樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -229ページ目

出版企画でタイトルはどれくらい重要か?

こんにちは、樺木宏です。


商業出版に携わる人の中でも、意見が分かれる事があるのが、

出版企画段階でのタイトルの重要性

です。


ある人は「企画書の中でもっとも大切」といい、

ある人は「出版社が変えるのでそれほど作り込まなくても良い」と言います。

いったい、どちらが正しいのでしょうか?



結論から言えば、これは前提の違いです。

編集者が企画を見る状況によって、正しくもあり、間違いでもあります

つまり、以下の2つの状況があるのです。

a)編集者が比較的短時間で企画書を見る場合

b)編集者がじっくり著者のプレゼンテーションを聴く環境にある場合



上記a)の場合なら、タイトルを作り込む事は必須です。

なぜなら、そこで関心を引けなければ、続きを読んで貰えないからです。

編集者であれば、タイトルを見るだけで企画全体がイメージできます。

弱いタイトルなら、弱い企画と判断されますし、それは多くの場合正解です。



上記b)の場合なら、確かにそれほどタイトルを作り込まなくても、

著者の身振り手振り、熱意といったプレゼンの要素で補完されます。

つまり、タイトルが弱くても、大丈夫な場合があるという事です。


しかし、このb)では注意すべきポイントがあります。

それは、著者のプレゼンを聴いているのは、企画の成否を意思決定出来る人かどうか

という事です。

もし意思決定者でないなら、自社に持ち帰って編集会議に掛ける事になります。

そうなれば、その場にいない人も判断に加わりますから、やはりタイトルを作り込んでおいた方が、有利なのは当然ですね。



今日の結論です。

出版企画書においては、やはりタイトルは大切です。

時間をかけて作り込みましょう。

出版企画が判断される状況に応じて例外もあり得ますが、

タイトルは間違いなく、あなたの企画の成約率を高めます。

ご参考になれば幸いです。

自分でも気づかない強みがあります

こんにちは、樺木宏です。

今日は大分暖かくなってきましたね。

春の訪れを感じます。


さて、私は多くの士業・個人事業主・経営者とお話しをします。

そして、決まって感じることがあります。


それは、

自分の本当の強みに気づいていない人が多い

という事です。

最初から、自分ならではの、ユニークな強み自覚出来てる人は、

本当に少ないと感じています。


私のセミナーや、コンサルティングでは、ご自身の強みを探す

「ネタ出しワーク」をして頂いています。

最初は慣れずに戸惑うかたもいますが、きちんと行った方は決まって、

「自分の中では当たり前で(強みに)気づかなかった」

「こんな切り口があったとは、意外で驚いている」

と言われます。


人間の脳は、フィルターを作って、一部の情報しか通さない事が分かっています。

そして、極力省力化するように出来ているので、「分かったふり」をするように出来ています。

自分自身に関してすら、分かっているようで分からない、つまり「盲点」が多いのです。


誤解を恐れず言えば、ちょっと勘違いしているくらいで、丁度良いのです。

前向きに著者を目指すエネルギーさえあれば、回りの人の手助けを借りて、

結果を出せる可能性は十分あります。

しかし、自分の可能性に否定的な方は、そもそも行動するエネルギーがない為、

回りの助力も届かないことになってしまうのです。


今日のまとめです。

あなたには自分自身でも気づかない強みがある可能性が高いです。

だから、

「自分にはまだ無理」などと思い込むのはもったいない。

と言うのが、私の経験からくるアドバイスです。

ぜひ、行動を起こして見て下さい。




シンプルに企画を考えていますか?


こんにちは、樺木宏です。


私は多くの方の企画考案を支援していますが、

実感として、企画を考えるのは、慣れないとなかなか大変です。

少しでも、ラクに考えたい、と思うのが人情ではないでしょうか。

しかし現状は、情報は沢山あるものの、いざ自分で考えようとすると、

あれこれ拡散してしまってまとまらない・・・

こんな経験、おありだと思います。

そこで今日は、すっきりとラクに考えるコツについてお伝えします。



結論から言えば、

「誰に」

「何を」


伝えるか、これが企画のコアになります。


一見、当たり前に見えますね。

でも実際は、これがうまく出来ている人は、大変少ないです。

割合で言うと10分の1以下ではないでしょうか。


なぜ多くの人が、うまく出来ていないかと言うと、

「誰に」

が抜け落ちている、もしくは後付けでおまけ程度になっている為です。

つまり、自分が書きたい事が先に来て、

誰がそれを読むのか?、そしてその人達はどれくらいいるのか?

という最も大切な視点が欠けてしまっているからなんですね。



例えば、こういう事です。

あなたが釣りをするとします。

釣りに関する本を読み、ノウハウを身に付けました。

高いお金を出して、良い道具を買いました。

ファッションにもこだわり、見た目も完璧です。

意気揚々と釣りに出かけます。

しかし、ほとんど釣れません。

なぜか?

答えは簡単、魚がいない所で、釣りをしたからです。



商業出版も同じです。

読者がいない所で、いくら良い本を書いても、売れる事はありません。

そして、出版社が企画採用で一番チェックするのは、「売れるかどうか」なのです。



今日の結論です。

すっきりシンプルに企画を考えましょう。

その為には、「誰に」「何を」伝えるか、がコアになります。

特に、「誰に」は大変重要な割に、軽視されがちなので注意しましょう。

そのことが、あなたの考える負荷を軽くし、企画の採用確度も向上させます。


一生懸命考えるのに良い企画が浮かばない方の、ご参考になれば幸いです。