今日の気分でワインをお探しします。ご注文は???
とても無口なマスターです。コメントに対する返信は期待しないでください。
命をつなぐということ
「マスター、身体に優しいワインってある?」
「そうですね、ロマネコンティは、ルイ16世の不治の・・」
「マスター・・・」
「申し訳ありません。
それより、どうなされたんですか?
お身体でも壊されたのですか?」
「いや、今日 『かおり』がくるんですよ」
「えっ・・ かおり さんはロンドンでは?」
「いや・・帰ってきてた。何も言わずに、3年前に」
先週の火曜のこと・・
「こんにちは ぐ~さん」
後ろからいきなり呼び止められた。
驚き振り返ると・・そこに立っていたのは かおり だった。
しかし、その姿は 以前のような自信に満ち溢れている
モデル並みのスタイルの持ち主ではなく、まるで棒のようにやせ衰えた
女性だった。
「かおり・・・かおり なのか?
でも、ロンドンじゃ?・・・」
「帰ってきた3年前に・・?」
「でも・・・なぜ?」
「知りたい?
じゃぁ場所を替えよう」
そこで近くのcafeに席をとった。
「どこから話す?」
「なぜ帰ってきたか」
「帰ってきただけじゃない・・離婚した。」
「えっ・・」
「実はね・・手術した。
肝臓を半分、おかぁさんにあげたんだ」
そう、かおり のおかぁさんは肝臓の病に倒れ
移植以外の方法では助からない、そこで かおり の肝臓を半分
移植したとのこと。
術後のおかぁさんの経過はよかったものの
かおり は生死の境をさまよった。
2か月後、彼女が退院するころには
まるで別人のような姿になっていたとか。。
「そっか~ 大変だったね」
「そうだねぇ・・いろいろあったなぁ」
「でも、離婚って・・」
「あ~、それねっ。
こんな人生でいいのかなぁって
命の終わりが見えた時・・こんな人生で、ほんとにいいのかなぁってね」
「もう一度 自分で生きてみようって思った?」
「 なぁ・・そんなとこ。
子供も2人いるから大変なんだけどね」
そんな かおり が、またこの店に行きたいといった。
そして 今日 かおり が ここにやってくる。。
「マスター今の話を聞いて 何をサーブする?」
「ティエリー・ロゼ
ロマネコンティのオーナーが愛してやまないワイン」
「へ~それは僕も楽しみだ」
カラン・・
扉の開く音が響いた。
そこには、しっかりとおしゃれをした かおり が立っていた。
「いらっしゃいませ、 かおり さん」
「お久しぶりです マスター」
リカーMORISAWA
「そうですね、ロマネコンティは、ルイ16世の不治の・・」
「マスター・・・」
「申し訳ありません。
それより、どうなされたんですか?
お身体でも壊されたのですか?」
「いや、今日 『かおり』がくるんですよ」
「えっ・・ かおり さんはロンドンでは?」
「いや・・帰ってきてた。何も言わずに、3年前に」
先週の火曜のこと・・
「こんにちは ぐ~さん」
後ろからいきなり呼び止められた。
驚き振り返ると・・そこに立っていたのは かおり だった。
しかし、その姿は 以前のような自信に満ち溢れている
モデル並みのスタイルの持ち主ではなく、まるで棒のようにやせ衰えた
女性だった。
「かおり・・・かおり なのか?
でも、ロンドンじゃ?・・・」
「帰ってきた3年前に・・?」
「でも・・・なぜ?」
「知りたい?
じゃぁ場所を替えよう」
そこで近くのcafeに席をとった。
「どこから話す?」
「なぜ帰ってきたか」
「帰ってきただけじゃない・・離婚した。」
「えっ・・」
「実はね・・手術した。
肝臓を半分、おかぁさんにあげたんだ」
そう、かおり のおかぁさんは肝臓の病に倒れ
移植以外の方法では助からない、そこで かおり の肝臓を半分
移植したとのこと。
術後のおかぁさんの経過はよかったものの
かおり は生死の境をさまよった。
2か月後、彼女が退院するころには
まるで別人のような姿になっていたとか。。
「そっか~ 大変だったね」
「そうだねぇ・・いろいろあったなぁ」
「でも、離婚って・・」
「あ~、それねっ。
こんな人生でいいのかなぁって
命の終わりが見えた時・・こんな人生で、ほんとにいいのかなぁってね」
「もう一度 自分で生きてみようって思った?」
「 なぁ・・そんなとこ。
子供も2人いるから大変なんだけどね」
そんな かおり が、またこの店に行きたいといった。
そして 今日 かおり が ここにやってくる。。
「マスター今の話を聞いて 何をサーブする?」
「ティエリー・ロゼ
ロマネコンティのオーナーが愛してやまないワイン」
「へ~それは僕も楽しみだ」
カラン・・
扉の開く音が響いた。
そこには、しっかりとおしゃれをした かおり が立っていた。
「いらっしゃいませ、 かおり さん」
「お久しぶりです マスター」
リカーMORISAWA
