WakeUp!プリキュア3shine! -4ページ目

感謝!感激!!


 みなさん、こんばんわ!烏でございます!

 四話のコンテにヒィヒィ言わされてる毎日ですが、それなりに仕上がってきたので近いうちに四話、公開できると思います(*^ー^)ノ <お楽しみに~ 頑張ります!>(`・ω・´)



 さて、今日は僕たち製作者にとってとても嬉しいことがありましたので、その紹介を!



 日ごろから、コメントなどで作品の感想を頂いている

 『タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ) の管理人さま、『ヒカルミの世界』さんからなんと!第三話後編の挿絵を頂きました!!


 ヒカルミさん、本当にありがとうございますо(ж>▽<)y ☆

 和真も泣いて喜んでおりました^^

 ありがたく頂戴するのと同時に、本編の挿絵にさせてもらいます!



 僕と和真の感動が収まるにも収まりきらないので、ここでもその挿絵を紹介したいと思います




WakeUp!プリキュア3shine!

 よみちゃんがネムイナーに竹刀で攻撃するシーンです。ネムイナーのデザイン、グロウライトニングの可愛さ……それ以上によみちゃんの凛々しい姿に僕は感動です!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




WakeUp!プリキュア3shine!

 ナイトの決め技、『クロスブレード』のシーン。……・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 ブワッ

 カッコいいです!すごい迫力です!

 ここまで僕のイメージ通りに書いてくれるヒカルミさんの読解力に脱帽です!



 さらに、ちゃんと時報まで付けてくださり、本当にありがとうございます><

 まさか、このような嬉しいことが起きるとは思ってもいなかったので、僕も和真も思わず嬉し泣きしてしまいました!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 毎回本編シナリオにもありがたいご意見を頂戴いたしてますし……もうヒカルミさんには頭が上がりません。

 それと共に、この3Shineをもっと盛り上げなくては!!っと、製作の動力源になっております。



 ヒカルミの世界さん、本当にありがとうございました。僕と、本人に代わって和真からのお礼を言わさせていただきます!



 できれば、これからも3Shineを見守ってくれると僕たちも大変うれしいです(*^▽^*)

 ヒカルミさんも『MW』の製作、がんばってください。影ながら応援させてもらいます!


 それと、今回からコメントの設定を少し変えさせていただきました。認証制にしたため、コメントを頂いてもすぐに反映されないと思いますが、僕が確認しだい、返信と同時に公開させていただきます(°∀°)b



 では、みなさん。また次回、お会いしましょうヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ



 by 烏

重要なお知らせ

 みなさん、こんばんわ!シナリオ担当の烏でございます!!



 さて、四月も半ばに入り、なにかと忙しい時期になってきました。ここで当サイトの重要なお知らせができたのでお伝えしたいと思います。



 実は、先日にも少し触れた話題なのですが……

 絵担当の和真は今、学生をしています。大学が終わった後も先生方の手伝い、そしてバイトと忙しい毎日を過ごしております。

 四月に入り、新学期が始まったのをきっかけに、その忙しさが一層増してきたようでして、本人にもそうとうな負担が掛かっているようです。



 本人は「大丈夫」と言っているのですが、就職を控えたこの大事な時期……自分と向き合うのも必要、そのためには自分を見つめる時間が必要になってくる。

 そう僕が判断し、和真に当ブログでの活動をしばらく、お休みさせることになりました。



 和真は、普段から無理を普通にする性格で、そのためよく体調を壊したりします。僕は逆に、普段は風邪とか引かないんですが、他の人がならないようなマニアックな病気にドーンッとかかったりしますw

 ですので、自己管理を徹底させるために、和真はしばらくお休み、という形を取らせていただきます。

 和真の挿絵および、記事を楽しみにしていた皆様には申し訳なく思います><;



 挿絵およびキャラクターの紹介絵などは、和真本人が落ち着いた時期に書いてもらうようにして、その間は僕の本編、紹介文のみとさせていただきます。

 その他の記事につきましては、もしかするとちょくちょく顔を見せるかもしれませんが、その時は『和真!がんばれ!』と応援をひとことおねがいします(笑い



 いつ和真が復帰するか、まだ目処は立っていません。

 目処が立ち次第、また報告させていただこうと思います。

 その間、僕がシナリオを進めて、キャラの紹介を書き、できればその他雑談の記事を進めるような形となりますが、ご了承ください。



 どうか、これから『WakeUP! プリキュア 3Shine』をよろしくお願いします!ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ



 by烏

第三話『漆黒の剣 キュアナイト参上!!』 後編


 ・CM開けアイキャッチ


 ・場面《サンタマリア学園 放課後》
 画面、サンタマリア学園の外見。
 終業のチャイムが鳴る。


 ・場面《サンタマリア学園 1-A教室前の廊下》
 画面、教室のドア。ガララッと開く。
 よみ、教室を出る。
 幸子 「冴島よみちゃん?」
 画面外からよみを呼ぶ声。
 よみ、声の方を見る。
 画面、廊下で待ち構えていた家庭科部部長の幸子と部員の雪が並んで微笑んでいる。
 画面、またか……といった感じの顔をするよみ。
 よみ 「そうですが……なにか?」
 幸子 「私、3年の『加賀 幸子(かが さちこ)』。こっちは同じクラスの『栗原 雪(くりはら ゆき』」
 幸子がとなりの雪を紹介。雪、ぺこりっとお辞儀。
 幸子 「ねぇ、よみちゃん!どう?我が部に入らない?」
 よみ 「いえ、お断りします」
 即答して帰ろうとするよみ。
 よみの手をすばやく掴む幸子。
 画面、よみ驚いた顔。幸子の予想以上のスピードに反応できなかったため。
 幸子 「そんなこと言わずに!是非とも我が家庭科部へ入ってちょうだい!」
 よみ 「か、家庭科部……?」
 運動部と思っていたよみ、一瞬ポカンッとする。
 すぐに顔が赤くなって俯く。
 よみ 「わ、私……お料理もお裁縫もできませんから!」
 手を振り解き、恥ずかしさを抑えて小走りで去っていくよみ。
 幸子、残念そうによみを見送る。肩を落とす。
 幸子 「あ~~……やっぱ駄目だったかぁ」
 雪  「でも、ぶちょ~?なんで家庭科部の私たちが運動部で有名なあの子を勧誘するんですか~?」
 雪、のんびりした口調で幸子に訊く。
 幸子、雪に向き合う。
 幸子 「なに言ってるの?!万年部員不足の我が部に、もしあんな有名人が入部したら……それこそ我が部の知名度は急上昇!」
 右手を斜め上に振ってジェスチャーする幸子。
 幸子 「そうなればさらに部員も増えるでしょ!?」
 興奮した様子の幸子。
 雪 「ほ~、なるほど~」
 雪、ポンッと手を叩き、頷く。
 幸子 「ん~……でも、今の感じだとまったく脈無しって感じじゃない気がするんだけどなぁ」
 雪  「実は興味があったりして~?」
 幸子 「ん~……」
 幸子、腕を組んで悩んでる。
 輝 「ほら!あかりちゃん、急いで!」
 あかり 「えぇ?まだ諦めてないの?いくら誘っても無駄だって」
 画面外から輝とあかりの声が聞こえる。
 幸子と雪、輝の声に気づいて振り向く。
 輝、乗り気じゃないあかりの腕を引っ張って走ってくる。
 幸子 「……あれ?輝……どうしてこんなところに」
 輝 「あ、部長。雪先輩も」
 お互い驚いた顔。
 雪  「もしかして、輝ちゃんも例の1年生を勧誘しに来たとか~?」
 雪、のほほんと笑っている。
 幸子、ハッとした顔になる。
 幸子 「そ、そうなの?」
 輝 「え?あ、いえ……まぁ(勧誘は勧誘でも、プリキュアになってもらいたいだけだったんだけど)」
 ※()は心の声
 と、苦笑い。
 幸子、ブワッと涙を流す。
 幸子 「輝……そこまで我が部のことを……うぅ、いい子だぁ」
 雪  「でもその子、もう帰っちゃったよ~。私たちも断られちゃったぁ」
 よみが去った方を指差して笑っている雪。
 輝 「え!そうなんですか?!早く追いかけないと!!……失礼します!」
 輝、幸子たちに一礼してあかりを引っ張って走り出す。
 幸子 「輝……なんて部思いの子なの」
 雪  「がんばってねぇ」
 まだ泣いている幸子の横で手を振る雪。
 画面、幸子たちから離れた廊下の角に隠れているレムとノン。
 ノン 「輝たち、がんばってくれてるわね」
 レム 「ああ、そうだな……あれ?スイミーは?」
 ノン 「……あら?」
 辺りをキョロキョロするレムとノン。


 ・場面《通学路》
 画面、下を見ながら道を歩いているよみ。
 よみ 「家庭科部って……たしかに、興味はあるけど……私には似合わないわ」
 首を振るよみ。
 スイミー 「ねぇ、お姉さん」
 よみ、後ろから声をかけられて立ち止まる。
 画面、人間形態のスイミーが立っている。
 スイミー 「お姉さんに聞きたいことがあるんだけど」
 いつもの眠たそうな顔ではなく、真剣な表情のスイミー。
 よみ 「……なに?」
 少し笑みを浮かべたよみ。年下には優しい。
 スイミー 「最近、知らない女の人が夢の中に出てきたりしない?髪の長い女の人」
 画面、おどろくよみ。
 よみ 「え?」
 スイミー 「……正直に答えて欲しいんだ」
 よみ、驚きながら頷く。
 よみ 「ええ。見るわ」
 よみの言葉に、今度はスイミーが驚く。
 スイミー 「その人はなんか言ってた?今どこに居るとか!」
 よみに詰め寄るスイミー。
 よみ、暗い顔になる。
 よみ 「そんなことは言ってなかったわ……おせっかいなことしか言ってなかった」
 スイミー 「おせっかい?」
 よみ 「自分の殻に閉じこもってないで、正直になれ……みたいなこと」
 スイミー 「……やっぱり、君が……」
 画面、確信した顔のスイミー。
 画面、ミンミンの足。
 ミンミン 「あらあら」
 画面、声に気づいてよみの後ろに視線を移すスイミー。よみ、振り返る。
 画面、ミンミン全体を映す。
 ミンミン 「変な気配を感じて来てみたら1匹だけ?……まぁいいわ」
 肩をすくめるミンミン。
 スイミーに向かって手を差し伸べるミンミン。
 ミンミン 「あなた、早く星空の秘宝を渡して」
 画面、身構えるスイミー。
 スイミー 「秘宝?お前、ディザイヤーか!?」
 ミンミン 「そうよ。早く渡して」
 スイミー 「秘宝なんて持ってない!持ってたとしてもお前らになんか渡すもんか!」
 ミンミン 「……そう?」
 画面、ミンミン、差し伸べていた手を反して掌をスイミーに向ける。
 画面、スイミーを見るよみ。話しについていけず、戸惑ってる。
 ミンミン、黒い弾を放つ。
 スイミー 「危ない!」
 スイミー、よみを力いっぱい突き飛ばす。
 弾、スイミーに命中。スイミー、吹き飛ぶ。
 スイミー 「ぐぁっ!」
 地面を転がりながら、変身が解けるスイミー。
 よみ 「な、なに?!」
 突き飛ばされて尻餅をついたよみ、スイミーを見た後、ミンミンを見る。
 よみ 「え?……え?」
 ミンミン 「そこのあなた」
 よみを指差すミンミン。
 よみ 「!?」
 ミンミン 「邪魔だからどいてくれる?」
 掌にもう一つ黒い弾を出してスイミーを狙ってるミンミン。
 よみ、ムッとした顔になる。
 よみ、鞄を置いて立ち上がる。手に持っていた竹刀袋から竹刀を1本取り出す。
 ミンミン、笑う。
 ミンミン 「あらあら、どういうつもり?」
 画面、竹刀を構えるよみ。
 よみ 「あなた達の事情は知らないし、子供同士の喧嘩に首を突っ込むつもりは無いけど……」
 ミンミン、ピクッと眉を動かす。
 よみ 「いきなり暴力っていうのは気に入らないわね」
 画面、起き上がろうとしているスイミー。
 スイミー 「君には関係ないミー……は、はやく逃げるんだミー」
 画面、キッとした表情のよみ。
 画面、硬い笑いを浮かべているミンミン。ポケットから悪夢のカタマリを取り出す。
 ミンミン 「いいわ。私を子供扱いした罰、たっぷりしてあげる!」
 悪夢のカタマリを空へ投げるミンミン。
 ミンミン 「夢より生まれし悪夢の化身、ネムイナーよ!この世界に漂う夢に取り付き、恐怖を撒き散らしなさい!!」
 爆発の後、竹刀型のネムイナー登場。
 ネムイナー 「ネムイナー!」
 よみ 「?!!」
 よみ、驚いて1歩下がる。混乱。
 画面、不気味に笑っているミンミン。
 ミンミン 「あら、大丈夫?足が震えてるわよ」
 画面、汗をかいているよみ。竹刀を握りなおす。


 ・場面《通学路 よみたちの居る場所から少し離れたところ》
 画面、あかりの手を引いて歩いている輝。
 輝 「あかりちゃん、早く!」
 あかり 「わかった、逃げないからいい加減手を離して」
 手を離す輝。
 レム 「輝!」
 画面、走って来るレムとノン。
 輝 「レム、どうしたの?そんなに慌てて」
 レム 「スイミーがどこにも居ないんだ!」
 ノン 「しかも、なにか嫌な気配が近くに居るのよ」
 輝、あかり、真剣な表情になる。
 離れたところから爆発音が聞こえ、土煙が上がる。
 4人 
 画面、逃げ惑う人たちが輝たちの横を走っていく。
 輝 「まさか!」
 輝、あかりを見る。あかり、頷く。
 4人、爆発したところへ走り出す。


 ・場面《商店街とオフィスビルを隔てている通り》
 爆発。
 画面、土埃の中から飛ばされたよみ。倒れる。
 よみ 「くっ!」
 スイミー 「だ、大丈夫かミー!」
 画面、土埃から現れるネムイナーとミンミン。
 画面、竹刀を杖にして立ち上がるよみ。
 ミンミン、眉を動かす。
 ミンミン 「あなた、何者?プリキュアってやつでもないようだし……邪魔しないでくれる?」
 キッとネムイナーとミンミンを睨むよみ。
 よみ 「わ、私は……弱いものを守る正義の味方よ」
 よみ、強がって軽く笑う。
 ミンミン 「……ふぅ」
 ため息をついた後、スイミーを見るミンミン。
 ミンミン 「ちょっと!小動物!秘宝はどこ?早く教えなさいよ!」
 スイミー 「い、嫌だ!お前たちなんかに、みんなが大切にしている夢をめちゃくちゃにされて堪るかミー!」
 よみ、スイミーを見る。
 よみ 「……夢?」
 ミンミン、笑う。
 ミンミン 「ははっ!夢なんて見るだけムダムダ!どうせ見ても叶う奴なんてほとんど居ないんだから!」
 スイミー 「それは違うミー!確かに夢は叶える為に見るものかもしれないけど、大切なのはその夢を諦めず、前を見てがんばる心なんだミ
ー!」
 よみ、ハッとした表情。
 ミンミン 「そんなことどうでもいいわ!もう結構……お前が言わないなら他の2匹に訊くわ!」
 ミンミン、手を振ってネムイナーに攻撃を指示。
 ネムイナー 「ネムイナー!!」
 ネムイナー、両手の竹刀を振りかぶってよみとスイミー目掛け叩きつける。
 土埃が上がる。
 画面、笑っているミンミン。
 ミンミン 「ふふっ……ん?」
 なにかに気が付くミンミン。
 画面、メロディバンクを構えてバリアを張っている輝とあかり。
 画面、スイミーを抱いて目を閉じていたよみ、ゆっくり目を開け、輝たちに気が付く。
 よみ 「あなたたちは……確かあのときの?」

 画面、校舎裏庭園の時の場面、廊下でのやりとりがフラッシュバックする。

 画面、振り返って微笑む輝。
 輝 「大丈夫?……スイミーを守ってくれてありがとう!」
 画面、呆然とした顔のよみ。
 よみ 「はい、いえ……え?」
 画面、後から走って来るレムとノン。
 ノン 「スイミー!」
 レム 「大丈夫か?!」
 レムとノン、よみの元へ走って来る。
 よみ、レムにスイミーを渡す。
 スイミー 「大丈夫ミー。よみがネムイナーに立ち向かって守ってくれたんだミー」
 画面、俯くよみ。拳を握り締めている。
 よみ 「いえ、私は……守ってなんか」
 画面、メロディバンクを構える輝とあかり。
 輝 「あかりちゃん!」
 あかり 「はいよ!」


 あかり 「ウェイクアップ!!プリキュア・エボリューション!!」


 グロウ 「大地を照らす目覚めの光! キュアグロウ!!」


 ライトニング 「天空を駆ける一筋の閃光! キュア・ライトニング!!


 画面、楽しそうに笑うミンミン。

 ミンミン 「やっと現れたわね、プリキュア!」

 画面、戦闘態勢を取るグロウとライトニング。その後ろで目を見開いているよみ。
 ライトニング 「あんた!ここは私たちに任せて逃げなさい!」
 グロウ 「レム、よみちゃんをお願い!」
 グロウとライトニング、同時に地を蹴り、ネムイナーに向かって飛ぶ。
 レム 「分かった!……さぁ、こっちへ」
 よみの手を掴んで、引っ張るレム。
 よみ、動かない。
 レム 「?……はやく!」
 画面、右手を横になぎ払うネムイナー。
 ライトニング、防御して立ちながらよみたちの元へ滑ってくる。
 ライトニング 「なにしてるの?!邪魔だから、早く逃げなさい!」
 俯いていたよみ、ビクッと肩が跳ねる。
 画面、よみの握り締めた拳。
 画面、ネムイナーとは反対の方向へ走り出すよみ。
 ライトニング、再びネムイナーに向かって飛ぶ。
 画面、よみを心配した表情で見るスイミー。
 画面、ネムイナーと戦っているグロウとライトニング。
 ネムイナーの攻撃を避けるが、ミンミンがそこに弾を撃ってくる。
 グロウ 「きゃっ!」
 ライトニング 「くっ!」
 防御して一瞬、動きが止まるグロウとライトニング。
 そこにネムイナーが攻撃。
 グロウとライトニング、地面へ落とされる。
 レム 「グロウ!」
 ノン 「ライトニング!」
 画面、仰向けに倒れているグロウ、膝をついているライトニング。
 画面、宙に浮いてるミンミン。つまらなそうな顔をしてる。
 ミンミン 「……この程度?こんな相手に手こずるなんて、本当に使えない弟ね」


 ・場面 《ビルの非常階段》
 階段を全力で走りあがってるよみ。
 よみ 「はぁはぁ……(私は、ただ強くなりたかった。いつか叶えたい夢が見つかったとき、その夢を手放さないための強さが欲しかった)」
 画面、階段を駆け上がるよみの目線。
 よみ 「はぁはぁ……(でも、私は間違っていた!叶えたい夢を見つけようともしないで、自分の殻に閉じこもって……誰にも負けない強さ
しか考えてなかった!)」
 屋上へ続くドアが見えた。
 勢いを落とさず、ドアを開け、屋上をそのまま突っ切る。


 ・場面《プリキュアたちが戦ってる通り》
 ミンミン 「もう終わりにしましょう。ネムイナー!やってしまいなさい!!」
 ネムイナー 「ネムイナー!」
 画面、グロウとライトニングの顔を横から映している。
 ライトニング 「くっ!」
 グロウ 「……ん?んん?!」
 グロウ、何かに気づく。
 画面、ネムイナーを正面下方向から映している。
 ネムイナーの上(画面上ではネムイナーの後ろ)から人影が落ちてくる。
 画面、竹刀を振りかぶりながらネムイナー目掛け落ちてくるよみ。
 画面、それがよみだと気づいて驚くグロウとライトニング。
 グロウ 「えぇえええ?!」
 ライトニング 「うっ、うそぉおおおお!?」
 画面、プリキュアたちの視線に気が付いて振り返るミンミン。
 ミンミン 「なに……よ?……ひっいぃいい!!」
 ミンミン、さすがに驚く。
 よみ 「りゃぁああああああああああああ!!」
 振り向いたネムイナーの丁度眉間の辺りに竹刀で攻撃するよみ。
 バチィンッと痛い音がして、竹刀が折れる。
 ネムイナー 「ネ、ネムイナー!!」
 あまりの痛さにネムイナー、涙を流す。



WakeUp!プリキュア3shine!


 そのまま落ちていくよみを、ライトニングが空中でキャッチ。
 グロウ、降りて来た2人を支えるように地面でキャッチ。
 画面、よみを怒るライトニング。
 ライトニング 「バカ!あんた何やってんのよ!?」
 グロウ 「あ、あんな危ないこと、しちゃダメだよ!!」
 画面、荒い息遣いのよみ。
 よみ 「はぁはぁ……わ、私、強くなりたいんです」
 ライトニング 「はぁ?こんなときになに言って……」
 グロウ、ライトニングの言葉を首を振って止める。
 よみ 「はぁはぁ……自分の殻も壊せるくらい……いつか見つかる夢のためじゃなくて……」
 画面、スイミーの持っていた夢のかけらが光りだす。
 画面、決意した表情のよみ。
 よみ 「夢を見つけられる強さが欲しいんです!」
 画面、光っていた夢のかけらが弾けて、メロディバンクへ変わる。
 スイミー 「希望を持って未来へ進む決意が、何事にも負けない強い心になったんだミー!!」
 グロウ、メロディバンクをよみに差し出す。
 画面、グロウ、笑顔。
 グロウ 「大丈夫だよ、私たちも協力する。一緒に夢を見つけよ?」
 よみ 「……はい!」
 よみ、力強く頷く。


 よみ 「ウェイクアップ!!プリキュア・エボリューション!!
      闇夜を切り裂く漆黒の剣! キュアナイト!!」


 画面、驚くミンミン。
 ミンミン 「さ、3人目のプリキュア?!いったい何人いるのよ!?」
 画面、キッとネムイナーを見るナイト。
 グロウ 「ライトニング」
 ライトニング、グロウの顔を見て、何かを理解した。
 ライトニング 「オーケー!」
 画面、ナイトとグロウの顔、横から。
 グロウ 「いくよ!ナイト!」
 ナイト 「はい!!」
 2人、同時にネムイナーに向かって飛ぶ。
 画面、1人宙に向かって飛び立つライトニング。
 画面、グロウとナイト、ネムイナーと戦闘。
 画面、ミンミン。
 ミンミン 「1人増えても、ザコはザコよ!」
 弾を撃つミンミン。
 画面、飛んでいった弾に、光の弾が当たり、爆発する。
 ミンミン 「なに?!」
 画面、驚いたミンミン。光の弾が来た方向を見る。
 画面、スマッシュを打った後のライトニング。笑ってる。
 画面、渾身のパンチをするグロウ。
 ネムイナー、倒れる。
 グロウ 「ナイト!」
 画面、上空から勢い良く飛んでくるナイト。
 
 ナイト 「切り開け!プリキュア・クロスブレード!!」



WakeUp!プリキュア3shine!

 胸の星型のアクセサリーに1度手を当て、顔の前で両腕を交差させる。
 ネムイナーに当たる直前、その腕を勢い良く開くように斬りつける。
 爆発。ネムイナー、消滅。
 画面、悔しそうなミンミン。
 ミンミン 「ちっ……覚えていなさい!」
 ミンミン、退却。
 画面、落ちてきた夢の雫をキャッチするナイト。
 ナイト、微笑む。
 グロウ 「やったね!ナイト!」
 ナイトの元へグロウとライトニングが駆け寄る。
 グロウ 「すっごいね!あんなに速く戦えるなんて!びっくりしたよ」
 ライトニング 「ホント。しかも変身する前からもあんなに戦えるなんて、すごいわ」
 ナイト 「い、いえ……まだまだです」
 頬を赤めて俯くナイト。
 グロウ、手を差し出す。
 ナイト、グロウを見る。
 グロウ 「これから、よろしくね!よみちゃん!」
 ナイト 「……はい!」
 握手。
 ライトニング、グロウの頭を撫でる。
 ライトニング 「これは私たちも負けてられないわね」
 画面、プリキュア3人の全体を映す。
 画面、キュアナイトの笑顔。




 ED


 ・次回予告
 輝 「やったぁ!プリキュアが3人そろったよ!上出来♪」
 あかり 「でも、本番はこれから!気を引き締めないとね。まぁ、私に任せなさい!」
 よみ 「あれ?スイミーたちが居ませんけど」
 あかり 「ああ、それなら……ほら、あそこに」
 輝 「あ、ホントだ。何してるんだろ?……えぇえ?!レムたち、お店やるの?!」


 輝 「次回!ウェイクアップ!!プリキュア3Shine!!
    『おにぎりカフェ☆にぎにぎオープン!!』」
 よみ 「次回も私、強くなります!」
 輝 「だから、私のセリフのところ~!」


作者コメント「黒羽 烏」-------------------------

 みなさん、おまたせしましたぁ!!

 第三話後編です!

 音沙汰も無く、すいません>△<;

 なにぶん、社会人の僕と大学生でも忙しい和真の2人、帰宅して皆さんの励ましのコメントを見て電池切れ(寝落ち)という流れになってしまってました!!(←反省してます>M<)


 はい!ってことで、よみちゃんの変身回です!!^ω^

 今回は、執筆者の都合上、熱い展開になってると思いますww

 実を言うと、3Shineのキャラはほとんど和真が設定&キャラデザをしていて、僕が入り込む隙はあまり無いのですw

 しかし、ことよみちゃんに限っては例外で、このキャラは僕の中でフィーバー(古いww)したキャラでしてwwその点では余計に力が入ってしまう次第ですw

 よみちゃん……人気が出てくれると僕のテンションも急上昇です☆♪

 近いうちにメインキャラ&良く出てくる敵幹部の詳細な設定も載せたいと思いますw(←また無茶な宣言をしてみたりw


 かなり無理があるだろぉ(^ω^;)

 っていうのが、書き終えてからの僕の感想です\(^0^)/

 特に、よみちゃんがネムイナーに攻撃するシーンww

 頼みますから、真似はしないでください!よみちゃんは熟練の指導者の元、正しい指導を受けているため、ご視聴の皆様は絶対に真似しないでください!!


 第三話、書いた身としては、ハッチャケ過ぎ?という感じです><

 できれば、コメントをお待ちしております!

 『ここはこういう感じにすれば良かったんじゃない?』

 『ここの表現がイマイチ分からない!』

 などの意見、どんどん言ってください!

 その度に、僕は成長していきますよ……ニヤニヤ(^ω^)


 今まで溜まってたコメント力(←コメント返信で返してw)を使って長文を打ってしまいました!!wごめんなさい!!

 第四話、詳しい進行状況は『なう』にてつぶやきたいと思いますので、みなさま、フォローお願いします(><;)←切実


 では、和真の挿絵をお楽しみにして……次回、また笑顔でお会いしましょう!!



作者コメント「近衛坂 和真」-------------------------


みなさんお待たせしました。

そしてすいませんm(_ _ )m

今回はまだ挿絵がぜんぜん上がってません(汗


4月に入り新年度、忙しいことを言い訳にするわけではありませんが・°・(ノД`)・°・

また描き次第すぐに更新しますのでご了承ください。

ではまたみなさん近いうちにお会いしましょう(ノ_・。)


----------------------------------------
設定は随時更新していく予定です。
ストーリーを進めていく上で必要とあらば
設定を多少変える場合もありますのでご了承ください。