樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -63ページ目

本当に10年本を出し続ける著者に学ぶ


こんにちは、樺木宏です。


昨年ちょっと減った出版点数は、今年からまた増加傾向にあります。

1冊の本の寿命が半年ともいわれている中、著者として長続きするのは容易では無いですね。


しかし一方で、10年以上出し続けている人もいます。

私もこうした人と一緒にビジネスをする機会があるのですが、

見ていて思うのは、

「お客を煽っていない」

ことです。


煽るとは、欲求を過度にかき立てたり、不安を刺激すること。

これをすると短期的には大きな反応が得られるのですが、

中長期で考えると、当初の期待ほどの満足感が得られなかったり、

不快感を与えたり、敵をつくったり、ということになってしまいがち。

ビジネスも出版も永続を前提にするのであれば、ここはよくよく考えないといけないですね。


でも最近は、このシンプルな事が結構難しいように思います。

もともとTV通販やネットビジネスで高評価の、

セールスコピーライティングなどのノウハウが浸透してきているからですね。

これは相手の感情を煽ることがノウハウに組み込まれていますので、

安易に使われてしまうことも多いようです。


でも、使い方を間違うと反動がきてしまいます。

ネットビジネスでも、10年やっている人は本当にすくない。

今10年やっているという事は、黎明期からずっと生き残っているということ。

そうした人のスタイルを見ていると、やっぱり「煽っていない」です。

もしくは途中から煽るのを止めていますね。


あまりこの点について語っている人がいないので、今日はちょっと書いてみました。

ご参考になれば幸いです。







想いがあれば、ノウハウはいらない


こんにちは、樺木宏です。


昨日は寒かった・・・

夏生まれの私はあまり寒いのが好きではないんですね。

ただ、わが家の猫も皆集まって丸くなっていましたのですが、それは微笑ましかったです(笑)



さて、私は新人著者が出版するためのノウハウをお伝えする時には、かなり細かい話もします。

この記事のようにソーシャルメディアでバラバラにお伝えする場合は、なおさら各論になりがち。


でも本当は、困っている"この人"を助けたい、という強い想いがあれば、さほどノウハウは重要ではないんです。


例えば、目の前にあなたが気にかけている人がいて、何かで悩んでいて、真剣に相談を持ちかけられたらどうでしょうか。

しかもそれがあなたの専門分野で解決できることだったら?

アドバイスが、言葉になって次々と出てくるでしょう。

間違っても、

・そこで何を話そうか詰まってしまい言葉が全然出てこなかったり

・アドバイスを他の忙しいことにかまけて後回しにしたり

・その人の悩みとはズレた内容を言ってしまったり、関係ないことを多く話したり

・自分のノウハウだけに意識が行って、受け手の事を考えていなかったり

というような事は無いはずですね。


でも、「本を書く」とそれが起こってしまうのです。

書こうとして筆がとまったり、後回しにしたり、想定読者をまるで考えていなかったり、という事がよくあるのです。


これは、「その人を自分のノウハウで助けよう」という想いさえあれば、自然と解決出来る問題ですね。

なぜなら、そのために必要なものは全て、プロであるあなたの中にすでにあるからです。

逆に言えば、こうした想いが無い状態でいくらノウハウを詰め込もうとしても、あまり頭に入っていきません。

順序が逆なのですね。

まず想いがありき、そしてノウハウ。

この順番を間違えなければ、出版企画も執筆も、飛躍的に進歩するのですね。


ご参考になれば幸いです。





ちょっと待った! その出版ノウハウはもう古いです


こんにちは、樺木宏です。


どんな音楽を聞く?と聞かれて、あなたはどう答えますか?

ジャンルや、年代を答えるのではないでしょうか。

実際、CDショップなどでは、そのようにジャンル分けされていますね。


でも最近のデジタルネイティブの世代は、ちょっと事情がことなるようです。

音楽ダウンロードが主流になり、レビューなどの口コミを見たり、

コミュニティサイトの盛り上がりを見て買っている影響で、

「年代順ではなく、検索した順」

「リリーズ時期ではなく、自分が初めて聞いた曲が新曲」

なのだそうです。



さて、出版業界は音楽業界の構造変化を後追いすることになる、といわれて久しいですが、

書籍の市場も確実に変化しています。

amaozonランキングを見ても、最近出た新刊が少ないですね。

そのかわり、翻訳本やカリスマ経営者などの名著が多いです。


こうなってくると、以前通用したノウハウが、そのまま通用しなくなります。

これから本を出そうという人、続けて出し続けていこうという人は、知識のアップデートが必要です。


例えば、以前は「薄い本が売れる」というノウハウがありましたが、

明らかにいまの売れ筋の傾向とは異なります。

郊外型の大型書店が増えているので、ファミリー層の父親をターゲットにする前提で、

などのケースでは引き続き有効でしょうが、安易にビジネス書全般に当てはめて考えると危険ですね。


一時期のノウハウで安心せず、つねに新しいノウハウを吸収したいものです。