アバちゃんも経験。毛玉が上手に吐けなかったときの怖さ。 | アバターもえくぼ

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6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

みなさん、こんにちは。

 

おかあさんは、今日もせっせと

アバちゃんの身体を

毛とりグローブで

 

アバちゃんにとっては

命と同じくらい

大事な毛を取ってあげています。

 

 

 

 

 

 

 

背中のほうも

ゴシゴシです。

 

親子の共同作業。

 

 

 

 

 

 

もちろんアバちゃんも

自分で毛繕いをします。

 

 

アバちゃんは

毛繕いが大好きなのです。

 

 

このへんは、

まだ可愛いのですが

 

 

 

 

 

 

 

一心不乱に毛繕いすると

 

 

うっかり妖怪が入ってしまう

アバちゃんです。

 

 

 

 

 

 

というのも、アバちゃんは

カラー生活が長かったので

 

自分で毛繕いが

出来なかったんですね。

 

 

おかあさんが

保護部屋にボランティアで

入った時

 

 

痒そうなアバちゃんの頭を

「トントントントンワシントン♪」

叩いてあげたのを

覚えています。

 

 

 

 

 

 

「トントントントンヒノの2トン♪」

という別バージョンも

ありました。

 

だって痒くても掻けないのって

地獄ですよね。

 

可哀想なので

いつも頭を叩いてあげてました。

 

 

 

 

 

 

 

なのでカラーが取れて

うちに来てからは

毛繕いばかりしています。

 

それにくわえ、

こんな風にブラッシングをマメに

してあげています。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが我が家の

「三種の神具」です。

 

 

 

 

 

 

ブラッシングは

私達飼い主が思っている以上に

とっても大事なのです!

 

 

というのも、

先日こんな経験をしました。

 

 

その日アバちゃんが、

「うえーうえー」と

毛玉を吐いたのですが

 

その日はうまく

吐けませんでした。

ほんのちょびっと、泡状の

ものを吐いただけだったので

 

 

「あーちゃん、、今日は

うまく吐けなかったんだねぇ」

 

 

声をかけたその数分後、

 

 

 

 

 

アバちゃんが

床にぺたんと座りだしました。

写真はあくまで大げさな感じですが

 

明らかにいつもと違います。

 

 

 

呼吸が早く、しんどそうなのは

明らかでした。

 

たまたま友人が車で遊びに

来ていたので

すぐに友人の車に乗せ

近くの病院に。

 

 

着いた時は、車に乗ったストレスも加わり

呼吸が尋常じゃない速さで

ヨダレも出ていた為、

 

先生もひとめで

「これは普通ではない」

と思ったようです。

 

あとから聞いたところによると

予約20人くらいを

スっ飛ばして緊急に診て頂いたようです。

(その節はみなさんありがとうございました)

 

 

血液検査とエコーでの検査は

全く異常はなし。

 

ただレントゲンの結果

肺炎のような症状が出ており

 

ウイルス性の風邪や

気管支炎なども考えられましたが

 

アバちゃんのその時の

状況と合わせると

 

毛玉を上手に

吐けなかったことによる

『誤嚥性肺炎』

濃厚とのことでした。

 

 

毛玉や唾液が気管に入って

しまったことで

肺に炎症が起きたようです。

 

熱もあったことから

抗生剤と炎症を抑える注射と

皮下点滴をしてもらい

帰宅しました。

 

 

 

 

 

 

たまたまアバちゃんが吐いた時に

目の前で見ていたので

処置が早かったですが

 

 

これが、留守中に起きていたらと

思うとゾッとします。

 

 

注射が効いたのか、

翌日には呼吸や動きも

正常に戻り

数日後の再検査の結果、

 

レントゲンでも全く異常はなく

ほっとしたのを覚えています。

 

 

おかあさんは

猫を飼うのはアバちゃんが

初めてです。

 

 

 

 

 

 

なので、まだまだ勉強しなければ

ならないことが

沢山あると思っています。

 

 

ブラッシングにしても

自分でせっせと毛繕いをしてるし

 

人間がブラッシングしてあげなくても

いいんじゃないの?くらい

思っていましたが

 

 

毛繕いの時に口に入った毛が

胃の中に入るわけですから

 

 

毛玉が多ければ多いほど

吐きだす時に

今回の誤嚥性肺炎や、

「腸閉塞」のリスクもあるわけですね。

 

 

日々のブラッシングは

健康上のことだけでなく

皮膚にも、スキンシップにも

本当に大切。

 

 

そして何と言っても

アバちゃん本人が

こんなにも

気持ちさそうですもん!

 

 

 

 

 

 

 

そして我が家に限っては、

集めた毛で

 

どんどん新しい

かつらも作れるので

 

一石百鳥くらいの効果があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に飼い主は

1に観察、2に観察、

そして3、4、がなくて

1~から10まで

結局愛情ですね。

 

 

 

そして、我が家では

かつらの数とともに、

アバちゃんの見かけも

どんどん良くなってきているなと

 

 

親バカ全開の

おかあさんなのでした。