★1961年旭玩具トヨタパブリカUP10 ヤフオク出品モデル~ブリキ自動車コレクションから212 | ポルシェ356Aカレラ

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【お知らせ】
2024年1月28日(日)夜にアップした記事ですが、ヤフオクへの委託出品モデル追加のため、再アップします。
(追加は冒頭のヤフオク出品14点のみで、他の部分は28日にアップした記事と同じです。)



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★引続きコレクション整理のため委託出品中!!
手許のコレクションでダブって持っているモノを中心に2024(令和6)年2月2日(金)終了のヤフオクに色々委託出品していますので、是非ご覧ください。以下は抜粋で今回は他にも香港製ジルメックスの箱付小スケールや1990年代の国産バス(三菱ふそうエアロクイーン/エアロスター等)やトラック(いすゞGIGA/フォワード)の実車カタログも2月2日終了で多数出品しています。以下は赤字箇所クリックでヤフオクに飛びます☆☆



1) プラモデルKSN緑商会1/38程度 1960年縦目セドリック ランナー外れ有るも未組立
箱サイズ縦10.5×横21.2×厚さ2.8㎝。箱絵の赤いセドリックの横に描かれたサメのような顔の葉巻型レーシングカーは何を意図して描かれたのでしょうか?何ともセドリックとの繋がりが謎です。1/24に近いサイズの山田模型製の縦目のセドリックより二回り位は小ぶりのキットで1/42のモデルペットよりは大き目のサイズ。これは以前、横浜ワンダーランドで2万円前後で購入したものですが、未組立品が手元に2つあったためダブっている1つを出品。



2)AUTOart 1/18 日産フェアレディZ432(PS30)オレンジ 1969箱付・未開封
大スケールZ432イメージカラー「サファリブラウン」の決定版的モデル。出品に当り初めて開封。



3)AUTOart 1/18 マツダコスモスポーツ白 1969後期型 箱付・未開封
これも大スケールのコスモスポーツ・イメージカラー白の決定版的なモデル。出品に当り初めて開封。



4)京商 1/18 日産フェアレディ240ZG神奈川県警 高速隊パトロールカー箱付・開閉済
一度だけ箱から出して各部の開閉を確認しただけの状態で未展示ですが、一部パーツが経年により?外れてしまっているようです。



5)トミカダンディDK-028日野ダンプトラック埼玉 朱赤 箱付(傷み)
箱は傷んでいますが本体は綺麗と思います。トミカと同じダンディ初版の緑メタよりも珍しく、初版にはない埼玉の文字がリアルでそそられます♪



6)トミカダンディF25番 1/43シトロエンHトラック ポリス箱付
箱も本体も綺麗だと思います。各部がパキパキ開閉して楽しめるのも大変魅力的です。



7)永大グリップテクニカ1/20タイレルP34フォード6輪F-1箱付(傷み)
懐かしい6輪タイレル(ティレル)。箱は傷んでいますが、本体は綺麗な状態です。



8)WIKING 1/87VWタイプ2 T1 ボディバリエーション5種セット箱付 2012年 独ポストミュージアム限定品
あまり日本に入っていない貴重品です。当時の国内価格は1万円以上と高額だったと思います。なかなか魅力的なセットで手放すべきか迷ったのですが、まあ、あまり手広く集めても収拾が付かなくなると思い手放すことに。。タイプ2はまだ1960年代半ばにリアルタイムで遊んだデンマーク・LEGO(レゴ)のモデルが各ボディバリエーション及び色違いが沢山手許にあり、それだけは残すか、幼少時の思い出があってもコレクション整理のため手放すべきか現在迷っています・・・






ワゴン


ピックアップ


天窓付きマイクロバス


ダブルピックアップ


メクラバン



9)英ロンスター1/59 VWタイプ2救急車 透明ウインド 新ホイール箱付(傷み)
ロンスターの小スケールVWタイプ2 T1を4種類、バラで出品しています。箱付は1台のみで傷有もありますが、全てホイールやウインド色が異なるバリエーションです。現在のトミカとは対極にあるようなフル開閉アクション付です。





10)京商1/43ロータス47GT赤/白#47 箱付(傷み)
箱は傷み有ですが本体は綺麗です。このモデルは中味は同じまま、後年、黒箱入りの箱違いも出ています。



11)香港製ジルメックス/バンダイD2番 1/66?フェラリーF-1オレンジ#2 箱付・包み紙付
バンダイ販売の香港ジルメックス小スケール フォーミュラカーシリーズD1~D8の8種のうちD6を除く7種をバラで出品しています。全て販売時の包み紙も残っている未使用品で綺麗です。





12)ブックアイテム?1/43フェラーリ250GT SWB1960年 #16 クリアケース入り
メーカー不明ですが、なかなか魅力的なモデルです。実はフェラーリも結構な数のミニカーが手元にあり、まずはゼッケン付のモデルを手放しロードカーに絞りコレクションを縮小整理しようと考えています。同様に大量に手許にあるポルシェについてもゼッケン付のモデルをまずは処分していく方向で検討しています。



13)ロングトミカ L2 日野 カートランスポーター黄橙1/110スケール箱付
色違いも多数出た中の1つ。状態は良いと思います。



14)カタログ1997年2月 いすゞギガ カーゴ8×4/6×4 低床 A4判28頁+データ24頁
1990年代後半のいすゞ大型トラックGIGAとフォワードのカタログや大型バスのカタログを多数出品しています。






★東京23区マンション平均価格1億円超
2024年1月26日(金)の朝日新聞(朝刊)9面に以下の通り、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県)のマンションの平均価格が8100万円、東京23区のみの平均では何と1億1483万円に跳ね上がったとの記事が掲載されていました。


高騰の主な要因は土地代と建設費の高騰にあり、1億円超えの物件でも、購入者の約4割を占める世帯年収が1500万円以上のパワーカップルの需要が高いとのこと。年収1500万円ということは月収125万円ということになり、まあ私のような65歳以上の高齢者区分入りが目前の貧乏コレクターにとっては夢のまた夢のような話ではありますが、もし本当にそんなに収入があったら(所得税等差引かれる金額も大きそうですが)、私なら生活費を除いた残りの半分をミニカー等の購入資金、半分を貯金といった理想的な生活が出来そうです(汗)☆☆



★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」の第212回記事として旭玩具の初代パブリカをご紹介します☆パブリカはスバル360やマツダキャロルと並び1960年代前半の日本のマイカー入門御三家とも言うべきクルマであり、JMAC関西の故・中本裕さんがダイヤペットのすべて等の月刊ミニチュアカー誌の連載でよく書かれていたように、「ウチの最初のマイカーは1本バンパーとなったデメキン時代のスバル360だった」とか、「ウチの最初のマイカーはクリフカットのマツダキャロルの後期型だった」とか、「ウチの最初のマイカーはパブリカでね、しかも何故かバンだったよ」といった思い出話に花が咲くのがこうした国産車コレクションの楽しみであったりしますyone☆☆☆
 



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★1961年トヨタパブリカ
トヨタにとって大衆車の発売は創業以来の目標でしたが、1955年(昭和30年)5月18日、通商産業省(現・経済産業省)が「国民車育成要綱案(国民車構想)」を発表したことを受け、翌1956年(昭和31年)より大衆車の試作を開始しています。丸4年間に亘り20台以上の試作車の製作を経て、最終試作車が1960年(昭和35年)10月25日から開催された第7回東京モーターショー(当時の正式名称は全日本自動車ショウ)に展示されました。
モーターショー展示と同時に車名の公募キャンペーンが大々的に行われ、翌1961年(昭和36年)6月30日より公募により決まった「パブリカ」の車名で市販が開始されます。

★パブリカ販売不振からの脱却
シンプルかつ質素な内外観と必要最低限の装備を備えて38万9000円という低価格で発売されたパブリカでしたが、トヨタの目標であった月販3000台には遠く及ばず販売は低迷しました。販売不振の原因は乗用車に夢を求めていた当時の日本人の自動車購買層の心理とのズレにあったと言われ、パブリカと同じような価格帯であれば、質実剛健な印象のあるパブリカよりも税制面を始めとする各種の優遇措置のされる軽自動車のデラックス等上位グレードに顧客の目が向いてしまう状況にあったのです。
そこで、トヨタではパブリカの販売開始から2年を経た1963年(昭和38年)7月に至り、クロームメッキのフロントグリル等外観を豪華にしたパブリカ・デラックスを追加します。すると、パブリカ名称の商用車(バン及びトラック)をも含めたパブリカの月販台数は7000台を突破し、猛烈な勢いで販売台数が伸びたのです。トヨタはパブリカ・デラックスのヒットにより、マイカー元年と言うべき1966年(昭和41年)発売の上位車種「カローラ」販売のための地盤固めをも為し得たのでした。



●初代パブリカの玩具・模型等ミニチュア立体造形物
リアルタイムのミニカーはモデルペット14番の1/42スケールUP10とダイヤペット153番のUP20、ブリキ玩具はバンダイ製と旭玩具製、プラモデルは青島文化教材社・大滝・三和・トヨタオフィシャル製品など、その他、ポリ製貯金箱やトヨタ特注のアンチモニー製煙草入れも出ています。後年の製品としては1980年代半ばに登場したエルエスの1/32プラモ、2000年代に入る頃にリリースされたエブロの1/43ミニカー、1/64トミカリミテッドヴィンテージ、アシェットコレクション国産名車の1/43前期型及び前期型コンバーチブル、スタジオKANの1/43後期型UP20コンバーチブルなどが出ています。当時物の中で最も出来が良いのはバンダイ製、入手が難しいのはプラモデル(特に大滝とトヨタのノベルティ)。
以下の画像は、大きい順に1/17バンダイ、1/20旭玩具、1/25トヨタノベルティ・硬質プラモデル完成品、1/42モデルペット14番、1/64TLV-08a。TLV以外は当時物ながら、2004年12月発売のTLVも2024年で発売から早くも20年の時が経過しています。












【主要スペック】 トヨタ パブリカ (UP10型)
全長3520㎜・全幅1415㎜・全高1380㎜・ホイールベース2130㎜・車重580kg・FR・U型空冷水平対向2気筒697cc・最高出力28ps/4300rpm・最大トルク5.4kgm/2800rpm・変速機4速コラムMT・乗車定員4名・最高速度110km/h・販売価格38万9000円


【旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ ブリキ玩具 主要データ】(1/20scale 1961 Toyota Publica Typ.UP10 Tinplate Model Toy by Asahi Toy KEY DATA)

・商品名: パブリカ
・旭玩具 製品番号(管理番号): 3588
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1961年(昭和36年)夏頃
・販売価格: 発売時全国130円、後に都内100円/全国110円に値下げ
・全長:183mm (実車比:1/19.2スケール)
・全幅:70mm (実車比:1/20.2スケール)
・全高:67㎜ (実車比: 1/20.3スケール)
・ホイールベース:108mm (実車比:1/19.7スケール)
・スケール表記: なし
・箱サイズ: 縦80×横188×高さ65㎜
・ボディカラー: サーモンピンク・ライトブルー・アイボリー 等
・動力: 後輪フリクション
・シャシー再現: 軽微にあり
・箱のバリエーション: 初版はスタンダードのイラスト箱、実車にデラックスが追加された1963年の夏以降はデラックスの写真を使用した箱に変更。但しデラックスの箱に替わった後も中味は従来のスタンダード仕様のまま。
・その他のバリエーション: リアナンバー部分の「パブリカ」の文字をボディ色の上に直接プリントしたものとボディ色の上に白地の下地を作った上にプリントしたものの2種あり。更にリアウインド前のトレイ部分にプリントされたサンタ印ATC商標に黒文字で直接プリントしたものと白地に下地を作った上でプリントしたものの2種あり。
・特記事項: トヨタのノベルティとしても使用されたバンダイ製に比べ出来が悪く、窓枠等のメッキも薄く剥げ易く、メッキの状態が良い個体は稀少。
・入手難易度: 10段階評価でレベル4~5程度
・2020年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 3.5~5万円程度(箱付美品の場合)


●旭玩具1962年総合カタログ日本語版に掲載されたパブリカ 
品番3588、全国売価130円と記載されています。



●旭玩具1966年総合カタログ日本語版に掲載されたパブリカ 
1960年代は実車が順次値下げされたこととリンクし大量生産効果が出たということだったのか、販売価格は1962年版カタログの全国130円から全国110円(都内100円)に引き下げられています。


パブリカ、スバル360、マツダR360クーペのマイカー入門御三家3車種は何れも都内100円/全国110円と記載されています。3車共に1967年版カタログまで掲載されており、スバル360については1967年まで1959年式以前の出目金フロント2分割バンパーのまま売られています。


この頁はRS41クラウン、RT40コロナ、410ブルーバードを始め、全て国産車が掲載されています。




●旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ ライトブルー (1st箱付・リアナンバー白下地あり・美品)
初期型パブリカが描かれた初版の箱。味はあるものの出来の悪い本体以上に箱が魅力的です。














1/64TLVとの大きさ比較


箱の横には運転席から見た自動車専用道路を走る写真が印刷されています。


出鱈目ではなく、そこそこ実車を再現した運転席のプリント


リアトレイにサンタ印ATC旭玩具商標のプリント


シャシー裏



【参考】ヤフオク出品画像「旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ ライトブルー 」 (1st箱付・リアナンバー白下地なし・美品)
2024年1月20日に3万9000円で落札された個体はリアナンバー部分が白下地なしのバージョンでした。ボディの色味も手元にあるライトブルーとは異なる鮮やかな感じの色に見えます。






●旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ サーモンピンク (2ndデラックス箱付・リアナンバー白下地なし・メッキ剥げ落ち/箱傷み大)
1963年に追加されヒットしたデラックスの写真を使用した箱に替わっています。これは1980年代半ばに最初に入手した旭玩具のパブリカ。箱も本体も状態が良いとは言えませんが、保存環境が悪く自然劣化したもののようで遊ばれた形跡はありません。










1/64TLVとの大きさ比較








●旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ サーモンピンク (箱無・ボディ傷有・リアナンバー白下地あり)
箱無。右後方に目立つ傷、全体に細かな遊び傷があるものの上掲の箱付のピンクよりもメッキの状態の良い個体。








シャシー裏に遊び傷あり。




●旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ サーモンピンク 2台の比較
箱付で出てきた左の個体よりも少し遊ばれている箱無の右の個体の方がメッキの状態は遥かに良いことが判ります。


リアナンバー部分。左はピンクのボディに直接、パブリカの黒文字をプリント、右は白い下地を作った上にパブリカの黒文字をプリントしています。


リアトレイの旭玩具ATC商標も左は直接黒い描線等をプリント、右は白抜きの上にプリントされています。




●旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ アイボリー (2ndデラックス箱付・リアナンバー白下地あり・美品)
















●旭玩具 1/20スケール 1961年 トヨタ パブリカ 3色の並び




左手前は大きさ比較用1/64スケールTLVのパブリカ


箱3個






往年のパブリカ「プラモデル」各種(青島・大滝・三和・トヨタオフィシャル)との並び


【参考資料】貴重な大滝の箱違い及び成型色違い(画像提供:henry Collection)




【参考1】 2004年12月発売トミカリミテッドヴィンテージLV-08a/b 1961年トヨタ パブリカUP10
2024年で早くも発売20周年となる初期のTLV。ホイールが黒っぽいのが難点です。後ろはベレット・パブリカ・コンテッサ1300「TLV第3弾」の12個入り小売店仕入れ用ダース箱。








【参考2】 アシェットコレクションNorev国産名車1/43スケール1961年パブリカ700と1964年パブリカコンバーチブル
国産名車Vol.28の1961年パブリカ700は2007年2月14日号、Vol.165の1964年パブリカコンバーチブルは2012年5月16日号。何れも当時定価は2002年発売EBBRO 1/43パブリカの半額程度の税込1790円。






バンダイ、旭玩具等のパブリカとの並び




【参考3】 アシェットコレクションNorev国産名車1/43スケール1964年パブリカコンバーチブルとスタジオKAN1/43スケール1966年パブリカコンバーチブルの並び
少量生産のスタジオKAN「STREAM-LINEAR SERIRS」No.65の1966年式UP20コンバーチブルは1/43より若干小さ目ですが、なかなか良い出来。








※初代パブリカの実車カタログについては2013年12月2日の自動車カタログ棚からシリーズ第195回記事をご参照ください。


※バンダイの初代パブリカのブリキについては2020年12月6日のブリキ自動車コレクションからシリーズ第99回記事をご参照ください。






★オマケ(その1): 大阪府豊中市「北摂アーカイブス」の貴重画像
2024年1月26日(金)付の朝日新聞(夕刊)第9面に連載「記録を残す」第5回記事として大阪府豊中市の岡町図書館の青木みどりさんが事務局となり、「地域の記憶を地域の記録へ」を理念として市民が保存している写真を掘り起こし撮影年や撮影場所等のデータを作成し公開する「北摂アーカイブス」のWebサイトを2010年に立ち上げ既に約1000枚の画像データが掲載されていることが報じられていました。
北摂アーカイブスURL 」→  https://hokusetsu-archives.jp/cms/index

商業利用でない限り二次利用可とのことですので、私の目を惹いた自動車関連の画像を以下に掲載します。何れも貴重な画像ですが、移動図書館車の画像は特に貴重と思います。

1)1967年 阪急曽根駅前の丸テール40系クラウンとS4グロリアのタクシー
左手前はスズライトキャリイ。


2)1968年豊中市本町・阪急宝塚線豊中駅前の50系初期クラウンタクシー/初代カローラ等
カローラの後ろに130セドリックタクシー、左側のロンパー/Dシリーズの後ろには初代パブリカ。


3)1965年大阪国際空港南端・府道伊丹豊中線の軽自動車マツダキャロルとスバル360+日航機(?)
低空を飛んでいる飛行機はJALでしょうか。


4)1955年豊中市移動図書館「初代とよ1」
車両はトヨペットでしょうか。何とも味のあるマスクです。アーカイブスには貴重な歴代の移動図書館車の画像が保存されています。


5)1961年豊中市移動図書館「初代とよ2」
地元大阪のダイハツ車のようです。


6)1961年豊中市移動図書館「初代とよ2導入記念式典」
横断幕には「動く図書館第二号車竣工命名式」の文字が読めます。トヨペットと思われる右の「とよ1」と比べ、左の「とよ2」は格段に大きな車両であったことが判ります。「とよ1」ではあまり本を積めなかったのではないでしょうか。


7)1964年豊中市移動図書館「2代目とよ1」
9年間も使用されて漸く代替となった「2代目とよ1」。初代と同様にトヨペットのようです。




★オマケ(その2): 今日のビートルズ「Yellow Submarine」 1966
手許にあるレコードは1966年発売の東芝音楽工業オデオンレコード370円定価時代の赤盤(規格番号OR-1578)。1968年にはアニメ映画にもなった、言わずと知れたリンゴ唯一のシングル・ボーカル曲☆


解説は大森庸雄氏。大森氏は1947年のお生まれとのことですので、何と当時弱冠19歳にしてビートルズのライナーノーツを書いたことになります。