トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

年末の締めラン、5日目!

六甲山系の地図にはないマニアックなトレイル。過去の1日限定ツアーから、アンコール開催。
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年末に何やらせるんですか~
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大峰奥駆道な六甲山系版。
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高所恐怖症。降りれない…(涙)
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青空、海、山を眺めながら、ぜいたくなお昼休憩。港・神戸ならではの景観今日は寒波どころか春のようで暑い!年末5日間のツアーは、すべて晴れに恵まれました。
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インスタントではなく、本格的高級ドリップコーヒーをご提供。コロンビア産とケニア産。
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岡山から鈴木さんも久しぶりに参加。
2014年は100kmを10本、わずか数年で20本完走。あとは野辺山、四万十、飛騨高山、阿蘇カルデラスーパーマラソンで、日本のウルトラマラソン完全走破グランドスラムだそうです。

そんなにウルトラマラソン大会があったんですね…

有給申請すると会社の人は「今度は、鈴木はどこのウルトラマラソン大会に出場するんだ?」ネットで調べるんだそうです(笑)
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本日のまかない。ハニーマスタード味の厚切りベーコンとスモークソーセージのピンチョス。
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ご紹介で、高校3年生が参加。
山もトレイルランもはじめて。一人で参加しようという勇気はすごい。学校では陸上部400mは49秒00秒。上りも下りも平然とついてきて、あらためて世代交代の波を感じました。

僕「寒くない?」
「ウェアは大丈夫だと思うんですけど、汗で肌が濡れてるのが体を冷やしますね。」

「腓腹筋が張ってきました。トレイルランはマラソンとまったく違いますね。陸上やってると蹴りこむ癖があるので、それが上りで出てしまってるのがダメですね。」

「下りは変にブレーキかけずに、駆け下りる方がいいですね。前ももにきますから。」

一言一言、理論派!!

2012年に関西でツアーを開催したころは40代、50代の男性ばかりでしたが、今は女性も増えて、20代から、小中学生までいます。

トレイルランニング競技普及のためには、「平均競技人口年齢45歳、男性中心」ではダメだと思うんですね。僕もいずれそうなりますが、おじさんばかりでは。スポーツ競技活性化のためには女性はもちろん、10代や20代の若い年代に広く知ってもらうことは不可欠です。

では、なぜ競技人口年齢が高いのか?どうしてなかなか増えないのか?長年の疑問でした。
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高校生のこの言葉を聞いて、ようやくわかりました。

「大阪や神戸にマラソンに出場したいけれど、高校生はダメ。70歳が走っているのにどうして?そちらの方が健康リスク上は危ないと思うのに。」

目の前にフルマラソン出場に興味ある高校生がいることにも、人気の都市型マラソン大会が高校生エントリー不可だった事実にも衝撃でした。(僕はロードのマラソン大会エントリーには疎いので、ブログをお読みの皆さんの方が詳しいでしょう)

高校生がこのようにぼやくマラソン界(ほかの国ではどうかわかりませんので、あえて“日本”とはしません)、社会に出てからマラソンを始める人が中心になるのも不思議ではありません。20代後半や30代後半ではじめたら、ラン歴数年で30代、40代に突入ですからね。

トレイルランニング競技年齢人口が高いのは、そもそものマラソン競技年齢人口が高いから。

一方、トレイルでは?これまで海外レースに幾つか出場してきましたが、100kmのウルトラトレイルランニングレースでも女子高校生も出場していますからね。もちろん短い距離から段階を踏んでますけど。

アメリカのノースフェイスエンデュランスでは小学生から高校生、大人まで楽しめるカテゴリーが用意されていますし、高校生でも40kmなどにチャレンジエントリーできます。

すべてのフルマラソン大会が中・高校生から小学生までエントリー可能になれば、ぱっと出てマラソンサブフォー達成する中・高校生も出てくるかもしれない。いや、続出するでしょう。

マラソンレース後半に、ラン歴5年の大人の隣を小学生が駆け抜けていくかもしれない。

そんな世界を夢見ましたね。