印刷の印字方法について | PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】

印刷の印字方法について

こんにちは。

昨日、6/22(日)は、夏至の日でした。全国的にも「100万人のキャンドルナイト 」のイベントがたくさんあったようで、私も参加出来ればよかったのですが、あいにく都合が合わず。
でも、いろいろなところで取り上げられ、インターネットニュースでも写真が載り、新聞にも記載されていたりすると、本当に嬉しく思います。
私は小さなことしかできませんが、みんなで行えば、世界を変えることができるかもしれない、と思えるだけでも意義のあるイベントなのではないでしょうか。
及ばずながら、こうしてブログ(しかも仕事用)で紹介させていただいておりますが、協力できているかも、と思える力が大切なのかな、と感じます。


さて、今日は基本中の基本にかえって、もう一度「オフセット印刷」のお話をさせていただこうと思います。

「オフセット印刷」って何だろう。
私どもの社内でも、新入社員の方にはほとんどわからないのがこの言葉です。
もちろん、私どもの基本中の基本、最も多く採用されている印刷方法のひとつで、弊社の主力印刷物でもあります。

そもそも、「オフセット」というのは、簡単に言うと「転写方式」であるということ。
オフセット以外の印刷機のほとんどは、版から直接紙へと印刷を行いますが、オフセット印刷では、「ブランケット」というゴムに一度インキを転写し、それを紙に刷る、という方法をとります。

オフセット印刷に使用する版は、薄っぺらいアルミの板です。
このアルミの板には特殊な加工がしてあり、文字や絵が表現される、水をはじく部分(インキが付く部分)と、はじかない部分(水の層が出来る部分・インキは乗らない)を作ることで、インキの油と水の反発性を利用し、印刷を行います。

わかりにくいので図解です。

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-オフセットの印刷
このように、水と油(画線部及びインキ)の反発性を利用し、一度ブランケットに転写を行い、紙に直接水の層を持つ版をつけずに済むようにしてあります。


PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-オフセットの原理

簡単にいうと、こんな感じで印刷は行われます。

この、途中ブランケットに写し取って印刷する(=転写)をオフセット印刷、と呼ぶのです。

ちなみに、オフセット印刷の特徴はもう一つあります。
それは、版が正像で作れる、ということ。

版画を思い出していただければ分かると思いますが、通常、作った版とは逆向きの印刷がなされると思います。
もう一度図解です。
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-印刷の転写

このように、間に鏡像になる部分(ブランケット部)があるため、版は正像で作成することができます。これは、間違いや確認があった場合、非常に見やすく、気づきやすくなるという利点があります。
版画の用に、最初から逆向きに作ろうとすると、見づらく、少々難しい物があるためです。

「オフセット印刷」は、このような印刷方法です。
水を使う時点でコピー機やプリンタとは原理が違うとおわかり頂けるのではないでしょうか??

まだまだ(私にとっても)謎だらけの印刷工程ですが、出来る限り皆様に分かりやすく伝えられるよう努めて参ります。
ご質問などございましたらお寄せくださいませー。