リビングに置いてある小型のギターアンプです。左が真空管アンプで、右がトランジスタアンプです。
ギターアンプについて、高校生の男の子からご質問のメールをいただきました。
「楽器屋さんで比較的リーズナブルな価格で販売されている小型のギターアンプでどれがオススメですか?真空管とトランジスタの違いは?」 についてですが、扱いやすいのはトランジスタの方かと思います。最近ではReverbやPhaser、Flangerなどの空間系のエフェクターが内蔵されていたり、歪みの度合いもダイアルで簡単に変えられる新商品がどんどん発売されているようです。
真空管アンプの方は音を整えるプリ菅、音を増幅するパワー菅を使った昔ながらの真空管を回路に用いたアンプです。電源を入れてから真空管が温まるまでの約1分くらいは音が出ません。大音量が出るわけではないのですが、温かみのある太めなサウンドを出すことができるかと思います。ロカビリーやシカゴブルース、60年代のブリティッシュロックなどのサウンドは真空管アンプのサウンドです。トランジスタのアンプは70年代以降から一般的になってきました。特にローランドのJCシリーズや日本製のフェンダーのアンプ、グヤトーンのアンプなどが有名かと思います。最近でもライブハウスではハードロックのバンドの方が二段積みのマーシャルを爆音で鳴らされていますが、あのアンプのヘッドも真空管の回路がびっちりつまっています。ご自宅などで練習用に使用されるのでしたらトランジスタアンプの方が音作りが簡単かと思います。
真空管の背面の回路です。電源を入れると、真空管がオレンジ色に点灯して電気信号を整えたり、増幅したりしています。この原理は戦前から日本でも使われていた木製のラジオや戦後間もない頃に登場した初期のテレビに使われていました。その頃はごく一般的な電気回路でしたが、トランジスタの発明と普及とともに主役の座がトランジスタに移り変わっていきました。現在ではジャズなどを聴かれる方のオーディオのプリアンプやパワーアンプで使用されたりと、温かい音を好まれる方に愛用されているかと思います。







