★1964年バンダイ 初代マツダファミリアバン/セダン ~ ブリキ自動車コレクションから 075 | ポルシェ356Aカレラ

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★89歳で長男誕生
F-1のドン「バーニー・エクレストン」(Bernard Charles "Bernie" Ecclestone;1930年10月28日-)氏(現在89歳、2020年10月の誕生日で満90歳)の45歳年下の妻ファビアナ・フロシさん(44歳)が2020年7月1日に男児を出産し、これまで2人の妻との間に女児ばかり4人を授かってきたエクレストン氏にとっては3番目の妻にして初の男児=長男が誕生したそうです。ちなみにエクレストン氏の最初の妻との間に生まれた長女とこのたび生まれた長男との年齢差は65歳とのこと。
エクレストン氏はF-1ビジネスで巨万の富を築き英国で常に長者番付に載るセレブであるものの、身長は英国人男性としては異例に低い159cmであり、世のモテない高齢男性にとっては一躍、希望の星として注目されています。
勿論、私としても29歳年上のエクレストン氏に長男誕生とのニュースは大変喜ばしく、私もこれから70になっても80になっても90になっても、まだまだ子供を残せる可能性はあると小躍りしていたりもします。勿論、男性は心身共に健康であれば一生子供を作れても、女性の場合は子供が出来る年齢に条件があるため、歳の離れた(かなり年下の)恋女房を貰わなければ子供を残すことは難しいというハードルがあります。またエクレストン氏程のミリオネアではなくとも、高齢であっても子育てが可能なだけの経済状況である必要もありそうです。実は例えお金はなくとも、女性の愛を得ることも子育ても可能と私は思っていますが、お金のない老人に若い女性は寄りつかないと考えるのが、まあ普通でしょう。となると、私の場合、今後リアイアして少ない年金だけの生活で結婚&子育ては極めて難しいという話となり、ここは何か一生自分で出来る事業を始めるしかないということにもなりそうです☆


★新型コロナ
都内の感染者数は3桁の日が続き、長期間患者発生のなかった県でもポツポツ発生してきていることから、第1波の際とは異なり感染者の大半が若い人で現在は新型コロナ専用病床も十分確保出来ている状況ではあるものの、私的にはもう第2波と捉えて少なくとも東京は再度、緊急事態宣言を発出して東京の人の移動(経済活動や学業)は止めて欲しいというのが本音であったりもします。私の勤務先は行政の方針に忠実というのか、緊急事態宣言中は原則として出勤は不可、出来る限り在宅勤務を奨励としていたのが、緊急事態宣言解除に伴い、何と掌を返したように毎日出勤が原則、在宅勤務は不可ということに変更されています。
術後3ヵ月までは自動車の運転が不可のため、平日は朝5時台のバス・電車で通勤していますが、その時間帯でもそこそこ混んでいて、公共交通機関で他人と2mのソーシャルディスタンス確保ということは不可能なため困ったなと思いつつ通勤しています。現在の私はまだ心肺機能が落ちている状況のため、新型コロナに感染した場合には命を落とす可能性が大いにあり出来る限り感染を避けたいのです☆☆

★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第75回記事としてバンダイの初代ファミリアバンとセダンをご紹介しますne☆☆☆ 


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★東洋工業(現マツダ)は、最初のファミリアを4ナンバーのライトバンとして1963年(昭和38年)10月に先行発売、次いで1964年(昭和39年)4月に5ナンバーのワゴンを追加発売、そして本命のファミリア セダンを第11回東京モーターショーの開催された1964年(昭和39年)10月 に発売しています。
折しも同月には東京オリンピック開幕と東海道新幹線開業もあり、日本は高度経済成長の階段を猛烈な勢いで駆け上がり始めた時代でした。

★初代ファミリアのデザイン は、当初ベルトーネに発注されたものの最終的にはマツダ社内の若手デザイナーよるものが採用され、ミニグロリアとも言えるボディ外周をメッキモールでぐるりと取り巻いたフラットデッキスタイルとセンスの良いディテールが非常に魅力的でした。
エンジンはバン・ワゴン・セダン全て共通でキャロル用エンジンの排気量を拡大した水冷 直4 OHV 782cc/42psの総アルミ合金エンジンが搭載されています。


●初代ファミリアバン 実車カタログより








室内




●初代ファミリア800セダン 実車カタログより


輸出用カタログ。国内向けには付く左右ファンダーミラーなし。


室内意匠は基本的に先にデビューしたバン/ワゴンと同じ。




Ⅰ)【1964年マツダ ファミリア バン デラックス BSAVD型 主要スペック】 (1963 Mazda Familia Van Deluxe Type.BSAVD specification)
全長3635㎜・全幅1465㎜・全高1395㎜・ホイールベース2140㎜・水冷直列4気筒OHV782cc・最高出力42PS/6000rpm・最大トルク6kgm/3200rpm・車重715kg・乗員定員2(5)名・最大積載量400㎏・最高速度105km/h・価格46万8000円

Ⅱ)【1964年ファミリア800 4ドア デラックス SSA型 主要スペック】 (1964 Mazda Familia 800 4door Deluxe Type.SSA specification)
全長3765㎜・全幅1465mm・全高1390mm・ホイールベース2190mm・車重740kg・水冷直列4気筒OHV782cc・最高出力42ps/6000rpm・最大トルク6.0kgm/ 3200rpm・乗車定員5名・最高速115km/h・販売価格55万1000円



【バンダイ 1964年 1/16スケール マツダファミリア800セダン/バン ブリキ玩具 主要データ】 (Bandai 1/16scale 1964 Mazda Famillia800 Sedan&Van Tinplate Toy)

・基本素材: ブリキ
・バンダイ 品番(管理番号): 不明(セダン・バン共)
・発売時期: バン 1964年5月頃、セダン 1965年5月頃、セダン電動モーターハイウェイシリーズ 1965年9月下旬
・販売価格: バン都内250円/全国270円・セダン都内240円/全国260円・電動モーターハイウェイシリーズ都内550円/全国580円
・全長セダン230㎜/バン225mm(実車比:セダン1/15.8スケール/バン1/16.7スケール)
・全幅セダン91㎜/バン91mm(実車比:セダン・バン共に1/16.1スケール)
・全高セダン80mm/バン82㎜(実車比:セダン1/17.4スケール/バン1/17.0スケール)
・ホイールベース セダン128mm/バン130mm(実車比:セダン1/17.1スケール/バン16.4スケール)
・スケール表記: なし (箱・本体共)
・ボディカラー: セダン 青灰・クリーム・草色・エンジメタ・銀メタ等、バン 青灰・クリーム・赤 等
・動力: 後輪フリクションまたは電動
・箱サイズ: 縦100×横231×厚さ85㎜
・箱のバリエーション: セダンフリクション・セダン電動・バンの3種類
・シャシー再現: 軽度にあり(フリクションのみ)
・入手難易度: セダン10段階評価でレベル6~7程度、バン10段階評価でレベル8程度
・2020年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: セダン7~9万円程度・バン12~18万円程度 (何れも箱付未使用美品の場合)

※註1)1/16スケールは全幅比。
※註2)バンダイではバン・セダン・クーペ(ポケットリモコンシリーズ)と初代ファミリアのバリエーションのうち、ピックアップトラックを除く3種をリリースした。


●バンダイ1964年総合カタログに掲載されたファミリアバン




●バンダイ 1964年 1/16スケール マツダファミリアバン 青灰
製品化の時点では実車のセダンがデビューしておらず、フロントナンバーの表記はファミリアバンではなくバンがデビューした際の実車カタログと同様に「マツダファミリア」となっています。当時物唯一の立体造形物であり、バンダイにはよくぞモデル化してくれたと感謝したい。
















手前は大きさ比較用1/64TLV


上箱右下に東洋工業認可推薦の印字




実車に忠実な運転席のプリント




シャシー裏


MAZDA Familia Deluxeの刻印。初期の実車カタログと同様にVanの文字はなし。




●バンダイ 1964年 1/16スケール マツダファミリア800セダン 青灰 (1stモデル)
フェンダーミラーの取付け位置が実車同様のボンネット横にあり、左右のサイドマーカーに色差しがされた初版。フロントグリルもこの初版のみ銀メッキ(2nd以降は金メッキ)。
















手前は大きさ比較用1/42モデルペット30番(全長93mm)


バン同様、上箱右下に東洋工業認可推薦の印字


サイドマーカー色差し有




運転席。メーターパネルは実車では左右対称となっているところが、残念ながら右側の小メーターが欠落しています。




シャシー裏






●バンダイ 1964年 1/16スケール マツダファミリア800セダン クリーム (2ndモデル)
フェンダーミラーの取付け位置が、恐らく組立てのし易さから実車とは異なるボンネット上の左右に変更され、サイドマーカーの色差しも省かれた2ndモデル。
















●バンダイ 1964年 1/16スケール マツダファミリア800セダン エンジメタ(電動モーターハイウェイシリーズ)
単2電池2個を使用し、ヘッドライトを点灯させ、前後に走行する電動版。










工場出荷時からのルーフシール






シャシー裏




●バンダイ 1964年 1/16スケール マツダファミリア800セダン 銀メタ(電動モーターハイウェイシリーズ)
電動版のカラーバリエーション。








ルーフシール付








●バンダイ 初代ファミリア800セダン/バン 大集合!!!




















※初代ファミリアバンの実車カタログについては、2012年10月7日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第67記事を、初代ファミリアセダンの実車カタログについては、2012年10月9日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第68記事をご参照ください。
なお、1960年代半ば頃までのマツダ車のカタログの例に漏れずグレード毎に専用の本カタログが発行されており、初代ファミリアバンおよびセダンのカタログをコンプリートに集めることは、私見ではかなりハードルが高いものと思います。





★オマケ(その1): 1970年5月? 由美かおるとマツダカペラロータリーDXセダン販促葉書
ディーラーで配布されたセールスカタログ、実車購入時に付いてくる取扱い説明書、販促葉書などの自動車関係の紙物も長年蒐集していますが、今回はマツダ繋がりでこの葉書をご紹介。由美かおるというと1970年代当時を知る男性ならば誰しも全国津々浦々に貼られたアース渦巻のホーロー看板の脚線美に胸トキメかせたことを思い出しますが、これはデビュー直後に日本リーダースダイジェスト社がカペラロータリー10台/総額1000万円が当たるキャンペーンを行った際の葉書(東洋工業の発行ではありません)。この葉書でも由美さんの脚線美が炸裂しています。個人的には初代カペラロータリーというと中学の時に同級生のお父さんがクーペを新車で買い、東名の直線路でお父さんがメーター読み190kmを出したと同級生が自慢していたことを思い出します。






★オマケ(その2): 1964年広島・東洋工業より船積みされるクルマたち
初代ファミリアの実車カタログに掲載されていた魅力的なフォト。R360、キャロル、B360、K360、初代ファミリアバン/セダン、E2000、D1500/D2000(ロンパーの水冷版)、T1500/T2000といった当時のマツダ車のラインナップが確認できる、マツダの旧車好きには堪らない写真。




★オマケ(その3): 2020年7月発売? トミカ標識セット全5種
近所のスーパーに行ったら売っていました。トミカ1台に標識とガムが付いて税込み550円。中に何が入っているか箱に記載されているのは良心的。イオンやトイザらスの特注トミカが税込み770円となっていることを考えると、少々古い金型利用が目に付くとは言え割安感あり。個人的には日産NV350キャラバン消防指揮車が一番良いかなと思いました。RX-8はスポーツカーファンには見逃せないカラーバリエーション。














★オマケ(その4): ホットウィール新製品 ポルシェ356OUTLAW
もう発売から少し時間が経っているのかもしれませんが、未入手カラーの356を入手しました。ポルシェのカスタムカーは蒐集対象外なのですが、ホットウィールは定価なら3桁(1000円以下)と安価なこともあり356だけはつい買ってしまいます(汗)。








★オマケ(その5): 今日のビートルズ「Money (That's What I Want)」 1963
この曲でもジョンのボーカルの魅力が炸裂しています♪