【基本情報】
GROUND ZERO GZIF 4001FX
グランドゼロの10cmコアキシャル2wayスピーカーです。
GZIFはエントリークラスのスピーカーです。
ウーファー振動板にはコーテッドペーパーコーン、
ツィーターにはマイラードームを搭載して鳴りの良いパフォーマンスを生み出します。
仕様：10cmコアキシャル2wayスピーカー
最大入力：90W
定格入力：50W
公称インピーダンス：4Ω
周波数特性：80Hz～20kHz
能率：88dB
取付穴直径：93mm（ウーファー部）
取付深さ：30mm（ウーファー部）
【取り外し】
************ 注意事項 ************
フロントスピーカーの交換と言っても多少の加工は必要です。
ポン付けではいかずコネクターの取付はハンダ付けが必要です。
純正のスピーカーから部品取りとしてコネクターを剥ぎ取って再利用するので、
純正のスピーカーは交換後、元通りには戻りません。
スピーカー交換を考えている人はよく考えてから作業して下さい。
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フロントスピーカーカバーの周りに養生テープで保護します。
ダッシュボードに傷がつくのを予め保護しておきましょう。
スペースが狭くスピーカーを取り外す際に傷つく可能性があります。
まずはフロントスピーカーのカバーを取り外します。
マイナスドライバーに養生テープを貼って工具としても問題なし。
ドライバーをねじ込んでパカッとすると簡単にスピーカーカバーが取れます。
まっ 指を入れても簡単に外れる程度の嵌め込み強さですけどね。
カバーが外れたら今度はスピーカー本体の取り外しです。
最初の段階から何故か3本のタッピングビスでスピーカーは固定されています。
人のブログを見ても1つタッピングビスは付いていないのが基本ですね。
プラスドライバーで3本のタッピングビスを取り外すとスピーカーが外せますが、
奥の二本は背の低いラチェットタイプのドライバーでないと取り外せません。
手前の一本はラチェットよりスタビタイプのドライバーの方がやりやすいですね。
ドライバーは2種類あると作業が早いと思います。
スピーカー本体は知恵の輪のように入り組んでいるので取り外しが
なかなか難しいのですがゆっくり動く範囲で動かせば引き出せます。
スピーカーと配線はコネクターで接続されていますが、
このコネクターの配線がかなり短く自由にスピーカーを動かせないのが原因です。
しかもこのコネクターを外すのが固くて難儀します。
留め具は横に付いているのでそれを押しながらコネクターを外します。
場所が狭いので手が大きな人は作業が大変かもしれませんね。
スピーカーが無事に外れたらもう作業は半分以上終了です。
この純正スピーカーの取り外しが今回の作業の一番の山場です(笑)
スピーカー交換に自信がない人はここまでやって出来るのを確認してから
新しくスピーカーを購入しても遅くないと思います。
この段階ならまだスピーカーは元に戻せますしね。
純正スピーカーの見た目はいかにも安っぽい作りです。
これを見ただけで音のレベルはお察しですよね(^_^;)
こんな感じでスピーカーにコネクターが直付けされています。
この自由度のなさが作業しにくいすべての元凶でしょうね。
交換するスピーカーと並べて見比べてみます。
純正はいかにもコストがかかっていない安っぽい作りです。
それに比べて交換するスピーカーはズッシリした重量感があります。
【ハンダ付け】
取り外したスピーカーは自宅に持ち帰り追加の作業を行います。
問題は純正スピーカーからコネクターを取り外す作業です。
コネクターとスピーカーは強力に接着剤で取り付けてあるので、
コネクターを利用するためにこれを金鋸で切り落として再利用します。
元に戻せるように綺麗にコネクターを取ろうとしましたが無理でした。
男らしくコネクターを切り落としたほうが作業は早くて楽です。
純正スピーカーはもう使わないので思いっきり行きましょう。
スピーカーの配線でプラスマイナスがどちらか悩みました。
スピーカーの平型端子の形状が違うのでプラスマイナスは有るんでしょうね。
純正スピーカーを見てもプラスマイナスがわからなかったので、
適当に配線しましたが問題なく音がなったのでどっちでも良いのかな？
鳴ったらOkなのかプラスマイナス逆だと音が悪いのか謎のままです(笑)
外したコネクターにスピーカーに付いてきた配線を取り付けて使用します。
長さはこの程度長いほうが元に戻す時に作業が容易になります。
コネクターの留め具側に緑ペンでチェックマークが有ったので、
とりあえず平型端子の太い方を勘で取り付けてみました(^_^;)
間違っているのがわかれば後で入れ替えればいいやって単純に考えてます。
スピーカーを仮組して音が鳴るのを確認します。
無事に音がなったらスピーカーを元の場所に戻しますが、
新しいスピーカーは純正より小さいので今度は簡単に元の位置に戻ります。
ダクトにスピーカー本体が干渉していますね。
スピーカーを所定の位置に仮置きすると一箇所浮き気味です。
まっ ここは構わず力技で押し込みます(笑)
ダクトは柔らかいので干渉している箇所は簡単に凹みます。
無事にタッピングビスが3本取り付きました。
とりあえず無理やり押し込みましたが今の所、不具合はありません。
初めての作業で調べながら、確認しながら、ブログ用に撮影しながら
作業を続けたのでトータル3時間弱かかったかな～
次回やるとしたら要領は把握したので1時間位あれば余裕で出来そうです。
内容的に純正スピーカーさえ外せたら作業は余裕でしょう。
【試聴】
カムロード純正のスピーカーの音は鳴れば良いってだけの最低限のレベルです。
まっ 音が聞こえるなら何でも良いやって言うなら特別不満は感じないでしょう。
だけど、ハンドルを握って運転する人には音が唯一の娯楽です。
その音が一昔前のラジカセレベル以下の音っていうのも虚しいですね(笑)
諭吉1人程度の出費にはなりますが、音質はかなり変わります。
価格帯的に高級車の部類のキャンピングカーをより普通車に近づけます。
スピーカー交換後、今まで聞こえなかった高音が聞こえてくるって言うんでしょうか、
全体的に音の幅が広がって聞こえる感じですね。
高音が聞こえてくることにより音の表現が豊かになって自然に聞こえるようになります。
テレビの音も純正スピーカーから比較するとかなり変わりますね。
例えば焼き肉を焼いているシーンならジューっていう音がとても複雑な音で表現されます。
すべての音に奥行きが出て再現される感じです。
テレビで話している人の声も聞きやすくなって運転しながら楽しみが増えます。
って事で運転手にはオススメの快適化となりますね。
スピーカー交換して3週間程度使用していますが、今の所不具合は感じられません。
純正スピーカーの時は音量が14だったのですが、交換後の音量は27です。
全体的に音が小さくなったので大きく設定しただけですね。
純正スピーカーは音を1段階上げるとかなり音量が変わりましたが、
交換して音量の上がりが半分になり細かく音量を調整できるようになりました。
ナビの音声も小さくなったので大きく鳴るように再設定が必要です。
ナビも今までとは違って良い音で案内してくれます(笑)
今回でかなり高音が良くなりましたが、更にピラーに
チューンアップトゥイーターでも配置したらもっと高音が良くなりますかね？
今回のスピーカーの配線から分岐してピラー外して付けるだけですよね。
作業はかなり簡単だと思うけど、効果があるかが疑問です。
純正のフルレンジからトゥイーター付きにしたから必要ないかとも思いますけど。
高音が豊かになった分、今度は低音が物足りなく感じます。
ウーファーの追加なんて夢も膨らみます(笑)
チューンアップトゥイーター追加にしろウーファー追加にしろ
取り付けた後の効果の程が気になります。
誰か人柱としてチャレンジしてくれたら嬉しいですね(^^)
興味のある人は我が家の車のスピーカーの音を試聴して下さい。
諭吉1人かける価値があるかないか判断できます(笑)
スピーカー交換に自信がない人ならお手伝いくらいしますよ(^^)
【まとめ】
とりあえず我が家のキャンピングカーでの音楽環境はこれで完結です。
そこまで音に拘りはなかったので、今回の交換で大満足。
スピーカーとしても値段が安い割には音は悪くないと思います。
自分はこれで十分満足できるレベルだと判断しました。
拘る人には物足りないかもしれませんけどね。
フロントスピーカーのスペースはこんなに小さな空間ですが、
デッドニングとかすると更に音が良くなるんでしょうか。
出来るといってもスピーカーの裏にスポンジを敷くくらいかな。
それだけでも効果があるのかは試してみないとわからないかな？
結局、最後までスピーカーのプラスマイナスがわからずじまい。
誰かオーディオに詳しい人教えて下さい(笑)
******* 6月26日追記 *******
ここで紹介したスピーカーとは違うスピーカーの交換記事が出ました。
端子の接続など非常に参考になります(^^)
アレンさん
キャンピングカーのお勧め記事はこちらです。
他のお勧め記事はこちらです。
