はるさんの体の悩み解消・解決ガイド -34ページ目

頭痛薬の成分2

頭痛薬の鎮痛成分について説明します。
イブプロフェン は従来医療用の鎮痛薬に使っていた成分を転用して市販薬用にしたものでスイッチOTC薬です。
抗炎症作用が強くて炎症の痛みに対して効果を発揮します。
胃腸にかかる負担も小さくて副作用も少ないです。


エテンザミドは同じく鎮静成分であるアスピリン とほぼ同じ作用を持っていますが、胃腸にかかる負担はアスピリンより少ないです。

アセトアミノフェンは脳の中枢に働きかけることで頭痛による痛みを鎮めてくれる効果があります。
穏やかに効き目を発揮する薬です。


そのため安全性が高くて小児にも使用できるため、小児の解熱鎮痛薬はこの薬が主流となっています。

アスピリンは消炎鎮痛成分の中でも非ステロイド系の代表的存在の成分です。
炎症物質の産出を抑制して、炎症によって起こる痛みを緩和してくれます。
ただし胃腸にかかる副作用が大きいため胃が荒れやすいです。
小児へは使用できません。


イソプロピルアンチピリンもスイッチOTC薬です。
発疹の副作用が出ることがあるため、アレルギー体質の人は慎重に使う必要があります。
事前に医師と相談してください。


その他の成分として以下の二つを挙げます。
ブロムワレリル尿素は睡眠鎮静作用を持っています。
睡眠によって鎮静効果を高める薬です。


無水カフェインは中枢神経に働きかけて疲労を緩和してくれます。
脳血管にも働きかけて血管収縮による痛みを抑えてくれます。
眠気を抑制する効果もあります。


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頭痛薬の成分

頭痛薬とは頭痛による痛みを緩和してくれる薬です。
薬局などで市販されているため気軽に購入することができます。


しかし頭痛薬は薬なので、過度に服用してしまうと薬物乱用による頭痛を起こす心配があります。

頭痛薬の働きは主に3つに分類されます。
一つは解熱鎮痛成分による働き、二つ目は中枢神経興奮成分による働き、そして三つ目は催眠鎮静成分による働きです。


一つ目の解熱鎮痛成分には、よく聞く成分名ピリン系の「イソプロピルアンチピリン 」や「アセトアミノフェン」「エテンザミド 」さらに有名な「アスピリン 」や「イブプロフェン 」などがあります。


二つ目の中枢神経興奮成分には、「カフェイン」や「無水カフェイン」があり解熱鎮痛成分の働きを強めることと、眠気防止の働きがあります。


三つ目の催眠鎮静成分には、「ブロムワレリル尿素」や「アリルイソプロピルアセチル尿素」などのようにこちらも解熱鎮痛成分の働きを強めてくれます。
こちらは眠気を生じることもあります。


市販の頭痛薬は脳の中枢に作用して痛みを抑えたり、炎症を抑えたりすることで痛みを鎮めてくれる薬です。
先程説明したような成分たちが働きかけて痛みの元となっている物質自体を作らせないようにしたり、痛みの情報が脳に伝わるのを防いだりして頭痛による痛みを緩和してくれます。


さらに頭痛がするとイライラとしてしまったり緊張状態に陥ったりしますが、このような精神状態も落ち着かせてくれる鎮静成分が含まれています。


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その他の症状

頭痛によって起こる付随症状には、吐き気や嘔吐、めまい、さらに肩こりなどがあるとご説明しました。
しかしその他にもまだ多くの症状があります。

ここではその他の症状を説明します。


片頭痛や群発頭痛などによって「目の充血」症状が表れます。
頭痛によって血管が拡張することで、眼球の血管が引っ張られるのです。
そのため血流量が増加して目の充血が起こります。
目が充血する病気としては、頭痛以外にも脳腫瘍など脳の病気が関係している場合がありますから注意が必要です。


また二次性頭痛の場合「発熱や発疹」症状が表れることがあります。
これは髄膜炎の影響によるものが考えられます。
髄膜炎は危険な病気ですから注意が必要です。

二次性頭痛の場合で、くも膜下出血や髄膜炎などの重篤な病気によるもののときは痛みが増強することがあります。


くも膜下出血では、光っているものを見るだけで痛みが強くなることもあります。
また脳障害に関係のある頭痛の場合は、病気が進行すると麻痺が残ることがあります。

このようにして頭痛には様々な付随症状があります。
たんなる頭痛だと決め付けてしまうことなく、その原因を探ることはとても大切です。
一つの症状を見るだけではなく総合的に判断できるように、適切な診察を受けることが大切です。
決して素人判断で市販薬を飲んで痛みをやり過ごして終わりにしてしまうことがないように、専門家に相談してください。
手遅れになれば症状が悪化して後遺症が残ることも十分に考えられるのです。


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肩こり

肩こりが原因となって頭痛が引き起こされることはよくあります。
慢性的に肩こりに悩んでいる人の多くは慢性的に頭痛にも悩まされています。

肩こりが起こる原因としては日頃のストレスや寝違えなど様々な理由が考えられます。


それでは肩こりから頭痛が起こる仕組みを説明します。
首から上腕にかけて「僧房筋」という部位があります。
この筋肉が緊張することで肩こりは起こります。
緊張状態がしばらく続くことで筋肉はパンパンに張ります。
このようにして強張ってしまった筋肉は違和感や痛み、不快感や重量感を受けます。
緊張した肩の筋肉が血行を阻害することによって頭の中の血管に炎症を起こします。
その炎症によって頭痛が引き起こされると言うわけです。
肩こりが原因で起こる頭痛を「肩こり頭痛」と言います。


また顔面の表情筋などに関係している三叉神経は、周りにある血管が拡張すると圧迫されて炎症を起こしてしまいます。
この炎症によって顔や頭が痛くなることがあります。
これは頭痛とは違って「三叉神経痛」と言います。
三叉神経痛は血流が増大することで血管が拡張して起こります。
肩こり頭痛と間違えられやすいですが違うものです。
肩こり頭痛では目の辺りから後頭部にかけて痛みがあり、三叉神経痛では目の周りはもちろん顔面に痛みがあります。


肩こりが原因で頭痛が起きますが、逆に頭痛が原因で肩こりが起こることもあります。
片頭痛などで慢性的に痛みを感じていることで脳が刺激に対して敏感に反応するようになるのです。
そのためちょっと肩が凝っていて痛みを感じただけで頭痛を引き起こすということがあるのです。


肩こりの対処法としては、もんだりマッサージをしたりして筋肉をほぐして体の血行を良くすることです。
温泉などで体を温めて肩こりを鎮めることも有効な手段です。



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めまい

突然視界が回転したように「めまい」を感じることも頭痛の付随症状にあります。
視界がゆがんだり回転したりするめまいの場合は、一般的に耳の病気を疑います。


そもそも「めまい」とは、耳の中にある「内耳」という部分にある器官「蝸牛」と「三半規管」などに異常が起こることによって表れる症状です。
蝸牛と三半規管は人間の体のバランスを保つ、平衡感覚をつかさどっている部分です。
そのため耳が病気になるとこの平衡感覚が崩れてしまい視界がゆがんだり回転したり見えるのです。


めまいには脳も大きく影響しています。
蝸牛と三半規管に信号を送っている部分の脳に異常が起こるとめまいがすることがあります。
脳が体とやりとりしている部分の信号がきちんと伝わらなくなると体の制御が利かなくなってしまうのです。
ですから頭痛によって脳血管に炎症を起こしたために耳への信号がうまく伝わらなくなってめまいが起こるというわけです。


頭痛の中でもめまいが起こりやすいのが片頭痛です。
片頭痛では目の奥の方に痛みを感じます。


そのため視界がぼけたり歯車のようなものが見えたりする閃輝暗点になったりします。

また頭痛とめまいがしょっちゅう一緒に起こる人は「脳卒中」の危険性があります。


脳卒中では頭痛とめまいが症状の進行によって表れます。
脳卒中がさらに進行すると言語障害や麻痺がでるので早めに医療機関を受診して検査する必要があります。

めまいが起こった場合の対処法としては、まずじっとしていることです。
その場で目を閉じて安静にしてください。
頭痛からきているめまいの場合は、頭痛薬を飲むことで改善されます。
しかし頭痛薬を飲んでもめまいが治らなければ脳血管障害も疑うべきなのですぐに医療機関を受診してください。