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【基本情報】



スマートBMS:JBD-SP04S005仕様

最大放電電流:150A
過電流保護値:200A
主回路伝導内部抵抗:<10mΩ
充電電流:(同じポート)150A
充電電圧:LiFePo4 バッテリーストリング x3.6V


過充電保護
検出電圧:LiFePo4 3.75 ± 0.03 v
検出遅延:1000 ms
リリース電圧:LiFePo4 3.60 ± 0.05 v

バランス電圧
検出電圧:LiFePo4 ≥ 3.40 v
平衡電流:50-60mA
リリース電圧:LiFePo4<3.40 v


過放電電圧保護
検出電圧:LiFePo4 2.5 ± 0.08 v
検出遅延:1000 ms
リース電圧:LiFePo4 2.8 ± 0.1 v


過放電電流保護
検出電圧:LiFePo4 150mV
検出遅延:5 ms
リリース状態:負荷切断/充電活性化

温度制御
放電過熱保護:75 ± 5 ℃(基板温度)
放電高温リリース温度:60 ℃


その他
動作温度:-20 ℃/+ 80 ℃
サイズ:315mm✕120mm✕10mm

 

 

 

【アプリ】


 

今回購入したスマートBMS SP04S005に対応したアプリはXiaoxiang BMSです。

 

Bluetooth接続用(スマフォ用アプリ)

Androidの公式アプリはセンスのないアイコンのこちらです。

Android用アプリ

 

apkファイルで配布されているアプリがオススメです。

実行ファイルは以下のベンダーの公式ページから入手可能です。

Software downloadの表中、左3段目からダウンロード出来ます。

Android用 Xiaoxiang BMS apkファイル

2021年6月19日現在のバージョン

xiaoxiangprotection-3.1.1021-2

料金:無料

***************************************************

2021年9月16日:追記

サードパーティー(Overkill Solar)製の最新バージョンがオススメです。

公式Ver 3.1.1021の各種バグが修正されています。

バッテリー残量表示も修正されています。

Android App : version 3.1.1026 (allow 3rd party app to install)

***************************************************

 

 

iPhone使いなら安心安定のBMSアプリがあります。

我が家はこれを使うとなると中古のiPhoneを購入するしか手がない(-.-)

Android用でも同じアプリを出して欲しいものです。

iPhone用アプリ

料金:アプリ内課金 730円

 

 

UART接続用(PC用ソフト)

スマートBMSはモジュールを差し替えることによりBluetoothだけではなく

PCでの設定も可能です。その場合のソフトとドライバーはAndroidと同じ

Software downloadの表中、左2段目からダウンロード可能ですが、

文字化けがあるのでソフトはこちらの英語版を使用した方が良いようですが、

今回UARTモジュールは購入していないため詳細不明

JBDTools V1.6-20170622

 

 


【接続】


 

リチウムバッテリー が低温に弱い対策からの続きになります。

 

スマートBMSを利用してスマフォで設定は生セルの最大のメリットであり

一番ぼんやりとしてわかりにくいところかもしれません。

ちなみにリチウム化の記事はリチウム購入前に全て書き終えていますが、

このBMS関連の記事だけどうしてもブログに書けませんでした。

対象のBMSがないとアプリをインストールしても先に進みませんし、

全くもって妄想でもどんなものか予想がつかないものでした。

 

BMSの設定を間違えると生セルが昇天する可能性が大きいので、

無闇矢鱈に適当な数値を設定すると危険ってのがポイントです。

その代わり、既製品と違って攻めた設定も出来るのが面白い

充電制御もBMSで出来るのは便利ですね。

 

ネットで調べると出てくるのは殆どがiPhoneでの設定画面

生セル使いの先達が皆さんiPhoneユーザーなので仕方ない。

基本的にiPhone用とAndroid用のBMSアプリは違います。

まー 今となっては日本におけるスマホのOS別シェアは、

Androidが50.2%、iPhoneが49.7%ともう半分以上なんですけどね。

Android使いの自分としてはAndroidアプリの説明が少ないのは残念

まっ この辺も含めて色々調べていくのが醍醐味ですね(笑)

 

我が家のフマフォはGoogle謹製のPixelです。

ピュアAndroidなので一番クセのないAndroidだとも言えます。

このスマフォで動かないならどんなAndroidなら動くのって感じ(^_^;)

 

とりあえずはGoogle Playからアプリをダウンロード

いや~ この清々しいまでの低評価(笑)

 

 

なぜここまで低評価なのか逆に興味が湧いてきます(笑)

インストールして起動すると無事にBMSが認識されました。

おしっ 思ったより良い感じじゃないですか(^^)

検出されたBMSを選択するとモニター画面に変わります。

左上のメニューボタンを押してメニューを出すと・・・・

設定変更できるメニューが一切表示されません(笑)

このアプリは単なるモニターとしか使えない模様

なるほど英語の評価を読んで低評価の意味がわかりました。

Android のsystem versionが10以上だと設定変更出来ないようです。

Androidのsystem versionが10以下で設定変更が出来る模様。

我が家のPixelは最新versionの11なので設定変更は無理でした。

 

 


【apkファイル】


 

Google Playからダウンロードした公式アプリは使えない(-.-)

といってもAndroid使いはBMSを諦める必要はありません。

 

Google Play公式ではないapkファイルで配布しているアプリを使います。

野良ファイルと言っても正規ベンダーの公式HPからダウンロード出来ます。

こちらのapkファイルだとAndroidの最新version11でも使えるようですし、

アプリのバージョンも最新バージョンとなって機能も増えています。

という事で最新のAndroidを使用している人はapkファイルの選択になります。

Android version 10以下でもこちらのapkファイルがオススメになります。

購入したショップではiPhone用アプリを強く推奨していますが、

基本的に正規ベンダーが公式にリリースしているアプリなので

本来でいうとAndroid用のapkファイルが本家と言えます。

BMSの販売元の中国ではAndroidのシェアは8割以上なので

正規ベンダーでのメインアプリはAndroid使用が想定なんでしょう。

 

我が家はPixel以外に車載用で古いAndroid version6のスマフォもあります。

こちらなら公式アプリの使用も問題ないけど、使い勝手を統一して

apkファイルのソフトをインストールして各種設定をします。

apkファイルのインストール方法は各自で検索してください。

 

apkファイルをインストールして起動すると無事にBMSが認識されました。

Bluetooth接続時のパスワードは「000000」です。

検出されたBMSを選択するとモニター画面に変わります。

バッテリー温度・バッテリー残量 ・合計の電圧と平均の電圧と電流値

気になる左上のメニューボタンを押してメニューを出すと

無事に設定変更できるメニュー一覧が表示されました。

って事でこのapkファイルを使って各種設定をしていきましょう。

 

使った感想だとグラフィカルで表示もキレイだし機能的だし、

シンプル表示のiPhone用アプリより良いんじゃない?

設定項目もiPhone用より多いのはさすが本家アプリです。
正規ベンダーが出している最新無料Androidアプリはオススメです。

 

 


【まとめ】


 

iPhoneを使っているならこんなに苦労しないのに(-.-)

ってもAndroidスマフォでもBMSアプリはちゃんと使えます。

これからあまり情報のないAndroid用BMSアプリの設定をします。

基本的に設定項目自体はiPhoneと変わらないはず。

数値はiPhone用に公開されている設定値を真似するだけでいいので

あとはAndroidアプリの使い勝手を覚えるだけですね。

汎用リチウムバッテリーにはないおもしろ機構が、

このBluetooth通信を利用したBMSアプリだと思います。

 

次はBMSアプリの各メニューの説明をします。


 

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