樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -117ページ目

企画を考えるとき、最も焦点を当てるべき1つのポイント

原稿が先か、企画書が先か?


こんにちは、樺木宏です。


桜の季節が到来ですね。

道を歩いていても、春の息吹を感じる今日この頃です。


さて、商業出版しようと思ったとき、

「まず原稿を書こう」

と考えている方はいませんか?


結論からいいますと、

「企画書を先」になります


なぜかと言うと、企画の成否は

「コンセプトで決まる」からです。

コンセプトとはつまり、「誰に」「何を」書くのか、という事。

これがチェックされるのは編集会議です。

そしてその場では原稿が全部読まれるのでは無く、企画書ベースで検討されます。

だから、企画書を先に書く必要があるのですね。


また、原稿を先に書く事には、デメリットもあります。

出版社からコンセプトを変えて欲しい、といわれる事は日常茶飯事。

しかし原稿が先に書き上がっていたら、どうでしょうか?

これを後で変えるという事は、目次を変えるという事になってしまいます。

つまり、原稿はかなりの部分が書き直しになる可能性が高いのですね。

これは大きなストレスです。

結果、書き直したくないので、方向転換を断る→企画が採用されない、

という悪循環が生まれるのです。


苦労して原稿を書いた事が逆に足かせとなり、出版決定が遠のいてしまう、

というのでは本末転倒ですね。


今日のまとめです。

企画書を先に書きましょう。

原稿は、企画を出した後、求められてからの方が良いです。


ご参考になれば幸いです。

有名著者を参考にするとき、注意すべきこと


こんにちは、樺木宏です。

強風も過ぎ去り、すっかり春の陽気ですね。


さて、書店や広告で見かける本は、知名度の高い人の本で

ある事が多いですね。

気をつけたいのは、そのイメージでそのまま新人著者が企画をつくると、

失敗しがち、という事です。


それは、想定読者が違うからです。

知名度のある著者の自己啓発本なら広げた方が良いのですが、

新人著者の1冊目として、特定のテーマで2,3万部を狙っていくなら、

読者は絞り込んだ方が良いのです。


このあたり、売れている本が知名度のある著者である事が多いので、

勘違いしがちなのですね。

すごく本を売っている著者のアドバイスでも、このあたりを分かっている人で無いと、

逆効果になる、という事すらあり得ます。


新人著者で、特定のテーマで、拡散した読者を対象にしたら、それは売れない本になりがち。

やはり絞り込んで行く事がベストです。


ご参考になれば幸いです。