「猫の保護」お金の話しが縁の切れ目。 | アバターもえくぼ

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6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

みなさん、おはようございます。

 

おかあさん、

ゆうべはちょっと嫌なことがあって

寝付けず、

 

夜中にじいちゃん作ってみました。

 

じいちゃんの顔見てたら

だんだん怒りも

おさまってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じいちゃんのちくちく。

 

途中まで笹カマみたいだったから

お腹がすいて

死にそうでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指サックは

「もぐちゃん、指ささないでね。」と

優しい知人が

指サックをプレゼントしてくれたのです。

 

 

これで貴重な

A型の血、流さなくてすむぞー。

 

 

 

 

 

 

 

じいちゃんの顔は

やっぱり、

ヘタな人が作る

羊毛フェルトみたいな顔だね。

 

 

 

 

 

 

 

おかあさん、何で

寝れなかったかと言うと

 

 

ものすごーく久しぶりに

前の職場で

一緒に働いてた男性から

ライン電話が来たのですが

 

かいつまむと

 

自分の彼女が

1才くらいの野良猫を見つけた。

彼女はペット不可の

物件に住んでいて

飼うことはできないとのこと。

 

 

 

電話口で

「なんとかして~。

もぐちゃん、

そーゆうのやってるしょ」

 

と泣きつかれました。

 

 

かくかくしかじか。

避妊・去勢、検査代、

お金は出せるの?

その猫は、彼女自身で

保護出来る猫なの?

 

 

こっちはあたりまえのことを

順を追って

聞いたつもりでしたが

 

 

「えー、お金かかんの?

野良猫だよー」

 

 

まず「お金」というワードが

出たとたん、この言葉です。

 

 

あれ?このひと、

こんなにバカだったかなと

がっかり感を隠せなかった

おかあさんですが

 

 

全ては無知から始まると思い

 

 

里親さんにもらってもらう為には

病気がないか

病院での検査してもらったり

不妊手術をしなければならないの。

 

それは保護したひとの責任なんだよ。

そのための

お金なんだよ。

 

 

と戦場カメラマンの

ワタナベさんみたいに

なるべく

ゆっくりとわかりやすく

説明しました。

 

 

「もしも、自分で飼えないなら

彼女が自分で保護団体に

電話なり出向いて

お願いしてみたら?」と助言すると

 

 

「そーゆー団体って

猫を引き取るのが

仕事じゃないの?」

 

うわ、なかなか面倒くさいね」。

 

最後に

「もぐちゃん、

何か変わったね」

 

 

思いもかけず

三段活用で来られました(笑)

 

 

電話口でしたが

「めんどくさい人になっちゃった?」

 

的なニュアンスを

びしばし感じ

こっちがびっくり。

 

 

とは言え、命のことなので

詳しい話しを

聞いておきたいと

 

「携帯に直接電話するように」と

伝えましたが

 

その後、電話がかかってくる事は

ありませんでした。

 

 

お金の話をした時に

「えええーお金いるのー」と

言われた時は

 

 

そうかー、まだ世間では

そんな認識なんだなと

 

怒りというよりも

残念な気持ちの方が

大きかったです。

 

 

聞いてしまったので

猫の事は気にはなりますが


心を残しつつ

でももう、この人と連絡を取ることは

ないでしょう。

 

 

掛け軸、我が家には

床の間がないので居間に

ぶら下げておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね、人にものを頼む

口調云々はさておき

 

 

おかあさんの返しは

これで良かったのかな

もっと納得してもらえる

方法はなかったのかなとも思いました。

 

 

みんな最初は、

無知から始まり、経験を経て

人は変わっていきます。

 

 

こちらもまだまだ

修行が足りないのかな。

 

 

実は今回

おかあさんがボランティアをしている

「ツキネコ北海道」

 

会報のイラストを

描かせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中で一番力を入れたのが(笑)

代表が、相談者さんと

面談している時のイラスト。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に穏やかな相談風景が

最後まで続くように

思いを込めて描きました。(笑)


 

‥‥といいうのも

ツキネコにも

ありとあらゆる相談が

日に何度も来るそうです。

 

 

中には、電話だからか

理不尽なことを一方的に

のべまくる相談者さんも多いそうです。

 

 

自分ができないことを

縁もゆかりもない人に

頼むのですから

最低限のマナーはありますよね。

 

動物の問題は人の問題でもあります。

 

 

切れていい縁もありますが

縁がつながり

人とも猫とも繋がったケースも

沢山あります。

 

その縁を切るもつなぐも

自分しだい。

 

 

そのためには、日ごろから

人に対する

思いやりや感謝の気持ち、

人の話を聞く素直な心

 

朝食べたものも忘れる

今日この頃だけど

 

これだけは

忘れないようにしよう

 

人のふりみて

わが身を沢山振り直した

おかあさんなのでした。