原稿が先か、企画書が先か?
こんにちは、樺木宏です。
桜の季節が到来ですね。
道を歩いていても、春の息吹を感じる今日この頃です。
さて、商業出版しようと思ったとき、
「まず原稿を書こう」
と考えている方はいませんか?
結論からいいますと、
「企画書を先」になります
なぜかと言うと、企画の成否は
「コンセプトで決まる」からです。
コンセプトとはつまり、「誰に」「何を」書くのか、という事。
これがチェックされるのは編集会議です。
そしてその場では原稿が全部読まれるのでは無く、企画書ベースで検討されます。
だから、企画書を先に書く必要があるのですね。
また、原稿を先に書く事には、デメリットもあります。
出版社からコンセプトを変えて欲しい、といわれる事は日常茶飯事。
しかし原稿が先に書き上がっていたら、どうでしょうか?
これを後で変えるという事は、目次を変えるという事になってしまいます。
つまり、原稿はかなりの部分が書き直しになる可能性が高いのですね。
これは大きなストレスです。
結果、書き直したくないので、方向転換を断る→企画が採用されない、
という悪循環が生まれるのです。
苦労して原稿を書いた事が逆に足かせとなり、出版決定が遠のいてしまう、
というのでは本末転倒ですね。
今日のまとめです。
企画書を先に書きましょう。
原稿は、企画を出した後、求められてからの方が良いです。
ご参考になれば幸いです。
有名著者を参考にするとき、注意すべきこと
こんにちは、樺木宏です。
強風も過ぎ去り、すっかり春の陽気ですね。
さて、書店や広告で見かける本は、知名度の高い人の本で
ある事が多いですね。
気をつけたいのは、そのイメージでそのまま新人著者が企画をつくると、
失敗しがち、という事です。
それは、想定読者が違うからです。
知名度のある著者の自己啓発本なら広げた方が良いのですが、
新人著者の1冊目として、特定のテーマで2,3万部を狙っていくなら、
読者は絞り込んだ方が良いのです。
このあたり、売れている本が知名度のある著者である事が多いので、
勘違いしがちなのですね。
すごく本を売っている著者のアドバイスでも、このあたりを分かっている人で無いと、
逆効果になる、という事すらあり得ます。
新人著者で、特定のテーマで、拡散した読者を対象にしたら、それは売れない本になりがち。
やはり絞り込んで行く事がベストです。
ご参考になれば幸いです。