【作品紹介】『世界と趣向のShort tales』の投稿で、世界と趣向の物語創作技法について言及しました。あの技法の良さは、世界が定まっているので話全体が破綻しにくいことと、趣向を凝らすことで独自性を発揮できることにあると思います。

今回は、「即興物語」の技法について話したいと思います。この技法は、「Word at a Time Story」(一度に一語ずつの物語)という海外のゲームが元になっています。

ゲーム参加者が一単語ずつ交代で文章に継ぎ足していって物語を作り上げていく海外のゲームです。日本語では一単語ずつというのは難しいので、概ね一文節ずつ足していくかっこうになります。ある程度は文脈に沿った継ぎ足しをしていくことで結果として上手くまとまります。イメージをつかみ難いと思いますので、文末の動画をご覧になってください。

この手法は2000字程度以下のショート・ショートの創作に向いているように思います。ゲームの結果としてできた文章をそのまま物語作品の完成品とすることはできないと思いますが、ある程度の編集を加えることで十分に通用するものにブラシュアップできると思います。そうしてできあがった作品は、二人以上の掛け合いで出来上がるものであるだけに、意外な結末を迎えることが特徴なのではないかと思います。活用してみてはいかがでしょうか。

参考:即興物語のプレイ実例
YouTube動画【ポルカの伝説】にじVSホロのアドリブ女王
YouTube動画【ポルカの伝説】アドリブで息を合わせた物語をつくるって無謀だわ

えらそうに「水環境負荷削減の個人的な取り組み」なんて言ってはいますが、たいしたことはしていません。

 

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いまどきのカップ麺や即席袋麺は、安いものでも味が確立されていて美味いしので私は好きです。スープも残さないようにしています。それのなにが「水環境負荷削減の個人的な取り組み」なのかというと、あれを下水道に流すと、処理場で浄化するときの負荷がけっこう高いらしいのです。それゆえ私はスープを残さないのです。

カップ麺や即席袋麺の麺重量は60グラムから80グラムほど。それが一食だと何か物足りないので、残ったスープにライスを投入です。焼いた餅を入れて雑煮のようにするときもあります。こうすることで腹が満たされ、スープは残さず消費され、水環境負荷も微量ながら減らせるわけです。

即席麺のスープは残さないと体に悪いとは言われていますが、毎日毎日朝昼晩そればかり食しているわけではないのですから、そう神経質にならなくてもよいのではないかと思っています。

コミュニケーションと交流をメインに開催する同人イベント「亀城祭(仮)」 第31回がきたる2023年10月29日(日)、茨城県土浦市で開催されます。

準備不足につき、当サークルは参加を見送らざるを得ませんでしたが、参加団体はみなさん頑張っておいでですので、お時間のある方は覗いてみて頂きたいと存じます。

 

亀城祭(仮)ウェブサイト

 2022年3月3日と今年10月17日までの間にどんな活動をしていたのか、という話の続きです。今年5月にCOVID-19が感染症第5類に分類替えされて以降、以下のテレビアニメ作品の各聖地を巡礼するなどのオタ活動を励行していました。

1.東京都東村山市ほか
女子高生の無駄づかい』の聖地である東京都東村山市及び小平市、埼玉県所沢各市内のポイントを巡礼。多摩湖線八坂駅と新宿線久米川駅の間は歩いた方がかえって早いなど、図らずも西武多摩湖線・新宿線の乗り継ぎ事情に詳しくなってしまいました。

2.東京都営荒川線の沿線ほか
冴えない彼女の育てかた』の舞台である東京都営荒川線の沿線(特に東池袋四丁目~早稲田間)、池袋駅東側界隈、そして埼玉県和光市内のポイントを巡礼。東武東上線に乗車するのは久々でした。

3.東京都豊島区ほか
踏切時間』には都内にある多くの踏切が登場します。旅する亜人ちゃん様のブログ記事を参考に、作品内に登場する踏切を巡礼。西武新宿線は線路の地下化工事が進んでいるので、中井4号踏切は何年か後にはなくなってしまうのでしょうね。
写真は現地で撮影した第二中里踏切。踏切を越えた先が橋梁になっていて、その下を湘南新宿ラインがくぐる変則二階建て構造の変わった踏切です。



4.西武池袋線・新宿線・狭山線
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』放送開始記念イベントとして実施された『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』西武鉄道・伊豆箱根鉄道合同スタンプラリーに参戦。ラリーポイントとなっている9駅(池袋・練馬・石神井公園・所沢・西武球場前・鷺ノ宮・上石神井・田無・新所沢)すべてをコンプリート。最終ポイントとなった西武球場前駅でクリア賞としてオリジナルポストカードを受領しました。

5.埼玉県飯能市
ヤマノススメ』『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』でおなじみの埼玉県飯能市。ぎょうざの満州のダブル餃子定食はボリューム満点でうまいと思う。チェーン店は期待を裏切りませんな。宮沢湖温泉は食事も湯も極上でした。もちろんメッツァビレッジにも立ち寄りました。
写真は、雪村あおいちゃんが天覚山に挑戦する際に下車した東吾野駅、飯能駅、メッツァのムーミン売り場

6.埼玉県秩父市
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』ほかの舞台。秩父市は『球詠』で新越谷高校と対戦する影森高校の所在地でもあります。西武秩父温泉は駅近(というより、西武秩父駅構内)でとっても便利。温泉むすめの秩父美祭(ちちぶまつり)さんが出迎えてくれます。
写真は街の自販機、『空の青さを知る人よ』ラッピング電車、秩父鉄道影森駅、秩父美祭(ちちぶまつり)さん

7.東京都杉並区
好きな子がめがねを忘れた』の物語が繰り広げられる高円寺界隈は杉並区の東端に位置します。アニメに出てくる駅前北側の純情商店街の再現度はかなり高いです。作中たびたび登場する「公円寺北四丁目交差点」は実在の「高円寺南四丁目交差点」と思われます。

 前回の投稿(2023.10.17)とその前の投稿(2022.3.3)との期間が2年半以上もあいてしまいましたが、その間に活動を停止していたわけではありません。この期間での主だった動きをこの投稿と次回の投稿の2回に分けて報告したいと思います。

まず、2022年に実施された第一回AIのべりすと文学賞に応募しました(作品募集期間:2022年2月1日(火)~6月30日(木))。新作を締切当日の正午過ぎに仕上げ、急いで事務局あてに専用フォームから送信するというギリギリの応募でした。結果発表は10月1日(土)の予定でしたが、10月31日(月)に延期になりました。


 応募作品総数は389本、我がサークル木枝普による応募作『白衣観音と黒いタイツの女』(PDF1.1MB)は予想どおりの落選。サークルとしてのこのときの目標は、「締切りまでに仕上げてコンクールに応募する」ことにありましたので、結果はそもそも期待していなかったというか、落選自体は初めから織り込み済みの結果だったわけです。初陣で入選なんてあるわけありませんのでね。


 以下、参考までに当時の募集概要をお示ししておきます。第二回以降は内容が変更されることもあるでしょう(事務局によれば第二回の実施も計画中とのことですが、今のところ動きはないようです。)。


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〈参考〉第一回AIのべりすと文学賞作品募集概要
 日本最大規模のAIによる物語生成ジェネレーター「AIのべりすとalpha2.0」を使い、新しい創造的物語を書いて応募してください。「AIのべりすとalpha2.0」を利用した作品であればジャンルは問いません。オリジナリティあふれる作品をお待ちしております。ただし、他の文芸賞に応募していない作品に限ります。
 作者の精神性、メッセージ性が強く打ち出された純文学や、アクション、ファンタジー、SF、ホラー、ミステリー、コメディ、歴史・時代小説、エンタメ/ライトノベルなど、多様な小説作品。ジャンルは問いません。また、長編でも短編でも構いません。
例:ショートショート、エッセイ、短歌・俳句、落語、シナリオ、ハウツー、クイズなど
【文字数】
[小説作品] 8,000文字~10万字程度
[ショート作品]1,200文字~1万字程度
※俳句は十句、短歌は十首以上
※作品の形式によっては文字数を問いません。
※あわせてAIのべりすとをどのように利用したか「感想/コメント」(文字数不問)を書いてお送りください。こちらも審査の対象とさせていただきます。
【募集期間】
2022年2月1日(火)~2022年6月30日(木)
【応募方法】
募集要項を確認の上、応募フォームから作品を投稿してください。
【結果発表】
2022年10月1日(土)AIのべりすと文学賞ホームページにて発表します。