佐原の大祭夏祭り ~ 関東三大祭 ~ | キャンピングカーと雪山と

キャンピングカーと雪山と

キャンピングカー コルドリーブスとくるま旅


【基本情報】



佐原の大祭


日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、
小江戸と呼ばれる町並みの中を家々の軒先をかすめながら進む山車は圧巻です。
山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、
上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された大人形などが飾られています。

佐原の大祭夏祭り:7月13日~7月15日
八坂神社祇園祭である7月の夏祭りは、小野川をはさんで東側一帯(本宿地区)を
10台の山車が曳き廻されます。

佐原の大祭秋祭り:10月12日~10月14日
諏訪神社秋祭りである10月の秋祭りは、小野川をはさんで西側一帯(新宿地区)を
14台の山車が曳き廻されます。

駐車場:利根川河川敷臨時駐車場 1,000台 無料

所在地:〒287-0003 千葉県香取市佐原イ3368



【小江戸の町並み】



佐原の大祭夏祭りに行ってきました。
石岡のおまつり・川越祭りと並んで関東三大祭りと言われるお祭りです。
なかでも佐原の大祭は山車が最も巨大な山車が魅力です。

佐原の大祭期間中は、利根川河川敷に臨時駐車場が設けられ駐車料金は無料です。
駐車場から佐原のまち中まで9時30分~21時の間、シャトル船が運航されています。
シャトル船は有料で、大人往復1,300円、子ども往復700円となります。


今回はシャトル船を使わず中心部まで歩いていくことを選択。
スマフォのGPSを使えば迷わずどこでも行ける世の中です。
古い町並みが美しい佐原の町です。



歴史上の人物などを再現した高さ4~5メートルの大人形を乗せた山車10台が3日間、
佐原の古い町並みの中を練り歩きます。


狭い街中を所狭しと山車が曳き廻されます。



山車は総欅造りの本体に、関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、
上部には江戸や明治期の名人形師によって制作された大人形などが乗せられます。


この山車の曳き廻しは、長さ約4m、重さ20キログラムほどある「てこ」と

呼ばれる2本の長い丸太が重要な役割をしめています。

この、てこ棒を山車と山車の車輪の間に差し込み梶をとったり、

停止させたりして速度をコントロールします。



最大の見せ場は曲曳きと言われる特別な曳き廻しになります。
山車に向かって左前の車輪を軸として、筆で「の」の字を書くように
後輪を担ぎ上げるようにして数回転させるもので、
力の集中配分がくずれると、山車は方向性を失ってしまいます。
この軸をずらさず回転させることが上手とされています。


のの字廻しが行われた道路にはキレイに回転している様がわかります。


人形以外には鯉が居ます。口をパクパク動かし可愛いです(笑)


どの山車も特別立派な人形が乗っています。

出来れば全部探すのも面白いと思います。




【まとめ】



巨大な山車が狭い町並みを曳き廻される姿は圧巻です。
その巨大な山車が最大の見せ場としての特別な曲曳きは佐原のお祭りの華となります。
町並みと合わせて見どころ満載のお祭りです。
夏祭りと秋祭りの2回あわせて観ることをお勧めします。
さすが関東三大祭と言われるだけあります。

キャンピングカーを利用したお祭り全国制覇も面白いと思います。



山車が魅力の記事はこちらです。