樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -33ページ目

結果の出る読書法


こんにちは、樺木宏です。



さて、本日お伝えしたいのは「読書法」についてです。

といいますのは、巷には様々な速読ノウハウが溢れていますが、

少しちがうのでは?と首をひねる事が多いから。

確かに多くの情報をインプットするのに速読は有効ですが、

ほとんどアウトプットを考慮していないのでは?と思われるノウハウが多いのです。


もちろん、時として大量の情報を一気にインプットし、短期記憶の中で活用する場面が

無いではありません。

その意味で、速読も身につけておいて損はないノウハウです。

しかし社会背景としても、今や携帯電話からでもGoogleにアクセス出来る時代です。

単に知識をインプットし、記憶しておく事の価値は年々下がり続けています。

我々は知識のコレクターを目指すのではありません。

知的生産力を高める為には、アウトプットの質と量こそが重要なのですね。


そこでお勧めしたいのは、読書の時間を2つに分ける方法です。

・1つは新しい本を早く読む時間
・もう1つは、すでに読んだ本を、深く考えながら再読する時間

の2つです。

新しい本を早く読むのは、良書とそうでない本を素早く見極める為。

そして、情報をとりあえずインプットする為です。


大事なのは後者の、すでに読んだ本を、深く考えながら再読する時間。

ここが質の高いアウトプットに直結する時間です。

下記のような意義があります。

・今までの自分の知識と照らし合わせ、その本質の共通点を考える意義
こうする事で、抽象化されたレベルで自分の既存の知識と結合します。
抽象化能力=IQですから、知的生産力全体がレベルアップします。

・繰り返し読む意義
一度読んだだけでは、3日後に8割忘れるのが人間の脳。
記憶を長期定着させる為にも、選んだ良書を身につける為にも、再読する事が必須です。

・フィルターを外す意義
飛ばし読みでは、自分の読みたいことしか頭に入りません。
人間の脳は、かなりの入力を無意識に制限するように出来ているからです。
じっくり考えながら、何度も読む事で、以前気づかなかった知見を得られるのは、
こうした理由によるのです。

これからの社会はますます情報が増えますから、こうした習慣はますます重要になるでしょう。





目次を良く読むだけでこんなにメリットがある、という話


こんにちは、樺木宏です。


皆さんは、目次をどのように読んでいますか?

本を買うかどうかの判断基準として、目次を読む人は多いと思います。

でも以外と、買った本の目次をじっくりと読む、という人は少ないのではないでしょうか。



これは、大変勿体ないことです。

なぜかと言うと、目次をしっかり理解出来れば、自分の作成する文章・企画が、

各段に優れたものになるからです。


例えば、構成。

目次は、読者をゴールに導く為の導線です。

この視点で目次を見て行くと、世の中のビジネス書は、

第1章で、感情にひっかかるような「つかみ」をいれ、

第2章で、考え方や戦略を語り、

第3章で、具体的なノウハウや戦術を語る、

という構成が多い事に気づきます。



あるいは、見出し。

見出しは、続きが読みたくなるメニューです。

一節には、本を購入した人の10人に1人しか、最後まで読み終わっていない、というデータが

あります。

最後まで読み終わってもらわないと、著者のファンにもなってもらえませんし、

ビジネスにも好影響はないですね。

そこで、つい続きが読みたくなるような、魅力的な見出しが工夫された本も多いです。

こうした視点で見て行くと、自分自身が情報発信するときの表現の幅が広がります。


いかがでしょうか?

目次と一言でいっても、創意工夫が凝らされた、学びのある箇所なのですね。

もちろん、ご自身が出版する時の武器になることは間違いないですね。

その企画が面白いかどうか、1瞬で気づく方法


こんにちは、樺木宏です。


私は仕事柄、多くの出版企画を見たり、考えたりしていますが、

ご相談を受けた時に不思議がられることがあります。

それは、企画が通るかどうか、パッと見で分かってしまう、という事です。

これは私だけでなく、経験を積んだ人ならだれでもわかるものなのです。


そして、後でじっくり見返しても、結論が変わる事はほとんどありません。

もちろん、極力良い所を見つけようと読んでいますので、先入観にとらわれて

悪い所だけしか見ていない、などと言う事はありません。



なぜ、最初の印象で分かってしまうのか?

それは、企画のコンセプトを抽出して見ているからです。

具体的には、商業出版の場合は、「誰に」「何を」書くのか?という1点です。


そして、企画のコンセプトはまずタイトルに表れます。

タイトルとは内容の説明だけでなく、読者にメリットを端的に伝え、優れた点を強調したもの。

その為、タイトルを見れば、その企画のコンセプトが優れているかどうか、必ず分かってしまうのです。


もちろんタイトルだけでなく、企画のカテゴリー(仕事・勉強・人間関係・健康、等)も

チェックしますし、読者ニーズや類書との差別化、そして著者としての書く証明なども

見ていきます。

そしてそれらの元になるのは、企画の骨組みの部分、コンセプトなのです。

つまり、「企画のコンセプトがつまらなかったら、小手先のテクニックで良く見せるのは無理」

ということなのですね。


この記事を読んで頂いている皆さんには、ぜひこの事を逆に利用して欲しいと思います。

まず企画のコンセプトから考え、その後チェックしていく。

という事です。

よくあるのは、まず企画を思いつき、いきなり企画書を書き始めてしまうこと。

もうお分かりかと思いますが、このやり方ですと、企画のクオリティは最初に思いついた時点で

全てが決まってしまいます。

あとで調整しても、コンセプトが変わる事はありません。

ここを逆に考えたいのですね。

つまり、

「この企画は、誰に、何を、伝えるものなのか?」

という本質をまず抜きだし、その上で、

・読者はどらくらいいるのか?

・似ている本と比べ、この本はどう優れているのか?

・自分のプロフィールとの関連は強いか?

という視点でチェックしてほしいのです。

こういうプロセスを経る事で、企画の本質自体を改善することが可能になります。


もちろんこれは商業出版に限りません。

ブログ記事やメルマガ、そしてセミナーやプレゼンなどにも、そのまま使えるノウハウです。

ぜひ、試してみて下さい。