ソロでレッスンを受けたばかりだというのに、PTAコーラスのボイストレーニングにも行ってきました。

こちらは、半年に一回、やはり専門の女性の先生に、2時間かけて全員の声をみていただきます。

本当は、こんな初歩段階で別の先生に教わると、混乱することの方が多いので避けようかと思ったのですが、女性ならではの視点というのもまたあるのではないかと思うのと、いつもこちらの先生のおっしゃることはすごく勉強になるので、参加することにしました。

結果的には、行って正解だったようです。

実は、半年前の時もブログに書いていたので 読み返してみたのですが、この時はまだ個人レッスンを受ける前だったこともあってか、内容そのものは今ひとつピンと来ていなかったようです。

でも、今回は、言われること一つ一つがいちいち納得いくというか、響いてくるものがありました。

まず、息の通り道を作るというのは、やり方こそ違え、声楽のA先生と同じです。というか、半年前は、この工程の意味が理解できていなかったと思います。

求める答えは同じですが、アプローチの仕方が違うので、場合によっては同性ということもあり、A先生よりも理解しやすい部分すらあります。

ここのところ、ポジションを上げることにばかり気が行っていて、しっかり下半身で支えて息の通り道をなるべく広く作り、息を流す、という基本的な部分がすっかりおろそかになっていました。ちょうど、声楽レッスンでも基本に立ち返ったところだっただけに、とても勉強になりました。

それにしても、ここのPTAコーラスのメンバーのポテンシャルの高さには毎回驚かされます。

やはり、ある程度年齢が若いこと、経験が浅くて喉が疲れていない、ある意味磨り減っていないことが大きいのかもしれません。

先生が一人ずつチェックをしていくのですが、それぞれに的確な指導が入った後は、みんな驚くほど良い声を出します。実際、声楽や合唱の経験者よりも、ここで初めて歌っているような人のほうが、そこで出てくる声は良いのじゃないかと思うくらいです。それこそ、振り返って自分が情けなくなるくらい…(^^ゞ。

もちろん、その美声が歌うときまで持つか、というと、そうでもなかったりするのですが、みんなみんな、こんな良い声の持ち主ばかりなのだと思うと、とても頼もしいです。

私自身も、最近なかなか感じることができなかった、ちょっとしたカタルシスを感じることが出来て良かったです。明らかに、声の響きが、チェックを受ける直前とは違ってました。先生いわく、息の通り道がうまく開いていないとのこと。私の場合、もっとあごを引いて、おへそを見るくらいのつもりから出し始めると良いそうです。つまり首の後ろ側がつぶれないように気をつけないといけないわけですね。

合唱祭本番直前、この辺りを肝に銘じて、本番に臨みたいと思います。

ようやく「樹木の陰で(オンブラマイフ)」に入りました。

とりあえず一回歌いましたが、初体験のレチタティーボに大苦戦。レチタティーボが台詞であって、歌(アリア)以上に感情表現が大事というのは、頭ではわかっているんですけどね。なかなか弾けきれないです。

結局のところ、イタリア語の意味調べはしてあっても、母語である日本語と違って、ダイレクトに言葉の持っているイメージが自分の中に入ってこないんですね。まだまだ『音を読んでいる』レベルから先に進みません。だから感情が入るはずがない。

外国語でも英語ならば、ある程度長いこと触れているせいか、読んだままニュアンスが入ってくることも多いのですが。やはりそういうレベルになっていないと、外国語の曲に感情を込めるのは難しいな、と思うものです。

もちろん、今からイタリア語のレベルをそこまで引き上げるのは無理なので、せめて歌詞だけでも、頭の中で日本語への変換作業をせずに歌えるよう、言葉のもつイメージを叩き込まないと、先に進まないなぁ、と思うのでした。

実際には、まだまだ始めたばかりのため、イタリア語の単語もはじめましてが多くて大変ですが、実は歌曲に出てくる単語って同じような言葉が本当に多いので、長く続けていけば苦労しなくなるのかもしれません。

ミサ曲なんかも、最初はラテン語がちんぷんかんぷんで、とにかく『音を読んでいるだけ』状態でしたが(合唱なのでそれで許されていたわけですが)、何曲か歌っていくうちに、歌詞は基本的にほとんど一緒だし、出てくる単語も決まっているので、少しずつ親しみを感じてきました。

文法にしても、接しているうちに多少慣れてきました。イタリア語も同じでしょう。

今大変なのは、将来ラクするため、と思うしかないですね。

幸い、この曲のレチタティーボは短いですし、書いてある内容もそれほど難しくはありません。

まずはそこから慣れろ、ってことなんでしょうね。とりあえずは、フレーズごとに、その言葉の持っているイメージを叩き込むことからやり直したいと思います。

発表会後、初めての声楽レッスンでした。

私の場合、レッスンを始めてすぐに発表会モードに入ってしまったので、基本的なことってほとんど勉強していません。というわけで、リセットリセット。夫と一緒に、呼吸の確認から改めて始めました。

さて、私たちの先生は、生徒にやたらと質問します。それも、感覚ではなんとなーくわかっているような気がしても、改めて言葉で表そうとすると考え込んでしまうような質問です。

例えば「腹式呼吸って何ですか?」「歌うときはなぜ腹式呼吸をするんですか?」「腹式呼吸は『横隔膜を使う』と言いますが、じゃあ横隔膜はどこにあって、どういう風に使うんですか?」etc.

どれも、ちゃんと答えられませんでしたガクリ

いやぁ、つくづく、自分は何も知らないなぁ、と思いました。

ちなみに『腹式呼吸』は、上にも書いちゃいましたが、「横隔膜を使う呼吸」だそうです。覚え書きとしてここに書いておきます。

それに対して、胸郭で呼吸するのが普段の「胸式呼吸」。普段の呼吸は、省エネのために、エネルギーを使わない胸式呼吸をしているけれど、歌うときはそれでは量が足りないので、腹式呼吸をするそうです。

また、声楽で言う腹式呼吸は、ヨガとは違ってお腹は膨らましません。どちらかというと、背中側を動かします。腰の辺りに空気を入れる感じです。実際にはなかなか難しいですが。

その後、呼吸の練習をいくつかやりました。今までやってきたのと特に違うのは、「呼吸を止めてはいけない」ということで、一定に吐くところまでは良いのですが、吸うときも「ハッ」と一気に吸うのではなく、止めずに吸う、ということ。もちろん、背中に入れるのですが、お腹側を一切動かさずに、というのは、難しいです汗

どんなことでも、今までと違うことをしようと思うと、そう簡単にはいきませんね。

正直、呼吸だけで疲労困憊ですつかれた

が、ここのところがやっぱり重要かな、と。何といっても呼吸は基本ですから。これは声を出さずにできる練習なので、少しずつでもやったほうがよさそうです。

そして、最後の10分くらいで歌のレッスンに突入。

えらく長くなったので、歌に関しては次回に書きます。

合唱祭直前、ホールでの練習がありました。

やっぱり、演奏会と違って、曲数が少ないですし、完全暗譜なのでいろんな意味で余裕がありますね。

大きな演奏会前のギスギスした感じではなく、一つ一つの曲を丁寧に歌い込んでいく感じが、気持ち良いです。広い会場の一番後ろに向かって歌うのも、ホールならではの快感Wハート

心配していた暗譜が不完全だった部分も、何度か通すうちに完璧に♪

ただ、やはり全体でみると、150名全員がそういう体勢になっているかというと、そうでもないらしく。

まだ歌詞の入っていない人も結構いるみたいで、「不安なところになると急に音量が減るんだよね」とはマエストロの言。確かに、そうなのかも? 

まぁ、PTAコーラスなんかは、ヘタすると全員飛んだりして、恐ろしいことになったりするんだけど、全員でなくても、たとえば1/4の人が飛んだら、全員がきちんと歌っている部分との落差は相当なものになってしまいそうです。

「150人いると思うと、一人一人の責任が軽くなったような気がするけど、それじゃあダメでしょ。」

人数が多くても少なくても、一人一人が自分の歌をきちんと歌う、という基本は同じってことでしょうね。

本番までは一週間。きっと、それまでにはみんな、ちゃんと仕上げてきますよね。

良い演奏ができますように…。

混声でご一緒しているAさんが所属している、地元の女声合唱団の演奏会に行ってきました。

こちらの団は指導陣(指揮者・ピアニストの先生方)が私の所属している混声合唱団と同じなので、それだけでも親しみがありますし、何より、去年は関東大会を勝ち抜いて、全日本合唱コンクールに出場を果たしている実力派でもあります。

そのせいでしょうか。この日の演奏会、地元の文化会館大ホールが超満員。オペラでもここまで満員になったのって見たことがないかもしれません。去年暮れにクライネスのカルミナを聴きに行った時と同じくらい、混んでいたように感じます。

こちらの団の演奏そのものは、毎年の合唱祭と、去年は「おかあさんコーラス」の関東大会で見せていただいたくらいで、じっくり聴くのは初めてです。

コンサートは、しっとりとしたアカペラ合唱から、振付あり衣装の早変わりありのエンターテイメント性たっぷりの演奏、そしてパーカッションが加わってのジャズ風アレンジまで、演奏の幅の広いことに驚かされました。

何より、出演している団員一人一人が、心から楽しんで歌っているのが良くわかります。
会場と一体になって、手拍子したり、懐かしい歌を思わず口ずさんでしまったり…。終わったときには、周り中で「楽しかったー」という声が聞こえました。実際、楽しかったです。

地元の合唱団の演奏会は、今までもいくつか聞かせていただいていますが、これだけ完成度・満足度の高い演奏会は、なかなかないのではないでしょうか。この内容が、この集客力につながっているのかもしれませんね。

この合唱団、以前からすごく興味があって、入りたい気持ちもあるんですが、何といっても忙しそうなのがネックです。地元だし、実力派ですごく刺激的だとは思うんですが。世の中なかなかうまくいかないものですね。