飼い主よ!つよくなれ。(おまえがな) | アバターもえくぼ

アバターもえくぼ

6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

みなさん、こんにちは。

 
 
絵本も完成し、
ようやく花ちゃんを
送り出すことが
できたので
 
今日からブログ再開しますね。
(きのうのは報告です。笑)
 
 
 
みなさんへの
コメントのお返事がまだ
できてませんので
まっててくださいね。
全員に必ずお返事させてもらいます。
 
 
 
さて、みなさん季節の変わり目
風邪など
ひいてませんか?
お腹だいじょうぶですか?
 
 
そして我が子たちの体調は
いかがでしょうか。
 
 
完全に受け売りですが
 
動物たちは、
10月、3月、4月に
体調を崩す子が
多いそうです。
 
 
 
急にあったかくなった
寒くなった
寒暖の差があるこの時期は
 
 
免疫が落ち、
その子がすでにもっている
いわゆる
「もちもの」が悪さを
するんだそうです。
 
 
実は先週の金曜日に
アバちゃんが
 
 
ひゅん、ひゅん、ひゅん、ひゅん、と
12〜3回続けて、
咳のようなものを
していました。 
 
 
動画も撮りましたが
自分のマヌケ面も
映っているの
アップできませんが
 
これは
かなり焦りました。
 
 
ただその時は
ご飯もしっかり食べ
 
 
動きも普通だったので
一時的なものだと思っていました。
 
 
ところが翌日の夕方
郵便局から
帰ってきたら
 
 
いつもなら、すぐ迎えにくる
あーちゃんが
 
 
自分の部屋の
「ちぐら」で
じっとしています。
 
 
 
 
 
 
「どしたかな?」と思い
覗きこみましたが
いっこうに
ちぐらから出てきません。
 
 
 
しかも、ちぐらの中で
また何度か
ひゅんひゆんひゅんひゆんと
嫌な咳もしています。
 


 
 



 
 
アバちゃんの場合
おかあさんの顔をみたら
必ずまとわりつき
一緒に寝ようと、
 
 
このポーズをとるので
 
 
 

 
ちぐらに入ったままというのが
 
明らかに「いつもと違う」
ことでした。
 
 
それに加えて
呼吸がいつもより速く感じ
ハゲ頭を触ってみると
なんとなく熱く感じます。
 
 
鼻からぶーぶーぶーと
いう音も聞こえたので
 
 
これは、風邪をひいたのか
肺になにか問題が
あるなと感じ
 
 
翌日、朝イチで病院に
行ってきました。
それが昨日のことです。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
病院に着いて
キャリーの中を覗くと
 
 
ダーーっと滝のような
ヨダレが。
 
 
以前も車に乗せたら
ツララの様な
ヨダレを出してたので
 
やっぱり
車は苦手なんだね。
こめんね。
 
 
名前をよばれ、
診察室の中にはいると
 
先生が
 
「えっアバターって
あのアバター
ですか?」と
 
いつもは、どちらかと言うと
切れ長の目を
 
ぱちくりにして
驚いてるので
 
「はい、そうです。
あのアバターです」と
答えました。
 
 
そう、この先生は
 
アバちゃんの
頭の手術や、
目の整形手術を
してくれた恩人なのです。
 
 
 
 
 
 
 
先生に状況を説明し
 
ひゅんひゆんひゅんの
動画を見せると
 
 
すぐに
「レントゲン撮りましょう」と。
 
 
そうかー
やっぱり肺になにか
問題があるのか、、と、
 
 
自分の胸のあたりに
鉛が乗っかって
きたような
どよーんとした
気持ちになりました。
 
 
 
 
 
 
 
・・というのもアバちゃん。
6月にやはり
肺炎のような症状になったことが
あるからです。
 
 
 
 





 
レントゲンを撮ってみると
やはり肺が汚くなってるようで


アバちゃんがもともと持っていた
カリシウイルスが
 
季節の変わり目で
免疫力が下がり
 
 
風邪の症状になって
出て来ているとのこと。
 
 
ほおっておくと
肺炎やウイルス性の
気管支炎に
なるそうなので
そうなると命に関わります。
 
 
今後もとにかく
観察が必要です。
 
 
ちょっとショックだったのは
ここまで
パンとした体形の成猫が
免疫が下がって
風邪の症状になるのは
考えずらいとのこと。
 
アバちゃん・・。
個体としては
弱いそうなのです。
 
なので今後も
色々なウイルスに
感染しやすいとのこと。
 
おかあさん、今まで
アバちゃんは
 
こんな劣悪な
多頭飼育の環境で
 
 
 
 

 
 
あんなに頭の皮が
 
ぺろっとむける
ケガをしても
生き抜いてきたから、
 
強い個体なんだとばかり
思ってましたが
そうではないようです。
 
 
あれだけの傷を治すため
かなりの量の
ステロイドも使いました。
 
それが、後々
腎臓に悪さする可能性が
ないとも
いえません。
 
 
ついつい
泣きそうな顔を
してしまいましたが、
 
 
診察室で必要なのは
 
飼い主の
オロオロした姿や
泣き顔ではなく
 
その子の正しい情報です。
 
 
それは飼い主にしか
分からない
そして伝えられない 
ことだからです。
 
 
飼い主としてこれから
もっと強くならなければ
いけない!
 
 
そう心から思いました。
 
 
そのためにも、これからも
1に観察、2に観察ですね。
 
 
それでも、かつて
ツキネコのスタッフさんが
 
 
アバちゃんの
里親を募集するときに
書いてくれた紹介文。
 
 
『僕にはまぶたがないんだよ。
頭の皮もなかったよ。
 
でも他のコと
何も変わらない!
 
だけど違うとしたら
過酷な環境を生き抜いた

つらい治療も乗り越えた
強いハートだよ。
 
僕はここで待ってるよ。』
 
この一文一文を
噛みしめていきます。
 
そう、アバちゃんは
絶対に強いハートを
もっているはず。
 
 
だから飼い主の自分も
それを
見習わなければ。
 
 
飼い主のみなさん。
 
 
わが子を守れるのは
飼い主だけです。
 
 
知識をもってください。
知識を持ったら
あわてないはず。
 
 
そして
強く強くなってください。
 
 
 
 
 
 
 
 地球上の全生物からの
「おまえがなー」が
こだましましたね。
 
 
はい。この言葉は
自分に向けてでした。
 
 
これから
アバちゃんと一緒に
成長していかなければと
心に誓った
おかあさんなのでした。
 
 
 
P.S.
アバちゃんは
インターフェロンの注射が効いて
元気になりましたよ。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 お久しぶり
10月21日(月)
 
一啓蒙・一羊毛です。
 
 
『あなたの
風邪はどこから?
わたしは腹から』
 
 
 
 
 
 
これは啓蒙でなく
カルテですね。
 
 
聞かれてないけど
おかあさん、
 
風邪をひくと
まずお腹が痛くなります。
 
 
まあ、それでも
納豆ごはんを二杯も
おかわりしたので大丈夫だと
思います。
 
石を投げないでくださいね。
 
みなさんも、風邪の
ひきはじめは
侮らないでくださいね。
 
 
 
 
明日も
一啓蒙・一羊毛頑張ります。