前回に引き続き、館林さんぽ。。。
「旧上毛モスリン事務所」に来ました。
前回ブログの最後に出てきた「向井千秋記念子ども科学館」の
すぐ前にあります。
見た目は洋風だが、
和風建築の基本構造が用いられている擬洋風建築で
明治期の洋風指向がよく表れている。
モスリンとは、木綿や羊毛による薄手の織物のことですが、
日本では主に毛織物を指します。
中に入ると、展示物がたくさんのわりには意外に広く感じられます。
1階部分は壁による部屋の仕切りがないので、開放的です。
もともと事務所はここから600mほど離れた場所にあったよう。
庁舎を建てる際に、工場は取り壊し、事務所はこの場所に移設されてらしい。
ちなみにこのすぐ隣には、田山花袋の旧居があります。
この辺りは立ち寄りスポットが多い。
昼ご飯前に、尾曳神社でお参り。
この神社は1532年に、
尾曳城(のちの館林城)の鬼門の位置(城の北東)に、守護する意味で建てられた。
通常神社は日の出と関わる東向きか
日差しを引き込む南向きに建てられることが多いが、この神社は西向き。
なかなか興味深い。。。
ほど近くにある、館林藩最後の城主秋元氏の別邸。
和館と洋館が一緒になっている。
この辺りも明治らしさが垣間見える建築。
裏手には八幡様が祀られてました。
ここは本丸のすぐそばで、八幡曲輪に位置する。
八幡様は戦さの神様。
築城の頃からあったかは定かではないですが、
榊原氏が城主になった時に城の改修が行われたので
その時にはあったのではと推測。
このあたりは野鳥も多い。。。
橋を渡り、城沼が見えてきました。
“館林の里沼”として、人の暮らしと沼が深く関わってきた地。
城沼は5つある“館林の里沼”の一つ。
アニメ「宇宙よりも遠い場所」でお馴染みの、
つつじが岡公園内の東屋。
「宇宙よりも遠い場所」は2018年のアニメで、
南極を目指す四人の女子高生たちの青春を描いた物語。
ニューヨーク・タイムズでも紹介されました。
筆者もTVで2回、ネットで3回見ているうえに
BDも持っているぐらいにオススメのアニメです。
というわけで、おさんぽはさらに次回へ続く。。。