はるさんの体の悩み解消・解決ガイド -37ページ目

治療法

慢性的に頭痛を抱えている場合、その治療方法はどのようにしたらいいのか見ていきます。
「片頭痛」の場合、治療方法は二種類あります。


一つは予防的服薬で、薬を日頃から飲んで頭痛を防ぐものです。
片頭痛は人それぞれ違いますが大体の場合は週に1回あるいは月に1回くらいのペースでやってきます。


このペースによってもどれだけ日常生活に支障があるかによっても予防で薬を飲む必要性が違ってきます。
この他にも日頃から規則正しく生活することで片頭痛の予防につながります。


もう一つは発作頓挫療法で、頭痛が起きたときに消炎鎮痛剤あるいはトリプタンを飲みます。
そしてこめかみ部分を冷やして安静にしておきます。


「群発頭痛」の場合、慢性頭痛の中でもたった1%程度の頻度でしか起こらないものですが、その特徴的な痛みの強さのために一度群発頭痛の人を見たら忘れられないほど印象に残ります。


目頭を押さえ頭を抱えてうなる姿はまさにその痛さを物語るすさまじさです。
一般的に群発頭痛の場合はそのまま放置していても3時間程度すれば痛みは治まってきます。


しかしその間がとても痛いのでなかなか耐えられるものではありません。
そのため群発頭痛の人は病院へ駆け込む人が多いようです。


群発頭痛は特に季節の変わり目である春と秋に多いため、この時期は患者さんが多くなります。


予防法としては、日頃から漢方薬を服用するか、塩酸ロメリジン市販名はミグシスなどを服用するとやや効果が期待できます。

ミグシスは初めて片頭痛の薬として保険適用が認められた薬です。


治療方法としては、純酸素吸入を行うか注射を打つか、神経ブロックです。

症状

それぞれの頭痛の一般的な症状を示します。
自分の頭痛がどれにあたるのか診断してみてください。

まず「片頭痛」の一般的な症状です。


額の辺りを重点的に、目の周りやこめかみ付近が痛い。
痛さの感じがズキンズキン、ガンガンなど拍動性の痛みが続く。
アルコールを飲んだり、お風呂に入ったりして血行がよくなると頭痛症状

が悪化する。
ひどくなると嘔吐症状もでる。
音や光などが頭に響く。


頭痛症状が現れる少し前に前兆としてきらきらと目の前に光が見える。
空腹の場合、特に頭痛がおきやすい。


次に「群発頭痛」の一般的な症状です。
目の奥をえぐられるようなとてつもない痛みがある。
アルコールを飲んだり、お風呂に入ったりして血行がよくなると症状が

悪化する。
季節の変わり目などに特に痛くなる。
涙がながれたり、鼻水がでたり目が充血したりする。


次に「緊張型頭痛」の一般的症状です。
後頭部から頭頂部にかけて痛みがある。
毎日頭痛する。
後頭部や頭全体が何かにしめつけられているような痛みを感じる。
頭がパンパンに張っているようだ。
たまにふわーっとめまいがする。


アルコールを飲んだり、お風呂に入ったりして血行がよくなると症状が

悪化する。

次に「後頭神経痛」の一般的症状です。
頭や首を動かしただけでビリッとした鋭い痛みが、後頭部から側頭部に

かけて起こる。
首がズキンと痛くて動かせないほどである。


最後に「慢性連日性」の一般的症状です。
毎日朝起きたら頭が痛くて慢性的に薬を飲んでいる。
それでも痛みが治まらないタイプの頭痛である。

頭痛の原因

頭痛の原因は頭の近辺で起こります。
代表的な箇所として次の3つが挙げられます。


まずは「神経」です。


頭痛の原因として神経が刺激されることにより起こる

神経痛があります。


顔が痛い三叉神経痛や後頭部に痛みがくる後頭神経痛などが

神経と関係のある頭痛です。


三叉神経痛は神経の近くにある動脈が神経に触れることにより

動脈の拍動が伝わって神経に刺すような痛みが走ります。


後頭神経は頚椎の間から出ているもので近くの骨や靭帯が変形して

神経を締め付ける際に痛みが走ります。


首を動かすだけで後頭部などに痛みが走ります。


次は「血管」です。


頭皮の動脈にある血管の壁の中には痛みを感じる

神経がたくさんあります。


これらの血管が拡張してくると血管性頭痛の特徴的な

拍動性の痛みがやってきます。


体の中にあるセロトニンというホルモンが神経伝達物質で

血管を拡張させたり収縮させたりします。


何らかの刺激が加わると血小板から急激にこの物質が

放出されます。


これにより脳の血管が一時的に収縮をして血の巡りが悪くなります。


そしてセロトニンが尿から分泌された後、収縮していた血管が今度は

拡張してその際の拍動が神経から伝わって頭痛が起こります。


次は「筋肉」です。


筋肉の中で血管は筋肉にもまれる形で血を体内にめぐらせています。
ところが同じ姿勢を続けていると筋肉が動かないために血の

巡りが悪くなります。

そして筋肉に酸素が不足して乳酸が貯まります。
硬くなってしまった筋肉を無理に動かそうとすると筋肉の繊維に

裂け目が生じます。


そしてその部分が硬くなります。


筋硬結とよばれて触るだけでとても痛いです。


またここを押すと離れた場所が痛みます。


それが関節痛です。


頭部においては頸部で筋肉膜痛が起こることで関節痛の代わりに

頭痛が起こります


以上のような原因が個別に起こす頭痛や全てが関係して起こる

慢性頭痛もあります。


明日につづく

二次性頭痛2

非血管性頭蓋内疾患によるものとしては、脳脊髄液の脳内圧が

上昇あるいは低下、SLEなどの非感染性炎症によるもの、

脳腫瘍などによる頭痛があります。物質によっても頭痛が

起こることがあります。


例えば食べ物です。


食品に含まれているチラミンやアルコール、グルタミン酸、亜硝酸塩

などによって起こります。


具体的にはチーズやチョコレート、赤ワインに多くチラミンが含まれています。


そのほかアイスクリームなどの冷たいものを食べると頭痛を起こす

「アイスクリーム頭痛」と呼ばれるものもあります。


冷たいものを食べることで体温を維持するために大量の血液が

流されて血管が拡張するために起こる頭痛です。


感染による頭痛には、脳腫瘍や髄膜炎、肺炎球菌、インフルエンザ、

風邪などあらゆる感染症によって頭痛は引き起こされます。


恒常性の障害による頭痛には、低血糖、月経、透析、ストレスなど

様々な要因によって頭痛が引き起こされます。


目や鼻、口腔などには、中耳炎や緑内障、副鼻腔炎、

歯髄炎などによる頭痛があります。


その他不眠やストレスなどの精神的要因からも頭痛は引き起こされます。


明日につづく

二次性頭痛

二次性頭痛は他の疾患の影響によって起こる頭痛です。


まず頭部外傷による頭痛です。


頭部外傷とは、頭頸部の血管障害によるものです。


脳において脳血管障害などが起きるとそれによって

頭痛が引き起こされることがあります。


これらの代表的なものに、脳出血やくも膜下出血、

動脈瘤や髄膜炎などがあります。


この際の頭痛の特徴としては、突然何かで殴られたような

痛みが起こることです。


これら脳血管障害の場合、命の危険を伴う重篤な病気が

多いため一刻も早く救急処置をすることが大切となります。


つづく