COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

6日の土曜日に、

横須賀にある「田戸台分庁舎」、

旧海軍横須賀鎮守府司令長官官舎の

一般公開に行ってきました。

 

 
お天気曇り。。。
午前に行ったのですが、思ったより見学者が多かったです。
 
駅から坂を上った場所にあるので、見晴らしがよい。
今は住宅が多いものの、当時は横須賀の海も
今以上に見晴らし良かったに違いない、と思われる。
 
 
横須賀鎮守府長官の宿舎として、
 1913年(大正2年)に建設されたとのこと。
 
設計したのは櫻井小太郎氏で
辰野金吾らに指導受けたとのこと。
 
切妻屋根に、
西洋によく見られるハーフティンバーを用いた構造。
 
 
建物反対側へ回り込んでみた。
紅葉がなんとか残っていました。
 
こちらはベイウインドウが特徴的です。
ベイウインドウの右側部は上下階とも和室になっています。
 
 
長官の書斎、執務室でしょうか。
狭い空間に人が多かったので撮りづらかったですが、
少なくなった一瞬をねらってパシャ。
 
終戦まで、31人の司令長官がここで執務を行なっていた。
 
 
二階へ続く階段。
2階には上がれませんが、
和室と屋根裏倉庫があります。
 
 
一階の和室の一つ。
縁側の向こう、カーテン越しに紅葉が見える。
いい空間だ。
 
 
一番広いダイニングルーム。
奥には歴代長官の写真一覧があります。
 
この隣にはリビングルームがあり、
この日は演奏会が行われていました。
 
演奏会は予約のため入室はできませんでしたが、
とてもいい音色が聞こえてきました。
 
設置されているピアノは大正14年に製造された
ドイツのスタインウェイ社製グランドピアノC型。
建物と同じぐらいに古い歴史あるピアノ。
修理を重ねて、音色が復活したのは平成25年とのことです。
 
敗戦後、官舎は米軍に接収され、
在日米海軍司令官らが居住していました。
ガイドによると、その際にいくぶん内装も変えられたりしたらしい。
 
 
官舎の外には防空壕跡がありました。
こちらは柵があるので、外から眺めるだけです。
 
 
官舎から少し歩いた平和中央公園には
米ヶ濱砲台跡があります。
 
江戸時代の台場に代えて、
明治期に東京湾要塞建設の一つとして作られた、
横須賀軍港守備のための砲台です。
 
 
砲台上からの眺め。
改めて国防について考えるきっかけになりますね。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

11/29に、皇居にて

秋の乾通りの一般公開が行われました。

 

普段は入ることができない乾通りを通り抜けることができ、

通りで色づく紅葉を楽しみことができます。

 

公開は12/7までとなっています。

 

 
筆者は30日に行ってきました。
真っ青の秋晴れ。
 
入口の荷物検査で多少の混雑はあるものの、
人の流れはあるのでさほど苦にはならず、
中に入れば広いので、人の流れもスムーズです。
 
坂下門を入ってすぐ、目の前にある建物は宮内庁です。
 
 
宮内庁前の派出所は秋の中に埋もれていました。。。
青空、黄、緑、赤と
チューブから出した絵の具のようなわかりやすい色合い。
 
 
通り全てが紅葉に染まっているわけではないですが、
要所要所で見頃が楽しめ、時に桜も見られました。
 
 
通りの中程にある「局門」。
このあたりの紅葉も見頃でした。
 
この門の奥に皇居があり、一般参観もできるらしい。
 
 
局門の向かい、富士見多聞が見えるあたりでは
四季桜の小さな白い花が、
青空を背景にきれいに咲かせておりました。
 
 
道灌濠の紅葉は少しまばらのよう。
昼過ぎに行ったので逆行ぎみ。
午前に行った方がいい写真が撮れるかも。
 
 
乾通りは春と秋の年2回、一般公開されます。
筆者は、平成から令和に変わった年の11月に
大嘗宮一般参観が行われた時にいきましたね。
その時の様子はこちらから。
 
一般公開は7日までですが、なるべく早く行くことをおすすめします。
秋は短いので。。。
 
 
◎使用カメラは LUMIX S1M2
 LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50

COTTAのXはこちら>

 

前回の菅谷館跡の裏には川が流れており、

少し歩くだけで、

どことなく懐かしい風景が見られます。

 

 
左手の土手に並ぶのは桜の木なので
春にはまた綺麗な景色を見せてくれるのは想像に難くない。
水はとても澄んでおり、きれいに空の青を写し込んでいました。
 
ここから少し川沿いを歩き、
その後、嵐山渓谷のキャンプ場のある場所へ移動。
 
 
飛び石が並ぶ、嵐山渓谷の見どころに着きました。
水面は静かで、ここでも秋色を綺麗に写し込んでいました。
 
周りにいる人たち何人かが言っていましたが、
水量が少ないようです。
なるほど、水面が穏やかなわけだ。
 
 
飛び石を渡って対岸へ、さらに歩いて見晴台へときました。
ここらで昼食です。
この辺りも紅葉がとても綺麗でした。
 
全体的には緑も残りながら、赤や黄色が混ざり合って
色とりどりな紅葉が楽しめます。
個別で見ると、もみじに関しては少し枯れが目立ちます。
 
 
ようやく滔々と流れる水の音が聞ける場所に来ました。
大きな岩のあるあたりは、流れが複雑で水に変化が出て、
渓谷らしい風景になりますね。
 
思えば、去年はこの時期、モノクロ撮影に勤しんでいたので、
紅葉写真をがっつり撮ったのは2年ぶりです。
 
季節の移ろいは早い。
時間は無情にも待ってはくれない。
 
 
岩畳にある「遠山の甌穴(おうけつ)」。
甌穴とは、水流によって、
小さな石が川底の一箇所でくるくる回ることで
少しずつ岩を削っていき、くり抜いたようなきれいな穴ができる自然の造形。
 
落ち葉で足場が滑るので、
この時期は撮影に行く際は要注意です。ホントに。
 
 
最後に、滝があるという場所に来たのですが、
水量が少ないということで、滝がありませんでした。。。
ぜんぜん流れてなかったので、
通常時でも、まあそれほど大きい滝でもないのだろうけど。。。
 
 
渓谷で釣りを楽しむ人たち。
のどかで絶景です。。。
 
11月も終わり、週が開ければ12月。
今年あと残り一ヶ月、健康で、楽しく過ごしましょう。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.