鞍馬山から貴船へ ~ 紅葉トレッキング ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】


総本山 鞍馬寺

 

牛若丸が武術や兵法を学んだという伝説の残る天狗の総本山、鞍馬山。

650万年前に金星から護法魔王尊が地球に降り立ったといわれる魔王殿

ご本尊は目に見えない宇宙の力で鞍馬山に満ちているエネルギーそのもの

 

所在地:〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1074番地

 

鞍馬山山内案内

 


【まさかの土砂崩れ】


 

鞍馬山までのアクセスの定番は叡山鉄道に乗って鞍馬駅まで行くのが

普通らしいけど、土砂崩れにより市原~鞍馬間が絶賛運転見合わせ中(-.-)

本当なら鞍馬山迄の途中にあるこれが見たかったのに残念です。

叡山鉄道 もみじのトンネル

 

仕方ないのでバス利用で鞍馬まで向かいます。

時間さえ注意すればRVパーク京都中央から1時間10分で鞍馬に到着します。

まずは市営205 西大路四条行で北大路堀川乗り換え

 

バスの車内で買えるバス一日券を購入するのが経済的

 

京都バス32系統 広河原行で鞍馬まで1回の乗換で到着します。

但し、この32系統は北大路堀川発8:07、10:17、15:02の1日3便のみ

バス一日券があるなら降りる際に170円プラスして支払えばOK

 

北大路堀川発8時07分の32系統なら8時33分鞍馬到着です。

 


【鞍馬を登る】


 

鞍馬山の入口の山門、仁王門

ここで愛山費300円を払い、入山します。

拝観料ではなく愛山費というのが良いしチケットは季節の栞です。

 

鞍馬山は狛犬ならぬ狛虎です(^^)

可愛い顔をした阿吽の虎となります。

 

我が家なら九十九折参道を歩いて登るところですが、

ここのケーブルカーは日本一って事で今回はケーブルカーを利用します。

清少納言の枕草子に「近うて遠きもの、鞍馬のつづら折りという道」

と書かれている歴史のある参道です。
ちなみに歩いて登ると20~30分かかるらしい

ケーブル山門駅は普明殿といわれる駅舎らしからぬ見た目

 

ケーブルカーの乗車は無料らしいけどお堂の利用料として

200円の寄進が必要となります。

 

ここのケーブルカーは日本一短いケーブルカーとなります。

鞍馬山鋼索鉄道は全長207.2m、山門駅から約2分で多宝塔駅に到着します。

鞍馬寺が運営しているので乗務員も作務衣姿で対応してくれます。

 

ケーブルカーの到着は多宝塔駅

 

多宝塔駅から本堂までは約300m

雰囲気のいい参道をのんびり歩きます。

 


【パワースポット】


 

本尊は千手観音菩薩、毘沙門天王、語法魔王尊の三尊尊天

毘沙門天王のお使いであるといわれる神獣が虎で狛虎となるようです。

 

本殿金堂前は比叡山を見渡せる絶好のビューポイントで、

本殿金堂の前に広がる石床が最強のパワースポット金剛床です。

 


【更に奥】


 

貴船へ行くには本殿裏の奥の院参道を通って向かいます。

 

木の根道は岩盤が地表近くまで迫っているので

木の根が地中深く入り込むことが出来ず根が地表に露出した状態で、

ここで牛若丸が跳躍の練習をしたという言い伝えがあります。

 

僧正ガ谷不動堂は鞍馬天狗が牛若丸と出会ったと言われる場所です。

参道のいたる所に牛若丸にまつわる見どころが点在しています。

 

鞍馬山の一番奥が魔王殿です。

650万年前に人類救済の使命を帯びて金星から降臨した

魔王尊が祀られていると言われる嘘のような本当の話しになります(^_^;)

本殿から魔王殿まで約30分の距離になります。

魔王殿までアップダウンはありますがここから貴船までは下りになります。

 


【基本情報】


貴布袮総本宮 貴船神社

 

京都の水源地として、古くから水の神様として崇められ、

天喜3年(1055年)に奥宮より現在の場所に移築されました。
現在の建物は平成17年のものです。

 

所在地:〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

 


【貴船】



貴船からなら赤い橋を渡って鞍馬寺に繋がっています。

 

鞍馬寺の貴船側連絡通路が鞍馬山西門となります。

鞍馬山多宝塔から西門まで約1時間かかりました。

貴船側から鞍馬山を目指すのはかなりの急登なので

我が家同様に鞍馬山から貴船を目指すのがオススメです。

 

川沿いの道を山に向かって歩いていくとまず貴船神社本宮があります。

厳かな灯籠の連なる参道を登っていきます。

 

縁結びのパワースポットとして人気があるため女性比率が非常に高い

貴船地区は本宮近辺が丁度紅葉見頃を迎えています。

 
貴船は絵馬発祥の地との説明があります。
 
本宮を後にして次に向かうは縁結びのパワースポット、
貴船神社の中心地ともいえる社がある結社です。
こちらカップルや女性のグループがわんさか集まってます(笑)
細長い緑色の「結び文」に願い事をしたためて「結び処」に結んで祈ることで、
願いが叶うと信じられています。
 
思ひ川の橋を渡って参道を進むと一番奥が奥宮となります。
 
貴船神社創建時には元々本宮が置かれていた場所で、
玉依姫命が黄色の船に乗り大阪湾から川を遡り、たどり着いた地のようです。

 

奥宮の神秘の源とも言われる玉依姫命が乗ってきた伝承が残る船形石

 

奥宮まで来て参拝したらあとは帰るだけ

夏になると川床が敷かれて雰囲気も違うんでしょうが、

残念ながら紅葉時期は一切ありませんでした(^_^;)

川床のカフェでお茶しようと思っていましたが残念ながら願い叶わず。

 

我が家は貴船口まで路線バスで帰りましたが、

貴船口までの散策路を歩いて帰るのも良さそうです。

帰りは下りになるので貴船口まで20分程度の距離のようです。

 


【まとめ】



京都観光に来てまでトレッキング(笑)

でも一年で一番混雑する紅葉の時期の週末でしたが、

ほぼ混雑無しで鞍馬山と貴船神社を観光できました。

歴史を感じさせるトレッキングですが、

初心者にもオススメできる簡単な山歩きです。

 

 

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