『世界の何だコレ』の「蓋スレ」心霊現場は様変わり | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、UFO、旧車等~

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倉敷市最恐心霊スポットは今・・・

昨日の「世界の何だコレ!?ミステリー」では2004年、2チャンネルで実況された岡山県倉敷市最恐心霊スポットのスレ、通称「蓋スレ」が取り上げられた。

 

掲示板に書き込まれた当日未明、酒に酔った男女6人組がカーSEX名所(国道2号に架かる陸橋か)を見に行こうと、倉敷市加須山から山中の市道を北上していた時、ふと右手奥の林の中に鉄製の扉を発見する。そこで6人は予定を変更し、廃墟探索をすることにした。

道路縁には一跨ぎできそうな短いコンクリート門柱と低い門があり、その奥には前述の門があった。6人の中の23歳のOL、HINA(世界何だコレでは別名になっていたと思う)が後に掲示板に書き込んだ内容によるとその門は、高さ3メートル、幅2メートルほどだったというが、高さ3メートルの門はなかなか乗り越えられないから、高さ2メートル、幅3メートルの誤りかも知れない。とは言え、私も高さ3メートルほどの門は乗り越えたことはあるが。

その門を乗り越えた先には、一本だけの街灯があり、その下の地面に設置された扉を照らしていた。男3人がその扉(引き戸)を開けると、地下にコンクリート階段が続いていた。

 

 

中からは物凄い異臭がしてきたため、女3人はその場に残り、男3人が地下に降りて行った。そして5~6分後、2人の男が「やばい、中に誰かおる!!ホンマやばい!」と言いながら引き返してきた。2人は地下で見知らぬ複数の何者かに会い、追いかけられたという。

 

ただならぬ事態に女3人は車に戻ったが、1人の男(K)がいくら待っても地下から出てこない。2時間待っても地下から戻らず、携帯に電話しても繋がらないことから、5人は解散したものの、それから18時間後、HINAは2チャンネルに書き込み、この地の情報を求める。

誰もその地のことについて知らなかったが、地下に残るKを救出せねば、ということになり、掲示板を見ていた二組の岡山県民がその夜、現地に向かう。後にネット民の書き込みにより、二組は合流しようとするが、いくら経っても合流できない。

 

 

先に家を出た通称「黒帯」が地下への階段を発見し、降りて行くものの、中から何人もの言葉にならないような声を聞き、恐ろしくなり、出入口に近い小部屋的な所で身を潜めていた。黒帯のリアルタイムでの書き込みによると、その地下の者たちは人間ではない可能性もあるという。

 

黒帯は一旦外に出て、待機していると複数の中年男性に会ったという。しかし彼らは後から出発したもう一組ではなかった。

もう一組の方はどうしても地下への入口(下の写真の場所しか考えられないが、現在土砂が盛られて確認不可)を発見できなかった。

二日後、再びHINAからの書き込みがあり、それによるとKは階段の途中で気を失った状態で発見され、病院に運ばれたという。つまり、既に黒帯が向かった際には、既にKは病院(霊障を受けた者がよく行く精神病院か?)に入院していたことになる。警察に連絡しなかったのは、6人の中の自分の彼氏がDQNだったからだというが、本当は酒酔い運転がバレることを恐れたせいじゃないかと思う。

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HINAへの質問が相次いだが、どうも黒帯の後に現場へ向かった一組は、現地を勘違いして他の場所に行っていたようだった。

掲示板を見た何人かがその後、現地へ行ってみたものの、地下への扉は発見できなかった。

因みに黒帯は中年男性のことは語らず、「ここはマジでヤバい、俺はもうこの件には関わらない」と書き込み、掲示板から姿を消した。

 

それから一週間後、他の者が、現地は倉敷市じゃなく、広島県福山市だ、ということで地面の鉄製扉の写真(2枚下の写真ではない)を掲示板に載せた。これに納得した者も多かったが、HINAは質問への回答の中で、質問者が添付した門の写真(この記事の写真に写る門と同じ)について「ここで間違いない」旨、答えている。福山市の扉の写真を添付・投稿した者は愉快犯的輩。

HINAが質問への回答の中で「作り話」だと述べたことで、この体験談自体、嘘だと思っている者もいると思うが、HINAは全てについて作り話だと言っているのではなく、自分の行動について非難する者もいたことから、怖くなって逃げたとか、Kが行方不明のまま、ということについて釈明したに過ぎない。

私も最近、この地について机上調査してみたが、高さ3メートルだという門は今年初頭、撤去され、辺り一面の藪も伐採され、ユンボーによって工事されていた。その写真を見ると、門から奥に続く道はすぐ左に緩くカーブし、坂道になっていた。

 

そして木々の間から僅かに何らかのコンクリート構造物が見える。しかし建物のような大きな物じゃない。工事の様子では地下への入口にあった街灯は撤去されている模様。その入口自体、埋められていることも考えられる。

現在は工事が終わっているかも知れないが、写真の様子なら、道路縁にフェンス等をして侵入できなくなっている可能性もある。

航空写真や住宅地図を見る限りでは、門のあった奥には何の建物もないが、果たしてこの地にはかつて何があったのだろうか。3人の男は地下で何に追われたのだろうか。

 

※7/17、現地調査完了。ブログアップは同日かその翌日予定。尚、ネットではこの蓋スレ現場と向山洋館を混同している者がいる。

ぜひ、「山の牧場」や「いもんた」のように現地調査して欲しい、という人は次のバナーをクリックミー。