎港までは

一応バスでも来ることはできます。

 

よく見ると、写真右に猫ちゃんがいますね。

この時は全然気づかなかった。

 

 
漁港の少し先、恵比須島に到着。
 
一本の橋でつながっている小さな島です。
島の周りをぐるりと遊歩道が整備されており、
歩くだけなら10分程度でしょう。
 
 
橋を渡って右(西側)へ。
島を反時計回りに回ることにします。
まだ午前なので、ちょうど日陰になります。
 
天気もだいぶ晴れ渡ってきました。
景色も良く、波の音が心地よい。
 
 
伊豆半島南部は、
昔の海底火山の噴出物が広く分布しており、
隆起と浸食によってできた地形。
この恵比須島にも、その名残がくっきりと見える。
 
写真にある白い滑らかな縞模様の地層は
火山から噴出した石灰や火山灰が積もったもの。
 
岩壁の模様を眺めるだけでも面白いので
ついつい何枚も岩の写真を撮ってしまいました。
 
 
島の南側に到着。
眺めが最高です。
 
島の周辺は、波が削った浅瀬が広がり、
磯遊びスポットになっています。
 
左に見える石碑は
若山牧水の歌碑です。
 
 
島と頂上には小さな恵比須神社がありました。
 
このあたりからは、
古墳時代から奈良時代あたりと思われる
祭祀跡(焚き火の跡)が見つかっていて、
古代の人の生活・祈りの場所だったことがわかってます。
 
「夷子(えびす)遺跡」として
下田市の文化財に指定されています。
 
 
神社に神様の使い(?)がいました。
恵比寿島はネコちゃんのリゾート地。。。
 
 
島の東側の遊歩道。
 
こちらは西側の岩壁と違い、
角ばった岩や石が多いように見受けられます。
 
これらは海底を流れていた土石流が積もったものです。
 
 
一周10分ほどの島ですが、
気がつけば1時間以上のんびりしてました。
 
帰りの漁港でまたまたネコちゃんに遭遇。
ピンポイントの日陰で休んでるのが愛らしい。
 
午後前から急激に暑くなってきました。
 
 

下田の旅二日目、

竜宮窟から下田駅に戻り、

午後から下田海中水族館へ。

 

 
ポツポツではあるが、雨は降り続けている。
本降りになる前に、イルカショーを撮影しておきたいところ。
 
 
入園してすぐ、
イルカのフィーディングが行われていたので撮る。
 
歯の鋭さに野生を感じるが
それでも可愛いイルカさん。
 
 
イルカショーが始まるまでは、
とりあえず園内を見学。
 
園内は入り口から進んでアクアドーム、
さらに進んでペンギンやアザラシのいる展示へと向かうが、
それぞれのエリアを結ぶ通路は
海上の浮いた通路を移動することになるので
雨風が強くなると飛ばされそうになる。
 
 
ほどなくして、お昼最初のイルカショーがスタート。
 
以前にもイルカやシャチのショーが撮影したことがありますが
下田海中水族館は外なので光量は十分。
天気が多少悪くても高速シャッターで連写しましょう。
 
逆に天気が良すぎると、イルカがテカり過ぎたり、
陰影がくっきり出過ぎちゃうかもしれませんね。
 
広いのはいいですが、
海中のイルカの姿が見えにくく、
どこからジャンプするのかがわかりにくいのが難しい。
 
 
 
 
 
イルカショーを間近で観覧できる場所は
アクアドームでは1階と2階。
写真は1階から撮ったものです。
 
間近で見れますが、
場所によっては背景が少しごちゃついたり、
手前のポールが邪魔になったりします。
 
 
フィニッシュのリフトジャンプ!
雨の中、気温も低くなってきていたので大変ですね。
 
 
午後の部の2回目のショーは
ドームの2回から撮影しました。
雨風がだいぶ強くなっています。
 
イルカが観覧車の頭を超えるのを楽しむことができます。
この角度からも写真撮ってみたいですね。
 
使用レンズは
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
35mm換算でだいたい50mm前後がベストです。
 
 
結構雨降ってるけど、
イルカさんにとってはおかまいなし。
絶好調、って感じです。
 
 
ジャンプの時は2階から見た方が近いかも。
イルカさんの誇らしげな表情が可愛い。
 
 

下田の旅、二日目。

朝から天気は不穏。

というか、確実な雨が予報されている。

 

天気が完全に崩れるまでに

下田駅から南に行ったところにある竜宮窟を

見学することを予定。

 

ところが午前中はそこまで直行のバスがないので、

やむなし、歩くことにします。

 

 
伊豆下田駅から竜宮窟までは、
およそ6.3kmの道のり。
バスなら25分くらいだが
徒歩となると1時間40分くらいはかかりそう。
写真を撮りながらなら2時間くらいでしょうか。
 
 
道のりの後半、
吉佐美というところから海岸を歩くことになり、
ここから景色がよくなる。
 
砂浜のきれいな吉佐美海水浴場だが、
天気がどんよりなので少々波風が荒い。
 
写真の岩肌を見るとわかるが、
波による浸食によって洞窟のようになった箇所が
ちらちら見受けられる。
 
今から向かう竜宮窟も、
この浸食によってうまれた海食洞です。
 
 
海岸沿いを歩いて25分くらい、
竜宮窟に到着。
 
 
まずは竜宮窟を上から見る。
ハート型に見えるのが特徴。
 
海食洞が二方向に分岐したのち、
天井部分が崩れて、このような形になったと言われている。
 
天気が良ければもう少し海の色もきれかっただろうに、
そこは少し残念だ。
 
 
下に降りて、洞窟内から見る。
天気が良ければ青天井で映えてたかも。
 
太陽の位置によって
洞窟内の見え方も変わると思うので
天気のいい日は撮り比べるのもいいかも。
 
 
洞窟の影をフレームに撮る。
こういうときに7−14mmの超広角はありがたい。
 
 
並みの入り口をズーム。
タンカーが見える。
 
何十年後かには、
また浸食で形が変わったりするのかもしれない。
 
 
竜宮窟のとなりには天然のサンドスキー場がある。
 
強風で吹き上げられた砂がたまって出来た坂。
傾斜30度。
 
そろそろ駅に戻ろうと動き出した朝10時過ぎ、
雨がぱらついてきた。
レンズにも水滴がつきだす。
 
 
来るときに通ってきた吉佐美海水浴場では
サーファーが活動し始めている。
 
帰りは吉佐美のバス停から
バスで戻ったのでラクでした。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
 LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.