PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~ -24ページ目

【人】出版プロデューサーは偽者が多い

出版プロデューサー。


よくネットで散見される言葉。アメブロでもたくさんいらっしゃいますね。しかし、その実態はほとんどがニセモノだ。


出版実現をアシストすれば「プロデューサー」といえるのか。そんな馬鹿な。この人たちの思想は腐っている。


神聖な出版文化を著者のビジネス上のPRツールと位置づけている点だ。


著者が一方的にそう思うのはわからないではないが、そもそも著者のお金儲けをサポートするために、出版社は300万円を初期投資して商業出版するわけではない。


実用書やビジネス書を専門にやっているというが、そういう思想(著者のお金儲けをサポート)を持つ限り、出版プロデューサーなどちゃんちゃらおかしいというもの。


むしろ、著者が著書をビジネス上のPRツールと位置づけるような考え方をもっておればそれを否定してあげなければならない立場なのに。


出版プロデューサーを名乗っているほとんど人たちの仕事はたんに出版編集部との使い走りだけの役割だ。第一、自ら企画書すら書けないではないか。


おまけに「私に逢いたければお金をだして逢いに来いだと」。この言葉は一生忘れられない、私に対する非礼な暴言だ。あなた、自分を何様だと思っているんだ。


あなたがプロデュースしたという著者や知人たちをみるとなぜか共通するところがあって、皆さん「お金の匂いのぷんぷんする人たち」ばかり。類は類を呼ぶ、同類項ってやつだ。心ある人々はあなたたちのコミュョニティには入っていかない。私もその一人だ。


出版社との人脈がノウハウ? 笑わせるな。あなたたちのやっていることはブローカーと変わらない。ご本人は詐欺でないと言い張っているが、私はそうは思わない。


もともと私自身は出版社をマスコミとは思っていない。一般的にはマスコミというカテゴリーに入っているのだろうが、版元に「報道」という精神はこれっぽちもない。


そりゃ、売ることは大事なことだろう。売れてナンボ。それは痛いほどわかるが、実用書やビジネス書に多い「月商○○万円にする法」「私はこうして○億円稼いだ」などの書名タイトルにはどうしてもなじめない。はっきりいってウソが多すぎるのだ。


新聞マスコミはまちがってもこういうタイトルにはしない。ここに新聞社と出版社との大きな違いがある。文章もデタラメだ。編集者はいったい何をしているんだといいたくなる。


しかし、出版したい著者予備軍と著者を探して書籍を売り出したい出版社とをつなぐ仕事は存在していいのかもしれない。


ただ出版プロデューサーを名乗るのなら自身の著書があり実績を示すこと、出版企画を確実に通す企画力と企画書作成力をもっていること、これらは不可欠のスキルだ。


私がこの人たちを嫌う理由はその報酬システムにもある。出版が実現できたら著者が受け取る印税の○○%を出版コーディネート料として支払うシステムのことだ。


サポートした出版コーディネート料としてお金を支払うのはわかるが、それなら出版社や部数や売れ行き状況によって金額が違うのではなく一律にすべきだ。


だいたい本来著者が受け取るべき印税という懐(ふところ)に手を入れるなよ。気持ち悪いビジネスとは思わないか。増刷など売れたりするのは出版プロデューサーの力量ではない。出版社がさまざまな努力をしたからだ。


こういう点からしてあやしいビジネスといわざるを得ない。我こそは正しい出版プロデューサーというのだったらその受け取るべき報酬を印刷部数や販売部数とは関係なく、一律料金にすべきと思う。


出版実現できた段階で一律料金を支払う、それでいいじゃないか。なぜ増刷に入ってからも料金を支払い続けなければならないんだ。よく考えてみよ。しょせん先人が開発した出版コーディネートビジネスモデルをそのまま踏襲しているだけではないのか。


自分で言うのも何だが、私がやっているランチコンサルという仕事をみよ。報酬は受け取らず、3000円のメシだけ食わしてくれればいいよ、という誰が見ても異超常なボランティア料金なのだ。


たった2つのPR回答を導き出すのに最低でも1週間はかかる。こんなばかばかしいサービスをやっている人間は日本中で私だけ。自信があるからできる技だ。


どうだ、本物の人間とはこれほど差があるんだ。出版プロデューサーなどという得体のしれないあやしいビジネスとは天と地との差というもんだ。


本をなんとか出したいという人の弱みにつけ込んで足元をみて「私に逢いたければお金を出して私の講演会に来たまえ」とはよくいえたもんだ。その貧困なる精神は永遠に語り継がれるだろう。金の亡者同調者たちによる第一級の詐欺師だと。



【言葉】「元気をもらう」に異論・反論

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-俵万智さん


最近、特に若い人に、人から「元気をもらった」とか「勇気をもらった」とかの発言を見受けますが、私はちよっとおかしい言葉使いだなと心にひっかかっていました。


そんな矢先、NHKテレビをみていたら、そのことが話題になり、ゲスト出演していた俵万智さんが、「言葉使いとしては変わってきています。本来、勇気とか元気は自分から出すものであって人からもらうのはおかしい。たとえていうと、言葉の外注、アウトソーシングなんですね」といっていました。


自分で勇気がもてない、元気がでないものだから、人から与えられているんだという。私はこの解説をみて合点がいきました。そう、現代人は人から「元気の素、勇気の素を注入してもらっているんだと」。


その具体的証拠が「きょうはあなたに元気と勇気をいただきました」などといっていますね。若者は。私たちの世代ではこういう言葉使いは絶対しない。おかしいんだよ。


私も俵さんの説に納得。ただ、この言葉、本当に俵説がどこまで正しいかどうかは不明。使われ方が変わってきたということでしょう。この部分は認めなくちゃ。


私の専門はPR発想ですが、言葉は重要な役割をします。その時々に、心にひっかかったことが大事なんです。なぜ、おかしい、不思議だ、・・という心情こそ、明日への発明・発見につながります。これを当たり前のように素通りしておくと決していい企画は生まれないと思っています。


私と同じ疑問をもった人も多いらしく、同様質問に答えてくれていたサイトがありました。2006年でちよっと古いのですが、ここに書かれてあることに私は賛成です。

▽勇気はもらえるか http://yeemar.seesaa.net/article/12422967.html


このサイトの説ではこういうもありました。これもなるほどと思っています。それは「ドラゴンボール」と「青いブリンク」のことです。ここから流行ったのではないかと。


〔孫悟空〕だ…大地よ 海よ そして 生きている すべての みんな ………/このオラに ほんのちょっとずつだけ 元気をわけてくれ!!!〔原文総ルビ〕
(鳥山明『ドラゴンボール』第20巻 1990.01.15 第1刷 p.77)
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(がけ上の細道で)〔ブリンク〕止まっちゃだめだよ、カケルくん。〔カケル〕だめだよ、これ以上行けないよ。〔ブリンク〕カケルくん、勇気を出して。君は男の子だろ。〔カケル〕だって、こわいんだよう。落ちそうだよ。〔ブリンク〕弱虫! しかたない、勇気をあげる。(カケルに火の玉を打ちこむ)〔カケル〕(がぜん元気になってブリンクにまたがり)ブリンク、行くぞ!
NHK「青いブリンク・第1回・はるかなる出発」1989.04.07 放送
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ところで、俵万智さん、男の赤ちゃんの母親でもあるんですね。けれど、俵さんは結婚しておらず、シングルマザーとして、相手の男性については明らかにしていない。  

【原稿】リリースよりも発想が大事

プレスリリースサイト(報道用発表資料)が花盛りですが、私からみると、ほとんど報道の対象にならないボツネタが多い。どれをみてつまらない内容のものばかり。


自分だけ、自社だけよければいいというワガママな情報ではメディアは取り上げないことをわかっていないのだろうか。


大宅壮一風にいえば、「一億総プレスリリース発信化」現象が起きている。


つまり、プレスリリースもどきの文章をWord文書にまとめれば[プレスリリース=マスコミ報道]するとでも思っているのだろうか。


ニュース性がどこにもない。ただのゴミ文書だ。発信するのは自由だが、報道されもしない情報を流しても無意味というもの。プレスリリースもどきの文書は広告的・販促的内容の「パンフレット」状態になっている。これでは見向きもされない。


やはり、社会性、公共性、時事性、今日性などが備わっており、文字とおりニュース性のある情報でないと。ジャーナリストでなくても「おもしろい話題」と感じるようにしてあげないと。はずかしいよ、企業の顔である広報文書を無数にばら撒くのは。


「どのように書くか」よりも「何を」書くかだ。報道されないものを書いているのがほとんど、というのが私の見立てです。リリース作成にとって大事なのは文章技術ではなく、社会に役立つ発想技術。またPRはマスコミ人脈が必要というのも大いなる誤解です。


では、どうすればいいのか。


「これなら必ずマスコミが報道する」という強い自信と決意をもって「アイディアあふれるプレスリリース」を作成することです。文章を上手に書くという意味ではありません。


ところが、この「マスコミ報道が前提のアイディア」というのは誰でもは簡単には作成できない。


PRアイディアというより、ほとんどは「発想力」という問題にぶつかります。発想力がないのですね。社会とつながる発想、そういうイメージがわかないんだなあ。


そういう時は専門家をかつぎだせばいい。いますよ、ここに私という人が。


私にランチをご馳走して舞い上がらせ、いろいろと今後の方向性を引き出すことが賢いと思います。たったの3000円のランチでPRアイディア2個がゲットできるのですから。


サービス名を「ランチコンサル」といいます。

http://my.formman.com/form/pc/jXGFO0ORx6P5vrmC/


上記URLをクリックして、必要項目(課題)と希望日程を記載してメールで送ってみてください。私にPRアイディアを作らせてみませんか。どんな難問でも対応します。


この道30年のPR専門家が、マスコミが必ず取り上げるPRアイディアを披露します。

【戦術】飴はPRツールだ

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-松魚(カツオ)つぶ PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-さくらんぼ飴 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-こんぶ飴
PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-米飴 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-醤油飴・ミソ飴む
PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-ジンギスカン飴 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-すし飴 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-笹あめ


あるは、あるは、飴もいっぱいあるんですね。


一番上左にある魚のは「かつお飴」なんだよ。


かつおの味のする飴なんだって。どんなものか食べてみたいね。


一口に飴といっても文字通り一口では食べられないくらいたくさんあります。


これ、PR的にはツールになり得ますね。1袋100円だから安いコストですね


コストが安い上に、個数がたくさんあるからPRノベルティに最適だ。


逆に「飴や」さんはもっともっとPRノベルティとしての使い方を啓蒙しなきゃね。


ただ「型作成や原料手当て」もあるでしょうから、


最小ロット数は1000パックとか1万個とかでないと

メーカーは引き受けられないかも。


でも、こんなにカラフルで楽しいし、食べておいしい、

しかも個数がたくさんあるのでたくさんの人に伝えられるし、

こんなおもしろいPRノベルティはほかにないかも。


要はどういうシーンでどのように使うのかの「企画力」がすべて。


私なら少しばかりの予算をいただければすぐに「飴」ノベルティを作りますね。


少なくとも、路上で配るテイッシュよりははるかに受け取る率が高いと思う。


飴パッケージの中で何かのメッセージをするのもいいし、どうせなら、その飴自体に何かのメッセージを表現した方がインパクトあるよね。


私は甘党だし、路上で飴なんか配られたら、何個ももらいたいな。


だじゃれでおもしろ飴を作って本丸の方(PR対象)に引っ張りたいなあ。

【原稿】プレスリリース原稿をつくります

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-プレスリリース作成所のトップ画像
PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-プレスリリース料金表

プレスリリース(報道発表資料)のみのオファーが多くなってきたため、プレスリリース作成所という名のサイト を立ちあげました。


企画・特集もの原稿とは

http://s-pr.com/Press-Releases-place/?page_id=11


プレスリリース作成歴35年の私に、どうぞ、お申し付けください。

http://s-pr.com/Press-Releases-place/?page_id=9


▼[こんなに違うプレスリリースの書き方] に大反響!!
◎お客様作成のリリース原稿(元ネタ) http://s-pr.com/room/fcube.doc
└→私ハスカが作成した修正リリース http://s-pr.com/room/osakana.ppt
  └→成果1:全国紙・家庭面に大型記事 http://s-pr.com/room/20041126/

   └→成果2:全国紙・Web掲載 http://tinyurl.com/c33qwm
    └→詳細リポート http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=507


PS. ちなみに、このサイトはWordPressで作成されております。


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。



【出版】第2弾プレスリリース

調理人も「世相を料理で表わせ」 
遊び心と社会への関心を持って アイデア料理で地方創生を実現


■世相反映のアイデア料理


社会の関心事をアイデアに取り込むことが私の発想法です―。
そう語るのは、広報代行会社を経営する蓮香尚文さん(67歳)=写真。この道34年だ。


蓮香さんは飲食店のPR企画の依頼で、アイデア料理メニューをよく提案している。そのメニューには遊び心があふれ、読む方も思わずクスっと笑ってしまうほど。「世相を表す料理メニューを、多くの飲食店に提案したい。そして、その料理を通して社会への関心を持って欲しい」と話す。


蓮香さんのユーモアたっぷりの成功事例を紹介すると―。

数年前、大阪のたこ焼き店のケース。バレンタインデ用に「黒と白の生地を二列に配したたこ焼き」を提案、発売したところ大ヒット。黒白(こくはく)と(告白)を結び付けた言葉遊びのアイデアが受けた。この成功に気をよくした蓮香さん、他のアイデアメニユー作りにも挑戦。
出来上がった発想ノウハウが記念日の活用だった。社会的視点の素材を「〇〇記念日」に求め、アイデアを練り込んでいった。



街頭演説本番イラスト

例えば「タイヤの日」(4月8日)。春の全国交通安全運動の4月と、タイヤをイメージした8日の語呂合わせ。提案したメニューは「鯖のスキムミルクスープパスタ」。この料理を発想した組み立てがおもしろい。「足が速い」(足が早い食材→鯖)タイヤでは脱輪(脱脂乳+リングイネ→スキムミルク+パスタ)事故が発生するなど社会問題に。ユーザー側の整備不良か製造者責任か、リコール届け出を受けて裁(鯖)かれた。製造側の評判はガタ落ちで、痛いや(タイヤ)」。


また8月3日のハサミの日のケース。使えなくなった ハサミを供養する日を(8)さみ(3)の語呂合わせ。創作したメニューは「ウサギ肉と茄子のさみ揚げ」。茄子にウサギ肉のひき肉で作ったタネを挟み込んで揚げることで「オレオレ詐欺」や「ネットのアカウント乗っ取り」トのアカウント乗っ取り」等の「なりすまし詐欺」をやり込める様を表現した。 


「料理を通して社会や世相が見えてくるようなメニユーにすれば話題を呼び人が集まります」と蓮香さん。


これらのアイデア集を本にできないかと、飲食店関係者を対象に支援サイト(http://hasukahon.tokyo/ )を立ちあげた。サイトではアイデアメニュー12編を無償開示した上で、「書籍化を希望しますか」との問いに、1月20日現在、回答者200人うち、94%にあたる188人が出版希望の意思表示、好感触を得た。 


これを受け、「食の街・関西から出版されれば嬉しい」と蓮香さんの夢は膨らむ。地方創生と叫ばれている中、アイデアメニューで活性化を実現という蓮香さんのアイデア魂に幸あれ。(了)



発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。


【TV】放送記者に学ぶ広報

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-放送記者の日常


放送記者に学ぶ広報1


■結論を含むリードを先に(1/2) 
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プレスリリース文を作成するには最低限これだけは必要という原則があります。それは以下のようなもので、英語の頭文字をとって「5W1H」と呼ばれています。文章を構成するための必要項目というわけですね。
                                   
 When   いつ   (どんなときに)
 Where  どこで (どこに、どこへ、どこから)
 Who   だれが  (どんな人が)
 What   なにを   (どんなことを、どんなものを)
 Why   なぜ     (どうして、なんのために)
 How   どのように (どんなふうに、どうやって)

6つの要素をもれなく書くことがプレスリリース作成の基本ですが、その際、5W1Hの順序は決まっておりませんのでどこから書き始めてもよく、自由に書いて構いません。
 
ビジネス文章では、「起・承・転・結」や「序論・本論・結論」などといって結論を最後に書くことが多いのですが、プレスリリースは新聞記事と同じように、まず、リードという形で先に「結論」を短く書き、そのあとに詳しい内容を書くというやり方をとります。
 
リードとは新聞と放送とは若干見せかた、聞かせ方が違うのですが、基本は同じです。すなわち、リードとは、ニュースを詳しく説明する前に、どのようなニュースを伝えようとしているかを短くまとめたものになります。
 
例えば、放送ですと、アナウンサーが、「きょう午後、どこどこで、これこれの事件がありました」と、まず最初に読み、続けて、「事件があったのは、どこどこのどこどこで、きょう午後○○時頃……」と詳しく内容が続きます。 

この、最初の「きょう午後、どこどこで、これこれの事件がありました」というのがリードに相当します。新聞では、大きいニュースの場合、見出しのあとにリードが書かれています。

もっとも、元読売新聞記者でジャーナリストの故黒田清さんにいわせると、 「WとかHと かはニュースの構成要件であって、文章の構成要件ではない。新聞文章の本質はそんなところにあるのではない。それは何かと言えば、その文章にどれほど感情が移入されているか、どのくらい読者に訴える力を持っているかである」。


さらに、「この事実を伝えたいんだ」という記者の感情移入が大切で、「読者に訴える力(訴求力)=5W+1H+感情(情熱)」だと定義づけている。(黒田清著、体験的取材学より)

このようにプレスリリースであっても大切なことは報道記事と同じように「やさしくわかりやすい文章と明確な視点」が必要だ。とりわけ、5W1Hがあっても、独自な視点がなければ印象に残らないので要注意。

また、1文あたりの長さを短くすることが重要だ。共同通信では100字超を目安としているが、日本経済新聞では「1つの文章は長くても60字程度とし (12字詰め)10行程度で改行する」と、より短い文を奨励している。  

■放送原稿は聞きやすい文章が命(2/2)
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小学生の時、同級生だった
元NHK報道主幹の内村正教さん(現、NHK放送研修センター理事)によると、5W1Hの基本姿勢は変わらないが、放送原稿の書き方は新聞と違い、「聞きやすい文章作成を意識する」ことが最も重要なことといいます。
 
内村さんによると、まず、ニュース取材の基本は、「情報を取ること=取材力」と「分かりやすく伝える力=表現力」といい、電波メディアの場合、「原稿 (コメント)」「映像」「実音」がテレビニュースの三要素となる。ラジオは「原稿」と「音声」のみが必要で、「映像」は入らない。

そして、新聞原稿との大きな違いは、
[1]アナウンサーが読む。話しことばが基本(・・です。・・ます。調)
[2]聞いてわかること。
[3]視聴者は、読み直しができない。一度聞けば理解できる文章。(中学生やお

年寄りにもわかるように)難解語、カタカナ用語、長い修飾語は避ける。

[4]時間との勝負。放送時間に間に合わせる。24時間いつでも放送できる。
  大事件・大事故・地震など災害の場合、「一報」がニュース。
-とし、最も大事なのは「一度聞けば理解できる文章」づくりだといいます。

私達はメディア側に情報提供する企業広報側ではあるけれど、テレビ報道に携わる現場の放送記者の発想や取材の仕方、原稿づくりなどは参考にすべき点が多いと思います。         

とりわけ、放送原稿づくりにおいて、「リード+本記+雑感+談話+関連」なる法則があるといいます。

これらの流れはリードは本気、雑談したら予科練だ」と覚えるとよい。 
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ハスカ式だじゃれですが、どんな覚え方でも結構です。私の方の意味はリード (野球の1塁走者でリードをとる)はいつも本気(本記)。雑談(雑感+談話)などしていたら即刻アウトになり、予科練(関連)行きだ、というストーリーです。

リード:新聞の前文に相当するもので、見出しが取れる内容。
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そのニュースの意味、特徴を簡潔に表現。出来れば、ワンセンテンスで書く。リードを見ただけでニュースの内容と重要さがわかる。

例「今日午後、静岡県浜松市内の東名高速道路でバスとトラックが衝突して、多数のけが人が出ています。」

一報「先ほど、関東地方で、かなり大きな地震がありました。」
二報「午後2時5分ごろ、関東地方でかなり大きな地震がありました。この地震による津波の心配はありません。」 


本記:5W1H  重要なことから先に書く。クレジット(出典)を入れる。
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例 「静岡県警察本部に入った連絡によりますと、今日午前10時過ぎ、静岡県浜松市○○町の東名高速道路で・・・する事故がありました。この事故で、観光バスに乗っていた小学生およそ○人がけがをして、浜松市内の△△病院に搬送され手当てを受けています。」など取材した事実を積み重ねて5W1Hを書く。

雑感:雑観。現場の様子、雰囲気。 
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本記を補完するとともに現場の臨場感や人々の表情などを書く。記者の腕の見せ所。現場中継、リポートの主題になる。

「事故現場は、○○インターチェンジから500メートルほどの下り線 バスの右後方部分に大型トラックが衝突、バスの中は、ガラスの破片が飛び散り、座席がなぎ倒されて小学生のバッグなどが散乱・・・。」 現場に行った記者が見たままを書く。リポートで話す内容。お天気原稿や話題では、雑観がニュースの中心になる。花見客の様子、お祭りの観客の表情など

談話:当事者、関係者、目撃者の生の声、「直接話法」で伝える。
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カメラマンがいれば、当然、インタビューで事故当時の本人でなければわからない話を聞く。引率の○○さんは、「東京での修学旅行から帰る途中で、突然後ろのほうで大きな音がした。子供たちが、車内になぎ倒されてけがをしていた。とても怖かった。・・・」

関連:学校の話、バス会社の話、けが人が収容された病院の話など。
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最近起きた東名での同じような事故。
~この続きは次回(放送記者の原稿に学ぶ2)に~


放送記者に学ぶ広報2


■原稿は取材事実を書く(1/2) 
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このコラムは
元NHK報道主幹の内村正教さん(現、NHK放送研修センター理事、http://www.nhk-cti.jp/ )の話を取材してまとめたものです。(写真は内村氏と関係ありません)


それは放送記者の取材の心構え、ニュースの視点、原稿の書き方などは大変参考になるところが多かったです。

内村氏によると、テレビは何よりも「一報」に重点を置くといいます。それは「より早く、より正確に、よりわかりやすく、より安全に」ということです。原稿はラジオで語られるように話し言葉(~です。~ます。)が中心になります。この「です・ます調」の書き方は新聞記事と完全に違います。

「・・・かもしれない」「・・・らしい」第一報、第二報、第三報、・・・中間、最終と・・・刻々と変わる新しいニュースを送稿する。ここに真実の共通項がある。それは現場ほど、詳しいほど、情報を小さく遅く、狭く、かつ隠そうとすることだ。取材記者はこれらの逆をいつも行っているという。

そして、原稿の中で注意すべき事柄は、取材した事実に基づいて書くことが最も重要だとし、具体的展開としては、

[1]わかりやすく読みやすく
[2]視聴者に伝えたいこと
[3]視聴者が知りたいことを書く
-ことといいます。

そんな原稿を書くためには放送記者は3つのスキルが必要だという。  

[1]洞察力(ニュースセンス)
[2]取材力(事実を積み重ねて真実に迫る)
[3]表現力(原稿、リポート、番組で伝える)

表現上の注意として「人権を尊重する」、とりわけ「名誉毀損やプライバシーの侵害」にならないよう配慮しなければならないとも。また、差別的な表現として、職業、障害、人種、性別、等があるので要注意。

NHKでは特定の商品名や企業名などを連想しないように、気をつけているといいます。
例:宅急便 万歩計 ウォシュレット エレクトーン サランラップ セロテープ 

  ファミコン ポリバケツ など。

放送記者は取材をする時、いつも考えていることがある。それは「正確で公正な報道をしているか」「基本的人権を尊重し、取材される人を傷つけていないか」「取材される人のプライバシーの保護につとめているか」などに気を配っていることです。ところで、基本的人権って何でしょう。

基本的人権とは、公権力によって人権が侵されないという「自由権」、権力に対して人間として人間らしい生活の保障を求める権利としての「社会権」、20歳になったら政治に参加できる「参政権」の3つに分けられます。憲法にそう書いてありますのでそれらのことに留意しながら取材し、原稿にしなければならないわけです。

そんな基本的人権に配慮しつつも、放送記者は「あせらず、あわてず、あきらめず」をモットーにして取材を心掛けているといいます。

■リリース送付は「速達」で(2/2)
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内村氏は「NHKへの売り込み」「プレスリリース提供の仕方」について以下のように語っています。

まず、「NHKへの売り込み」。朝のベルト番組「おはよう日本 まちかど情報室」(6:40-6:45)という報道番組があるのですが、これなどはいつも外部からの情報提供を受け付けています。トレンド情報番組だからです。

▽「おはよう日本 まちかど情報室」
http://www.nhk.or.jp/machikado/
       
ここで取り上げられる情報は「世の中の動きをとらえ、生活に役立つ情報」に限ります。番組制作サイドからすれば、視聴者が、今一番関心を持っていること、これから流行りそうな商品、話題。先物などは最適でしょう。

また、健康・食べ物など衣食住、女性視点のネタ、若者ならIT、携帯、ゲーム、ファッション、中高年なら、旅行、団塊の世代の関心などは番組にふさわしい情報といえます。

大事なことはユーザー側に立って話題を提供すること。苦情の中から開発のヒ ントがあったというような、そんな情報なら取り上げるでしょう。

プレスリリースも企業サイドに立つのではなくあくまで消費者、利用者サイドにたつことが重要です。それは消費者、利用者が「喜ぶか」「面白いか」「ためになるか」「自分が家族が使いたくなるか買いたくなるか」を選考基準にしてください。

報道側からみると、HP(ホームページ)などに自社に不利な情報、例えばユーザーの声や苦情処理の経緯などを正直に記載してあるような企業は好感が持てるといいます。

NHK番組にプレスリリースを提供するにはどうすればいいか。これについては「郵送」がいいそうです。それも「速達」が。速達には特に意味はありませんが、たくさん届くプレスリリースの中から担当者の「サプライズ」を呼び起こすためです。

担当プロデューサーやディレクターの個人名は番組の終わりに流れるロールスーパー(番組スタッフ名が書いてあるクレジットのこと)を見て送るのが一番いいですが、担当者が不明でも、「番組名」と「コーナー名」の2点さえ封書に書いて送れば必ずディレクターに閲覧されるといいます。

プレスリリースはA4判1枚でOK。簡潔にわかりやすく最初の数行で中身を読みたくなるような「つかみ」。最後の数行の決まり文句で読み返したくなる内容がいい。そしてリリースをみてどの辺が映像化できるか、必須項目だ。

最後に内村氏が好きな言葉としてあげた「人がやったことは自分にもできる」は忘れられない。平易な言葉だけどその意味は深い。実は内村氏と私とは郷里・鹿児島での小学校時代の同じクラスメートの同級生。


内村さん、私はあなたが30年かけ最後まで社会部記者一筋でい続けたその正義感、ジャ-ナリスト魂を目の当たりに見た。本当に素晴らしかった。

【発想】違う考え方をしよう

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-アップル社のThink Different


違う考え方をしよう-。「Think Different」。実にシンプルでいい言葉ですね。いわずとしれたアップル社の起死回生のキャンペーンのワンワードだ。


実は私はアップル社&Macが嫌い。理由などない。最初に教えられたコンピュータがWindowsだったから。われわれオッサンには二刀流などできないからコンピュータはひとつでいいと思っていた。ただそれだけ。主流派であるWindowsで十分。


だからアップル社の開発したIPadなど見たくもない。互換性とかややこしいからね。


なぜそういう気持ちになったか。それはWebデザイン作成やプログラミング構築などいわゆるIT技術者にMacファンが多く、いつもメールでやりとりすると、トラブルが多発し、仕事が前進しないのだ。顧客であるこちらのWin環境に合わせろ、といったものだ。


まあ、今はどうでもいいのだけれど、この言葉、「違う考え方をしよう」「Think Different」は、「発想」を生涯の研究課題にしている私にとってきわめて興味深い。


私は思う。例えば、飲食業。おいしい料理を創るために素材を見抜く目力が大事だとか、品質管理に注意しなければならないとか、いろいろなひとがいろいろなことをいって日夜がんばっていますね。


この現状を、「違う考え方をしよう」「Think Different」精神でいくと、「なぜそんなにおいしい料理を創るのか」ということになる。


ひっくり返して逆の発想をしよう。「おいしくないけど体やさしいいオリジナル料理です」となぜいえないのか。日本は飽食の時代といわれてひさしい。かくいう私も生活習慣病者なのですが、要するに、「味の強い、おいしいものを食べ過ぎた」からこうなったのです。


そうです、今の日本こそ、病人食のような「味がなく、おいしく感じられないけれど、健康な体を作るにはこうした淡白な味覚の料理」が求められているのです。それなのに、バターだ、ミルクだ、ミリンだといったもので味付けしている料理の多いこと、多いこと。


たとえていうと、精進料理のような[薄味][あっさりした]味覚の料理メニュー、コンセプトは現代人の生活に密着した精進料理レストランだ。


このように発想を根本から変えなければならない。既存の常識、価値を否定してみる。必ずしも食べ物はおいしくないくてもいい。それに近いことわざとして「良薬は口に苦し」がある。


一方で、「飲みやすいお薬を目指して」とテレビCMでやっている。おいしく飲みやすくなくてもいいのだ。薬は治療に効きさえすればいい。効き目のある薬こそ苦い、そういう意識をもつとき、健康体である自覚の証左なのだ。


あらゆるビジネスの根本を「発想」にあるとして研究してきた私。あの世へのお迎えがきた今、私はその解決に「社会」というワードを選んだ。それは複数の相手があるコミュニーケーションという領域を仕事にしていたからこそ、たどりついた発想法だった。


今年はなんとか集大成として電子書籍にまとめ、ささやかながら自分の「足跡」を残していきたいと思っています。


誰が何といおうが妥協せず、既存の常識、定説、価値観を疑ってみよう。あらゆる法律・ルールや思想をいったん全部否定してみる、そういうことをしないと斬新発想な世界にはたどりつかない。


しかし、たいていの人は世間の常識をマネだけをしてそれで終わる、独創的な発想はしない、というよりできないでいますね。やればできるのに。面倒くさいのかなあ。


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。


【言葉】商品ネーミングと広報の関係

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「リエゾン表現」という言葉があります。リエゾンとは、フランス語で「結合、結び」という意味。


いつ、どこで、誰に起こるかもしれない自然災害から、より多くの命が救われ、人々がつながり、支え合うことを目指して、語り合う場。それを「リエゾン被災人」(ひさいと)といっています。

▽NHK「リエゾン被災人」(ひさいと) http://www.nhk.or.jp/hisaito/


Liaison(リエゾン) とは「つなぐ」の意味。 人と人をつなぎたい、人と世界をつなぎたい、 モノを通して世界をつなぎたい、という願いをこめた言葉です。 手をつなぐことによって生まれる新しい形。


「リエゾン(liaison)」とは、橋渡しをする・連携する・つなげるという意味。精神看護の専門看護師をリエゾンナースといいます。


精神科看護の知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師をさしますと。他診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たすほか、看護師の相談にものり、看護師のメンタルヘルス支援も行っています。


産学連携をリエゾンとも。同志社大学リエゾンオフィス http://liaison.doshisha.ac.jp/

「リエゾンオフィス」とは企業ニーズと、大学の研究室、研究者のもつ研究テーマ、貴重な技術シーズのマッチングを行い、産学連携による共同研究、技術移転等を実現させるための支援機能をもつ組織のことです。


大学では「リエゾンオフィス」を設置し、受託研究の問合せ、申し入れを受ける、など産学連携の窓口としています。民間企業が大学との共同研究を検討する場合、まず、こういった「リエゾンオフィス」に問い合わせてみるのもいいですね。


■ネーミングは時代を表す(1/2)
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「地口」「無駄口」と似ていますが、それとは違う「リエゾン表現」というのを紹介します。私はこれが大好きです。まずは事例を。

▽バカップル [バカ + カップル]
▽熱さまシート [熱さまし + シート]
▽エスティマインド [エスティマ + マインド]
▽縁結麦酒(えんむすびーる) [縁結び + ビール]
▽愛・地球博 [愛知 + 地球博]
▽イチオシネマ [イチオシ + シネマ]

「リエゾン表現」とは、上記バカップルのように、「バカ」と「カップル」という2語が続いて発音される時、1語目の最後の「カ」と2語目の最初の「カ」が同じ発音であるため「バカップル」と縮めて発音されますが、この表現をいいます。

「のどぬ~る」とか「熱さまシート」とかの「そのまんま型」のネーミングは思わず惹かれて買ってしまいますね。私はこういう「そのまんまズバッ型」が大好き。

「リエゾン表現」はいわゆる「駄洒落」とは違います。「いや、同じだ」と感ずる人はそれだけで「言葉遊び人」にはなれません。

プレスリリースに「言葉遊びなど不要」と思っている人もいるに違いありません。しかし、多くの場合、有形無形の商品を売って利益を出している企業の現実を考えたとき、この商品ネーミングを研究し、そのことをリリースに記載することはきわめて重要な事柄であると思っています。

忙しいマスコミにとって長たらしいプレスリリース文章など読みたくありません。一発で何の商品であるかを表すネーミングに出逢うならば閲覧したくなっていきます。新聞記者の場合、紙面に文字数の限りがありますので「長い文言」を嫌う風潮があります。へたすると長い社名など短縮で扱われる時も。

商品ネーミングをには、発信企業側からすれば「内容・機能を早く伝えたい」、他方、ユーザー側からすれば「面白いく覚えやすい」という特性があります。

そもそも「リエゾン表現」とはフランス語の「liaison」で、語末に綴り字だけで発音されない子音をもつ単語に、語頭に母音をもつ単語が強い結びつきで連続するとき、その語末子音と語頭母音が結合し一音節として発音される現象で、「連音」とも呼ばれる。

なにやら難しい説明ですね。連音から転じて「交流・結びつき」などの意味もあります。リエゾン表現の命名者は「日本語リエゾン普及委員会」というサイ ト管理者の森さんですが、「学術的裏づけはない」と断っています。
▽日本語リエゾン普及委員会
http://www.liaisonbox.com/index.html

また、「リエゾン表現」について、「ネーミング発想法」(日本経済新聞社)の著者、横井惠子さんによれば、「接合(joint)方式」のひとつとして位置づけ、次のように解説しています。

1もとの単語があまり変更されずに残っているため、意味を連想しやすい
2元の単語が商標登録されている場合に、近い響きで別の言葉を生み出せる
3電子辞書などを活用することで多くの案を検討できる
4出来た新語がネガティブに響かないかどうかチェックが必要

などの特徴をあげています。

■ネーミングも広報視点で(2/2)
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100%「リエゾン表現」ではないですが、商品ネーミングに会社をあげて取 り組み、ヒット商品を数多く生み出した会社があります。この会社のコンセプトからしていいですね。「あったらいいなをカタチにする」。その会社は小林製薬(
http://www.kobayashi.co.jp/ )。ヒット商品名をあげてみましょう。

▽髪の毛集めてポイ(排水溝の髪の毛を集める)
▽なめらかかと(かかとのカサカサにうるおいを与える)
▽アッチQQ(軽いやけどの治療薬)
▽カユピタクール(瞬間冷却のかゆみ止め)
▽ポット洗浄中(電気ポットの中をきれいにする錠剤)

など「そのまんま」ではありますが、一度聞いたら忘れられない商品名です。
そんなネーミングにかける心意気を、小林製薬株式会社 企画広報グループ 岩田和子さんにインタビューしたサイト「ATOK.com」を発見。

http://www.atok.com/nihongo2/index_v03.html

ネーミングといえば、日刊工業新聞が「読者が選ぶネーミング大賞」というのを実施している。今年は18回を迎え、すでにエントリーされているので興味がある人はネット応募されてみては。第18回 読者が選ぶ「ネーミング大賞」
https://www.nikkan.co.jp/port/naming/07oubo.html

この中に、「リエゾン表現」が使われているのは、わずか、味の素の「やさしお」(塩分50%カットの健康塩)の一例だけになっています。こうしてみると「リエゾン表現」はまだまだ普及していませんね。

商品ネーミングと広報の関係─。

私がここで言いたいのは商品ネーミングは本来広報部門の仕事である、ということです。多くは営業会議やマーケティング会議で論議されることが多いようですが、商品の特性や売り方などには精通しているかもしれませんが、マスコミが取り上げるかという点においては広報部門が一番適職なのです。

ですので、こういった商品名を決定づける全体会議には広報担当者も出席し、最終決定権は広報部長を含む経営役員にしてもらったほうがベストだと思います。

広報は営業部門などから上がってきた情報を最後にマスコミなどの外部に公式情報としてアウトプットする機能と考えていたらそれは間違い。

「情報」の調査、アイデイア出し、企画、立案、に至るまで、外部「情報」を形作る基礎ワークにも一貫して積極的に関与すべきだと思います。こうしたネーミングを含む「情報」の入口からマスコミ提供の出口までのすべての作業を広報部門がイニシアティブをもって参画すべし。

【自慢】アイデアマンを豪語する人は多いけれど

世の中に「自分こそアイデアマン」と豪語する人は多いけれど、お手並みを拝見するとたいしたことはない人がほとんど。


それは他人のアイデアをマネをするからだ。斬新なアイデアとは対象の本質をつかみ、意表をつく社会的視点からの発想でなければならない。


それがアイデアというもの。コピーをしていて得意気になっているようじゃたいしたことはない。


なぜか。一言でいえばそれは人生経験が足りないからだ。もっといえば多様な職業経験がないからだ。ひとつの職業を公務員みたいに定年までやっているようではアイデア創出とは程遠い。アイデアなど絶対出ない。


異業種の職業を複数経験してこそ本物のアイデアマンといえる。あかたも下積み経験豊富な俳優のように、将来どんな役がきても自在に演じられるように。


まずは人生経験。これは不可欠といえる。しかし、それだけではただの肉体を酷使しただけにすぎない。大事なのは頭をどのように使ったかだ。


モノ創りメーカーでいえば、営業経験だけでなく、製造経験も必要。頭といえば、ラインだけでなくスタッフの企画業務がもっと不可欠だ。


飲食業界。一流ファミリーレストランの社長たちのほとんどは現場を知らない。知らなくてもいいと思っている。いや知らない人ほど経営者として優秀だ。


おそらくそういう人は飲食だけでなく、どんな事業をやらせても無難にこなすだろう。そういうことってどういうことなのか。


そのこととアイデアとは違うけれど、結局、対象の本質をみつける嗅覚がないといけない。難しいことをシンプルに、長いことがらいつも短くすること、こういうことを普段からやっていなければ。


お客様に向かってひたすら頭を下げ続け正直にふるまう、もうそんな時代は終わった。変化する時代の肌ざわりを敏感に感じながら対応していく、古いことを守りながら新しいことも積極的に取り入れていける人のみが成功者だと思う。


アイデアに話をもどす。アイデア創りとは「それは誰でも考えること。それじゃおもしろくないでしょう。あっと驚くツカミもないし」という精神でいかなくちゃ。


アイデア創りで大事なことは「現代というエスプリを表現・注入する」ことだ。結局「それは一言でいうとどういうことになるの。10字以内で表すとどうなるの」ということを私は自問自答している。


時代や社会をどうとらえるか、この1点がPRアイデア創りののポイントだ。


発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。また、ハスカ式PRをひと言でいうなら「創作PR」の世界といっていいでしょう。古典PRというものがあるかどうか知りませんが、私のは既存手法とはまったく違う独自開発したユニークな独創的PRといえます。