十日町市博物館 ~ 火焔型土器 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】


十日町市博物館

 

国宝・火焔型土器をはじめ、十日町市の国指定重要文化財である

越後縮の紡織用具などの織物の歴史や、

十日町の積雪期用具などを展示しています。

 

所在地:〒948-0072 新潟県十日町市西本町1丁目448番地9

 

開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)
利用料金:一般500円(中学生以下無料)

 




【博物館】


 

博物館前の第一駐車場と道を挟んだ第二駐車場があります。

 

2020年6月にリニューアルオープンした比較的新しい博物館です。

国宝の火焔型土器をはじめとした十日町で出土した土器をはじめ、

十日町市の国指定重要文化財である越後縮の紡織用具などの

織物の歴史や十日町の積雪期用具などを展示しています。

 

まだ新しい館内はショップなどの販売もあります。

 

常設展示は入場料:大人500円

時期によっては企画展示もあります。

 


【国宝】


 

十日町市の笹山遺跡出土深鉢形土器の中に含まれる、

縄文土器としては有名な国宝の火焔型土器や王冠型土器など、

縄文時代の土器文化を知ることができる展示となります。

 

常設展示での目玉はこちらの国宝展示室

 

火焔型土器は縄文時代中期(紀元前3,400~2,400年頃)の中頃に

新潟県で栄えた土器様式となります。

国宝に指定された指定品は57点(附871点)で構成され、

このなかに火焔型土器が14点含まれています。

中央に展示されているのは新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器の

火焔型土器の国宝指定1号でその造形が美しい

 

国宝展示室に展示された他の国宝たちを一気に紹介

 


【体験型】


 

国宝展示室隣の展示室は体験型の展示となっています。

まずはバラバラに分解された火焔型土器を組立ててみましょう。

 

定位置で磁石に付く構造となっています。

バラバラだった国宝の火焔型土器が無事に完成(^^)

 

こちらは火焔型土器の高精細レプリカに触れる体験

実際に持ち上げると結構重たい(^_^;)

こんな重くてまともに調理に使えるのかな~

作者は奥様から、ほんと厨二病な土器だと罵られていたんだろう(笑)

 

こちらのバーチャル縄文ファッションのコーナーは

モニターに映された縄文ファッションになった自分を・・・

 

隣に設置された縄文ミニュチュアのモニターに表示できます。

おっ 縄文ファッションの自分がモニターに登場した(笑)

 


【織物】


 

弥生時代から現在まで続く十日町市の織物文化を展示する「織物の歴史」

こちらでは江戸時代に越後を代表する産物として知られた越後縮の展示

 

へ~ 機織りって一日39文の賃金相当なんだ~

※米一俵で1,364文となります。

 

面白いのはバーチャルで好きな図案と色合いで越後縮を再現して、

 

モニターにオリジナルの着物で仕立ててくれます(^^)

 

その自分考案のオリジナル越後縮の着物を竹久夢二が

明石ちぢみを宣伝するために書いた絵で再現します。

 

相方オリジナルはこちらの着物

どちらがセンスありますかね?(笑)

 


【雪】


 

暮らしと関係の深い「雪と信濃川」の展示コーナー

古民家の中に入って超リアルな人形を観ながらビデオ鑑賞ができます。

十日町の冬の記録はなかなか面白いビデオでした。

 

積雪量の多い街として知られる十日町と雪の暮らし

ミニュチュアで再現していますが実際にこんな感じだったらしい

 

こちらが実際の当時の画像

 


【まとめ】



思っている以上に面白い博物館でした。

国宝の火焔型土器をまじまじ鑑賞して感動

近くに居た知らない人と凄いよね~凄いよね~と観ました(笑)

それ以外の展示も新しい博物館だけあって趣向が凝らされています。

観て知って体感して楽しめる博物館は面白い構成でした。

十日町に興味がなくても楽しめる博物館でしたね。

 

 

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