たか坊のブログ -38ページ目

たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

唐突に・・・・

では「プラスチゾルインク」の隠蔽性ってどうなのかガーン


時折誤解なさっている方がいらっしゃいますが、水性バインダーは「水性」だから染み込みやすく(隠蔽性に劣り)、プラスチゾルインクは「ラバー」だから隠蔽性がある・・・・

これまで時折ご紹介している様に、水性バインダーにも「ラバー」バインダーは有りますし、逆にプラスチゾルインクに「風合いの良い」インクも有ります。
一概に「ラバーインク」だから完璧な隠蔽性があるという訳では有りませんガーン


プラスチゾルインクは、
ラトランド社・ユニオン社・ランサー社(エクスカリバーインク)の様に、既に顔料を練ってあり、即印刷出来るような形で販売しているメーカーがあり、
ウィルフレックス社の様に、ベース剤(糊剤)を顔料(PCカラー)を分けて販売し、印刷前に混合撹拌して使う形態にしているメーカーも有ります。

ただ、これは日本国内に輸入されている形態がこうなのであって、
ラトランド社・ユニオン社・ランサー社も、本国ではベース剤のみとか、PCカラーのみとかでも販売しています。
ウィルフレックスにも、既にベース剤とPCカラーを混合撹拌した状態で販売している商品もあります。


プラスチゾルインクも、元になるベース剤の「隠蔽性」が有れば良いけれど、隠蔽性の良くないベース剤を使えばそれなりになってしまうガーンという事です。


ホワイトインクを例に挙げると、
ラトランド社のマキシマムホワイト
ユニオン社のPOLYホワイト
等は、隠蔽性が高く且つブリードにも比較的対抗力が有ると言われますが、

これは発泡剤が少量添加されていますガーン
以前にもご紹介しましたが、発泡(膨らむ)事によって、下地の色を隠蔽する効果が有ります。

これに対して、ウィルフレックス社のファントムホワイト等は発泡剤は含まれて居ません。

両者をプリント後、試しにプレスして見て下さい。マキシマムホワイトやPOLYホワイトだけは潰れた様になりますガーン

余談ですが、POLYホワイトの容器の蓋には1箇所、小さな穴が開けられています。
これは、輸入されてくる間に、発泡剤の影響で容器が膨らんで破裂する事を防ぐ事が目的で開けられています。決して、誰かが恨み辛みで開けたわけじゃありませんのでご安心をガーン


水性編でもご説明したように、プラスチゾルインクでもやはり「赤系」や「黄系」は隠蔽性に劣ります。
発泡を混ぜれば少しは良くなると思いますがニコニコ
最近なにかと時間が足りなく感じて来ました(汗)今日は昼ご飯の後、少しゆとりが有り、折角なのでiPhoneから記事をUPしてみます。

所謂、黒やGqeen、Redなどの「色付きの生地」にプリントする場合、下地が透けない様にするには・・・
ラバーインクで、しかも隠蔽性能の高いバインダーを使います。
間違ってもアンカータイプ(染み込む)を使っちゃいけません。染み込むんだから(笑)

その壱

透明のラバーバインダーにホワイトバインダーを若干混合撹拌して、それに水性顔料を足す。

その弐

ホワイトペーストが混合撹拌されたマットバインダーに水性顔料を足す。


壱も弐も、結果は同じ様に思えます。
しかし、弐では作る事のできる色が壱では作る事ができない・・・という事が起きる様です。
「何故かパステル調になってしまう」という事が。

さあ、隠蔽性はどうでしょう?
弐だけでは少子隠蔽性が足りない・・・と言う事が起きかねないので、ホワイトペースト(若しくはホワイトバインダー)を加えて調節して下さい。

ただ、どんな時においても、各バインダーは同じ樹脂で作ったバインダー同志を使って下さいね。
最悪ばくはつ・・・・はしませんが(笑)洗濯堅牢性が著しく低下、すなわち剥がれやすくなります。
普通のシルクスクリーン資材会社なら、ちゃんと教えて下さいますから。

ただ、黄色や赤はどう頑張っても隠蔽性を上げる事ができません。水性顔料を余り入れすぎると、これまた洗濯堅牢性を損ないます。
潔く、白をアンダープリントしましょうよ。
今朝、朝一番でスポットドライヤー(中間乾燥機)を納品して来ましたニコニコ

サラリーマンだった頃は、こういった事は殆ど人任せで一切手を出さなかったんですがガーン
って言うか、機械の事は詳しい人間が居たので、あえて任せていたとでも申しましょうかガーン

兎に角、物が部品状態だったので、それをせっせと組み立てる事から、納品までを一人でこなすのは、当初不安ばっかりでしたがガーンやってみれば以外に簡単ニコニコ
もともと、説明書を読む事が好きなので、じっくり・ゆっくり組み立てれば、時間はかかるものの意外と楽しかったですニコニコ


前職ではM&R社の製品を扱っていましたが、今回納めたものはBBC社のスポットドライヤーです。
今回のお客様には、M&R社のタバスコフラッシュ(ヒートパネル400mm×400mm)を2台使って頂いていましたので、今回も同じ大きさのBBC社のブラックボディBF1-1600Sを使っていただくことにニコニコ

ヒートパネルの面積もV数も同じなので、熱量も同じと思っていたのですが・・・・

BF1-1600Sはその型番の通り1600Wの出力があります。
対して、タバスコフラッシュ(100V)の方は・・・機械の銘板を見ても・・・明記されておりませんガーン銘板は「×××」となっていてガーン

設置が終わって・・・と言っても、事前に会社内で組み立てておいたので、お客様の工房に運んで合体させるだけですがガーン
電源ON

同じ距離の所に手のひらをかざしてみると・・・・・

明らかにBBCの方が熱量を出していますねニコニコ
これはヒートパネルの性能の違いなのでしょうねニコニコ


弊社ホームページ

今日は運転免許試験場に免許証の更新に行って来ました。

「コンピューターで処理しますのでこちらの列に並んでください」っていう職員さんの声に

「おぉおビックリマークいよいよ近代化かはてなマークガーン早く帰れる」

と思ったのに・・・・


列がドンドンちじまって、次第に明らかになったコンピューターとわ・・・


これまで使っていた運転免許証を差し込む固体と、その横にはレーザープリンターの様な物が・・・・


なんじゃいビックリマーク

今までの申請書の一部分に、これまでの免許証の裏表がモノクロコピーされて出てくるだけ・・・・

確かに写真を貼り付ける作業がなくなったのは良いが・・・
それと、その後本籍なんかを確認するぺら紙(多分サーマルプリント)を渡されるので、裏でデータのやり取りがを行っているんだろうけど、これって単にスキャンしてプリント。データをLANでデータベースサーバーに送っているだけじゃん・・・・

おまけに、誰かがプリンターからその用紙を取り忘れていったら混乱が起きてしまっていた。
実際わたくしの用紙は知らない女性の写真になっていてガーン(多分1~2人前に並んだ女性)、何も説明をされていない私は、その写真は何らかの「例」なんだと思って、さっさと自分の氏名を書き込んでしまいましたガーン

職員さんに「なんで書いちゃうの!」って言われて

「じゃぁ、ちゃんと説明書いておきなさいよ!」って半切れになりましたあせる


その後は、なんの問題も無く・・・というか、これまでどおりの手続き。

なんかメリットあるのはてなマーク
今回貰った免許証から、ICチップが埋め込まれているらしく、少し厚みのあるカードになっています。
そのICチップに古い写真のデータでも入れてあるのかしらはてなマーク

結局は更新申請書を見ながら手入力してるんじゃないのはてなマーク

そう思うと、また無駄なお金が・・・・と思わざるを得ない一日でしたガーン


弊社ホームページ
昨日の続きですニコニコ

「感光乳剤をコーティングする際に上手くいかない・・・」というご相談ですが「そりゃぁあなた・・・きちんと落版してくださいよ・・・」ってのが時々あったりしますガーン

まさか、前回使用した感光乳剤を全く落とさずに、その上からコーティングなさろうとする方はいらっしゃらないかもしれないですがガーン

感光乳剤はスクリーン(紗)の細かい傷等に絡みつくように塗布されるので、使いすぎて傷が少なくなったスクリーンには塗布しづらくなります。
そして、古い感光乳剤の残りや、インクの残り、又はゴースト等がスクリーンに残っていると、当然の様に表面に絡みつきづらくなります。

版はなるべく綺麗に落としましょうニコニコ

あと、古くなってツルツルになったと思われる「紗」は張り替えるべきですがガーン物は試しでガーンスクリーンの裏表を束子でゴシゴシしてみるのも手かもしれませんガーン
以前は「シリシウムカーバイト」という研磨剤が販売されていたのですが、人体に有害な物質を含んでいるので生産中止になっていますガーン

ちなみにゴーストを落とすにはこれが 有効ですニコニコ

弊社ホームページ