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2023年度 理事会を行いました

5月15日 

 

九段会館 日本遺族会の会議室で理事会を開催。

 

グアムからピースリング・オブ・グアム高木会長夫妻が出席。

 

NPO法人の会員を増やして、更に遺骨収容が進むための

 

意見も交わされました。

 

昨年7月グアム島では、日本人会が主催した慰霊碑清掃、慰霊参拝に

 

多くの子供たちも参加、総勢100名を超える人が参加しました。

 

日本で行う3月の慰霊式典にも、

 

多くの方々に参加してもらうための意見も交わされました。

2024年 春彼岸参拝のお知らせ

来年、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で執り行う

 

春彼岸参拝のお知らせです。

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて

 

国に命を捧げられた

 

グアム島 英霊の春彼岸参拝を執り行います。


先の大戦を風化させず


若い人達に平和を繋いでいけますよう


沢山の方のご参加をお待ちしております。

 

 

日時:2024年3月29日(金) 11時~12時

 

場所:千鳥ヶ淵戦没者墓苑 (屋外)

 

 

2022年度 活動報告会

3月30日 

 

武蔵野市かたらいの道市民スペースで

 

活動報告展示会を行いました。

 

(武蔵野市非営利活動補助金の助成(1,500円)を資金の一部にして)

 

 

 

 

 

2023年 千鳥ヶ淵戦没者墓苑 春彼岸参拝

3月19日  桜咲く、温かい日差しのなか

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて

 

〔グアム島で亡くなられた英霊の春の彼岸参拝〕を

 

とり行いました。

 

総勢約45名の方が参列してくださいました。

 

開式の辞 内藤 副理事長

 

 

松本 理事長 挨拶

本日はお忙しい中、皆様方のご出席を賜り、今年もここに

春の彼岸参拝を開催できますことを、深く感謝申し上げます。

日頃より当法人の活動に温かいお心をお寄せ頂き、

またこの度は、グアム島からご遺骨のDNA鑑定を担っています

考古学者のジョンマーク・ジョセフさんも参加され、

誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

 

あの悲惨な太平洋戦争が終わり、七十八年の歳月が経過いたしました。

我が国はこの間、戦火にまみえることなく、

人々のたゆまぬ努力によって平和で豊かな社会を築き上げてきました。

しかし、世界に目を転じてみれば、ロシアによるウクライナ侵攻は

一年を過ぎた現在に至っても止(や)む気配さえなく、

市民の虐殺や拷問、子供たちの連行など

ロシアによる残酷極まる 戦争犯罪が続いています。

 

ドローンや戦車、ミサイルによる無差別攻撃は、

多くの家屋や病院などの建物だけでなく各都市の発電所にも及び、

ウクライナの人々は凍死の危険にも晒されながら、

この冬を過ごしてきました。

燃え上がる炎の下を逃げ惑い、

愛する子供が殺され嘆き悲しむ人々の姿を見るたびに、

私が4歳半の時に目にし、恐怖におののいた、

あの東京大空襲のときの地獄絵のような情景が、

生々しく甦ってきます。

 

その大戦時、通信兵としてグアムに出兵し、

押し寄せる米軍との交戦中に戦死した私の叔父は生前、

戦地から百通を超えるハガキと手紙を寄せてくれていました。

そのハガキの一枚には、間もなく発売されるドストエフスキーの本を

買っておいてほしいとあり、精神生活の底の底をえぐった

その作品に深い憬慕の念、仰ぎ慕う思いがあると記されていました。

 

戦時下の日本兵をも魅了したロシア人の文化の底力、

第一次世界大戦中にロシアの女性たちが

戦争継続と専制政治に反対して立ち上がり、

それが全土へと広がって帝政ロシアを崩壊させた歴史などを

踏まえたとき、

プーチン大統領による厳しい弾圧下にあってもなお、

ロシア国内から停戦の動きが起こり、

その輪が広がっていくことを願わずにはいられません。

 

国際刑事裁判所は戦争犯罪の容疑でプーチン氏らの

逮捕状を発行しましたが、

国際社会がさらに連帯を強め、安全保障体制の根幹を破壊し、

人権を踏みにじるプーチン政権の蛮行を

一日も早く終わらせていかなければなりません。

 

私たちも戦没者遺族としての立場から声を大にして

この侵略を非難し、即時停戦を強く求めるものであります。

 

先の大戦においてグアムで亡くなられた英霊約二万人のうち

祖国に帰還できたご遺骨は、わずか五百柱にとどまっています。

家族の幸せを願い、平和を求めて散っていった英霊のご遺骨を

一日も早くお迎えすると共に、平和な世界の実現に向けて

活動を続けていくことは、戦後世代を生きる私たちの大切な使命であり、

責任でもあります。

 

三年にわたって続いたコロナ禍もようやく収束の明かりが灯り、

閉ざされていたグアムへの渡島も再開され、現地での慰霊参拝、

ご遺骨の探索にも参加できる運びとなりました。

 

私たち戦争遺児の平均年齢も八〇歳に達したいま、

これからも皆様のお力添えを賜りながら、

平和の尊さを次の時代を担う世代に語り継ぎ、

多くの若い人たちがこの活動をさらに広げていっていただけることを

切に願い、ご出席の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げ、

ご挨拶とさせていただきます。

 

二〇二三年 三月 十九日 

NPO法人 ピースリング・オブ・グアム・ジャパン

理事長    松本平太郎

 

 

 

顧問 元衆議院議員 土屋正忠 様 挨拶

 

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑 理事長 塚田 章 様 挨拶

 

 

武蔵野市議会議員 東 まり子 様 挨拶

 

 

日本戦没者遺骨収集推進協会 事業第三部長

JYMA日本青年遺骨収集団 副理事長

井上 達昭 様 挨拶

 

 

グアム政府 考古学者 ジョンマーク・ジョセフ 様 挨拶

岩崎 毅 様 通訳

 

 

2022年度 活動報告 

 

 

ふるさと合唱

フルート演奏 遠藤香代 様 、 リード 吉田 聡子 様

 

 

献奏  尺八演奏 門傳 良男 様

 

 

献花

 

 

閉式の辞 松本 副理事長

 

 

 

2023年 春彼岸参拝のお知らせ

春彼岸参拝のお知らせです。

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて

 

国に命を捧げられた

 

グアム島 英霊の春彼岸参拝を執り行います。


先の大戦を風化させず


若い人達に平和を繋いでいけますよう


沢山の方のご参加をお待ちしております。

 

 

日時:2023年3月19日(日) 11時~12時

 

場所:千鳥ヶ淵戦没者墓苑 (屋外)