ベースボールバイブルの東です。
面白いコラムがあったので紹介します。
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かつては名選手を輩出したポジションの今。西武の遊撃手はなぜ定着できないのか(ベースボールチャンネル)
ここではこんなことが書かれていますね。
「はっきり言って、日本の守備はサーカスです」
そう指摘するのは元西武の外野手で、08年から11年まで打撃コーチ、守備走塁コーチを一、二軍で務めた熊澤とおる氏だ。現在、柔道整復師として整骨院で治療にあたる同氏は、現役時代から独学で運動動作を学び、松井稼頭央がメジャーリーグで活躍できずに苦しんでいた05年オフ、パーソナルコーチとして渡米。守備の基本を二人三脚で見つめ直し、復活に導いた。
熊澤氏の言う「サーカス」は、決してポジティブな文脈ではない。曲芸的で、基本がおざなりになっていると言うのだ。
(中略)
現役時代にショートとして名を馳せ、現在巨人の三軍を率いる川相昌弘監督がこんな話をしていたことがある。
「プロの選手だから(能力があるので)、いい加減にやっても捕れたり、守れたり、打てたり、投げられたりする。ただプロの場合、いい加減でも何でもいいから、確率が上がらないことにはこの世界でずっと生きていけない。基本に忠実に、丁寧にやり続けられるかどうかがすごく大事」
稀代のいぶし銀として24年間の現役生活を送った川相監督は、巨人の二軍を率いていた頃、手でゴロを転がして捕球させるほどの基礎から若手に繰り返させた。「『プロがなんでこんな練習をするんだろう?』と思ったかもしれない」と語る一方、伝えたかったことがある。
「プロは確率の勝負。ちゃんと捕っていいボールを投げてアウトにできる人が試合で守れるし、少しでも打てる人が打席に立てる。そのためには毎日やっている何でもないような基礎練習を、妥協しないでできるかどうかだと僕は思っている。それを選手にもわかってほしい。今後、ユニフォームを脱ぐまでそれが続くと思っている」
西武が80~90年代に常勝を築けた裏には、守備の基本を徹底させてきたことが一因にあると熊澤氏は言う。しかし、徐々にそうした伝統は失われ、身体能力に優れる選手がショートに抜擢されるようになった。そうしていつしか基本がおざなりとなり、ここ数年は大きな穴が開いた状態にある。
そう指摘するのは元西武の外野手で、08年から11年まで打撃コーチ、守備走塁コーチを一、二軍で務めた熊澤とおる氏だ。現在、柔道整復師として整骨院で治療にあたる同氏は、現役時代から独学で運動動作を学び、松井稼頭央がメジャーリーグで活躍できずに苦しんでいた05年オフ、パーソナルコーチとして渡米。守備の基本を二人三脚で見つめ直し、復活に導いた。
熊澤氏の言う「サーカス」は、決してポジティブな文脈ではない。曲芸的で、基本がおざなりになっていると言うのだ。
(中略)
現役時代にショートとして名を馳せ、現在巨人の三軍を率いる川相昌弘監督がこんな話をしていたことがある。
「プロの選手だから(能力があるので)、いい加減にやっても捕れたり、守れたり、打てたり、投げられたりする。ただプロの場合、いい加減でも何でもいいから、確率が上がらないことにはこの世界でずっと生きていけない。基本に忠実に、丁寧にやり続けられるかどうかがすごく大事」
稀代のいぶし銀として24年間の現役生活を送った川相監督は、巨人の二軍を率いていた頃、手でゴロを転がして捕球させるほどの基礎から若手に繰り返させた。「『プロがなんでこんな練習をするんだろう?』と思ったかもしれない」と語る一方、伝えたかったことがある。
「プロは確率の勝負。ちゃんと捕っていいボールを投げてアウトにできる人が試合で守れるし、少しでも打てる人が打席に立てる。そのためには毎日やっている何でもないような基礎練習を、妥協しないでできるかどうかだと僕は思っている。それを選手にもわかってほしい。今後、ユニフォームを脱ぐまでそれが続くと思っている」
西武が80~90年代に常勝を築けた裏には、守備の基本を徹底させてきたことが一因にあると熊澤氏は言う。しかし、徐々にそうした伝統は失われ、身体能力に優れる選手がショートに抜擢されるようになった。そうしていつしか基本がおざなりとなり、ここ数年は大きな穴が開いた状態にある。
なぜ日本人の内野手がMLBで通用しないのかという話は置いといて…
川相監督のこの話は本当に大切な話だと思います。
稀代のいぶし銀として24年間の現役生活を送った川相監督は、巨人の二軍を率いていた頃、手でゴロを転がして捕球させるほどの基礎から若手に繰り返させた。「『プロがなんでこんな練習をするんだろう?』と思ったかもしれない」と語る一方、伝えたかったことがある。
「プロは確率の勝負。ちゃんと捕っていいボールを投げてアウトにできる人が試合で守れるし、少しでも打てる人が打席に立てる。そのためには毎日やっている何でもないような基礎練習を、妥協しないでできるかどうかだと僕は思っている。それを選手にもわかってほしい。今後、ユニフォームを脱ぐまでそれが続くと思っている」
これを読むと「そうか!じゃあゴロ捕球をしよう!」ってなると思うんです。
でも、そのゴロ捕球の知識があるかないか。
これで選手の伸び方は全然変わります。
例えば、この子たち。
この子たちが守備の知識のない指導者に教わってたら、絶対にここまでのプレーはできていないはずです。
これは僕がそれなりに守備を知っていたから、小学生でもここまでのレベルでプレーできるようになったわけですね。
だからこそです。
まずは守備の基本を知って欲しいなと思います。
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これを徹底的に身につける。
守備はそれからですね。
まあ、参考まで。
では、また。