珍しく寝たようで、
全然寝られていない朝を迎えた。
朝なのに、眠たい。
寝たようで寝ていないからだ。
いつもなら、彼にバァーと
話して、スッキリして眠れていたけど、
昨日は彼が当直でいなかったから
『あぁ、、、話したい、、、』
と思いながら眠りについたから
フラストレーションが溜まっていた
ようだ。
つくづく彼の存在の大きさに
気がつく。
やっぱりパートナーに話す事が
一番のデトックスであると思う。
そんな感じで眠りについたら、
夢で龍神の池が出てきた。
そこには小さい頃の私がいて、
何やら彼女は泣いていて、
愚痴っていた。
『こんなのあんまりだ！もっと早くから真実を知りたかった。。。私の人生を返して欲しい！』
愚痴愚痴と言って、湖の真ん中の
島で泣いていた。
すると、龍神が現れた。
めちゃくちゃ怒っている怖い顔で。
『お前を見込んだから連れて行ってやってるのに、何だその言い草は？お前がこの世界の真実を
見たいと言ったのだろう。
自分で望んだくせに！臆病なやつ！
真実の世界を知る痛みを受け入れろ！』
凄い怖い顔で、覇気で、
圧倒された。
思わず、涙が止まった。
『今の私にはこの真実はまだ受け入れられませんでした。自分の弱さを知りました。』
そう話すと、
『弱いのを認めるのが強さへの一歩だ。
お前はどうなりたい？どうしたい？
それでもまだ世界を見たいのか？』
いつもなら即答して見たい！と
言うけれど、夢の中の私は、
まだ迷いが生じていた。
『どうしても霧が晴れないんです。
一昨日までの世界はあんなに明るかったのに、
昨日の真実はあまりにも全てを覆されたから。』
龍神はため息をついていた。
『昔のお前を思い出せ！忘れているのだろう？
本当の自分自身の力を。
しばらくは修行だな。
お前はまだまだ弱い。
この世界を味わいたいのならば強くなれ。
やってみせろ。
それが出来た時にまた現れる。』
そう言って、龍神は飛び立とうと
した時に、一言付け加えた。
『あっお前、俺様の存在を忘れているのだろう？
天界、神様、宇宙、自然、動物、人
とか最近その言霊が多いが、
龍神が抜けている。
誰がお前を子どもの頃から運んできてあげたと思っているんだ。
忘れるな。いつもいることを。』
そう言って今度こそ飛んでいった。
あっ、そう言われてみたら忘れていた。
新入りの宇宙のパワーに圧倒されて
いたからだ。
申し訳ないことをしてしまった。
そう反省したあとに、夢の中の私は
少しだけ笑っていた。
弱い自分を無理に強がらなくてもいい。
弱さを受け入れる事、でも
成長していこう。
朝起きたらまだとても眠かった。。。
でも龍神との会話をハッキリと覚えていた。
それが私にとっての真実だった。
また一歩一歩、0から始めればいい。
0から始めるのは得意なのだから。
さぁ、今日も新世界へ。
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