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観音・三ツ折の折り位置について

こんにちは。ハチです。
沖縄地方は梅雨明けをしたみたいですが、私の住んでいる地域は時折、思い出したように豪雨が降ります。
昨年は東京地方で「ゲリラ豪雨」というのもありましたが、最近は近いものがあるように思います。
雨は必要ですが、もう少し穏やかに降ってもらえるとうれしいものですが…。
梅雨が明ければ台風シーズンがやってきますので、今の内にいろいろな備えを準備しておこうと思います。
穀物の値段も上がるみたいですし…。

さて、今日は、最近お問い合わせのありました、「巻三つ折り」や「観音折り」の折り位置について書かせていただきます。
まず、巻三つ折りや観音折りを施す、一枚の紙で作るパンフレットを、私どもでは「リーフレット」と呼びます。
(フライヤー・リーフレット・パンフレットの違いはこちら をご確認ください。)

巻き三つ折りと観音折りは、紙が巻き込まれる分、きっちり三等分や四等分にサイズを分けません。
(理由はこちら 。)
そこで、データ作成の際から、折り位置はしっかりした状態で作りませんと、予期せぬ位置で折られてしまい、仕上がりが想像と違う、ということになりかねません。

ですが、この折り位置の幅が分かりづらいので、今回表にしてみました。

●巻三つ折りの場合
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-巻三つ折りの折位置

巻三ツ折の色分けをしてある部分は、それぞれの色同士が裏・表になるものです。青い部分が中に折り込まれます。(右綴じと左綴じではある位置が異なります。)
観音折りは、ピンクの部分が中に折り込まれる部分になります。
上記表のように「A」と「B」は同じ幅ですが、「C」は前の二つよりも幅を2~3mm小さくします。
このことを忘れられますと、必要な部分が切り落とされたりすることもありますのでお気をつけください。

●観音折りの場合

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-観音折りの折位置
観音折りは、折り込まれる扉のようなペラっとめくる部分が同じ幅、開いた際に中央になる2Pが同一幅になります。

上記の表のサイズを参考にご作成いただければ、位置にも特に問題なく折ることが可能です。
特にきっちりした枠を使う場合など、サイズにずれが生じますと再入稿いただく場合もございますので、ご注意くださいませ。

チラシ印刷などの二つ折りや外三つ折りは、こんな風に「折り込まれる部分」の紙の重なりを考慮しなくてもよいのですが…。
どうぞ、リーフレット(一枚物のパンフレット)をご作成いただくお客様はご参考にしていただければ、と思います。

また、これは現在進行中なのですが、三つ折り・観音折りの折位置を入れたダウンロードデータ(イラストレータ)を作成しようと思っておりますので、アップまで今暫くお待ちくださいませ。

ご質問などございましたら、どうぞご遠慮なくこちら まで!!!

データご入稿の際は確認用データも!!

こんにちは。ハチです。
梅雨らしい??天気の日々が続いていますが、今日は全国的に晴れているようですね。
中休みの一日は日差しが暑く、もう夏なんだなーと感じます。
もうすぐ七月。早いもので、今年ももう半年が過ぎようとしています。
こんな感じで残り半年もあっというまに消えていきそうで…少々怖いです。
が。まずは夏を健康に乗り切って、まずはそこからクリアしていきたいと思います。


さて、今日は再度のお願いです。
私どもにご注文をいただき、ご入稿いただく際には必ず、印刷用データの他に、スクリーンショットもしくは内容の確認ができるPDFのご入稿をお願い致しております。

なぜ、スクリーンショットもしくは確認用PDFが必要なのか。「そのままデータを印刷するのではないのか??」というお問い合わせも頂きます。
これは、「そもそも今現在開いているデータは、お客様が最終確認されたものと本当に同じデータか否か」を確認するためのチェック作業に使用するものです。
データの中には、アウトラインが取られておらず文字化けをしたり、画像の張り直しを行わなければならないことがあります。
このとき、チェックするものがなければ、間違ったデータを刷ってしまいかねません。
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-スクリーンショットの重要性
上記のように確認用データではきちんとしたデータでも、コンピュータを変えるとフォント環境が変わり、お客様のコンピュータできちんと表示出来ていた文字も、私どものコンピュータではきちんと表現できないことがあります。
このような事態を事前に確認し、回避するためにかならずスクリーンショットもしくは確認用PDFのご入稿をお願い致しております。

上記文字化け以外にも
・画像の移動(リンクが外れる、画像が表示されない)
・文字欠け
・画像の欠け・不要データの入り込み
・線の太り・影の抜け 
など、いろいろなリスクがあります。
お客様が見られているものと同じ物をお送りいただくことで、これらの問題に気づき、回避をすることが可能です。

また、お送りいただくはスクリーンショットのが不鮮明で文字や絵の判別ができない場合があります。
画面を撮影すると小さくなる、と仰られます方は、何枚かに割れても結構ですので、文字がきちんと読める状態で送っていただけますようお願いいたします。

お客様がスクリーンショットやPDFをご作成になられました時に、文字が読めない場所は、私どもでも確認をすることができません。
もし、その場所でトラブルが起きていたとしても、私どもには確認をすることができませんので、間違いに気づくことができないのです。
ですので、書き出しや配置をする際に、必ず細部の文字が読める程度までサイズを上げていただき、スクリーンショットもしくはPDFを作成いただけますようお願い致します。


PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-スクリーンショット○
このように文字が読めるようなスクリーンショットをご作成ください。


PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-スクリーンショット×
文字が縮小され、読めなかったり、アミ(ドット模様)になったり、


PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-スクリーンショット×
画面内に縮小しすぎて文字の判別ができない状態は避けていただけますようお願いします。

特にA3サイズ以上のもの(チラシ印刷・ポスター印刷・フライヤー印刷・パンフレット印刷・リーフレット印刷)などは、サイズが大きいが故に文字が読めないサイズになってしまいますと、トラブルのもとです。

あくまでも弊社内にて行う作業ではございますが、お客様のご要望の商品をご要望いただいております状態にて可能な限りご対応するためのお願いでございます。
たいへん心苦しいのですが、どうぞ宜しくお願いいたします。
もし、内容に不明な点があります場合は、どうぞご遠慮なくお問い合わせ頂きますようお願いいたします。

印刷の印字方法について

こんにちは。

昨日、6/22(日)は、夏至の日でした。全国的にも「100万人のキャンドルナイト 」のイベントがたくさんあったようで、私も参加出来ればよかったのですが、あいにく都合が合わず。
でも、いろいろなところで取り上げられ、インターネットニュースでも写真が載り、新聞にも記載されていたりすると、本当に嬉しく思います。
私は小さなことしかできませんが、みんなで行えば、世界を変えることができるかもしれない、と思えるだけでも意義のあるイベントなのではないでしょうか。
及ばずながら、こうしてブログ(しかも仕事用)で紹介させていただいておりますが、協力できているかも、と思える力が大切なのかな、と感じます。


さて、今日は基本中の基本にかえって、もう一度「オフセット印刷」のお話をさせていただこうと思います。

「オフセット印刷」って何だろう。
私どもの社内でも、新入社員の方にはほとんどわからないのがこの言葉です。
もちろん、私どもの基本中の基本、最も多く採用されている印刷方法のひとつで、弊社の主力印刷物でもあります。

そもそも、「オフセット」というのは、簡単に言うと「転写方式」であるということ。
オフセット以外の印刷機のほとんどは、版から直接紙へと印刷を行いますが、オフセット印刷では、「ブランケット」というゴムに一度インキを転写し、それを紙に刷る、という方法をとります。

オフセット印刷に使用する版は、薄っぺらいアルミの板です。
このアルミの板には特殊な加工がしてあり、文字や絵が表現される、水をはじく部分(インキが付く部分)と、はじかない部分(水の層が出来る部分・インキは乗らない)を作ることで、インキの油と水の反発性を利用し、印刷を行います。

わかりにくいので図解です。

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-オフセットの印刷
このように、水と油(画線部及びインキ)の反発性を利用し、一度ブランケットに転写を行い、紙に直接水の層を持つ版をつけずに済むようにしてあります。


PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-オフセットの原理

簡単にいうと、こんな感じで印刷は行われます。

この、途中ブランケットに写し取って印刷する(=転写)をオフセット印刷、と呼ぶのです。

ちなみに、オフセット印刷の特徴はもう一つあります。
それは、版が正像で作れる、ということ。

版画を思い出していただければ分かると思いますが、通常、作った版とは逆向きの印刷がなされると思います。
もう一度図解です。
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-印刷の転写

このように、間に鏡像になる部分(ブランケット部)があるため、版は正像で作成することができます。これは、間違いや確認があった場合、非常に見やすく、気づきやすくなるという利点があります。
版画の用に、最初から逆向きに作ろうとすると、見づらく、少々難しい物があるためです。

「オフセット印刷」は、このような印刷方法です。
水を使う時点でコピー機やプリンタとは原理が違うとおわかり頂けるのではないでしょうか??

まだまだ(私にとっても)謎だらけの印刷工程ですが、出来る限り皆様に分かりやすく伝えられるよう努めて参ります。
ご質問などございましたらお寄せくださいませー。