まかないのシチューと、イボンヌと、泣きそうなくらい小さな子猫 | アバターもえくぼ

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6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

みなさん、こんにちは。

 

札幌は朝晩ほんとに

冷え込むようになりました。

 

こんな時は、あったかい

シチューが五臓六腑に

沁み込むはずです。

 

 

‥‥というわけで

おかあさん、

久しぶりに、

ツキネコのまかないに

シチューをこしらえて

差し入れしてきました。

 

 

 

 

 

今、ツキネコでは子猫のケア、

入居猫のお世話

毎日入る怒涛の相談と

代表もスタッフさん達も

激務・激務・激務

が続いています。

 

 

シチューか‥‥

しばらく作ってないな。

 

 

まず、シチューにはエビでしょと

ブラックタイガー

用意します。

 

 

あれ、良く見ると

ブラックタイガーで

なかったかな。(笑)

 

 

 

 

 

スタッフのジェイミーが

ウインナー好きなので

ウインナーを投入。

 

 

 

 


北海道なので

コーンも投入。

 

 

 

 

 

野菜大事なので

ブロッコリーも投入。


 

 

 

 

北海道と愛が沢山つまった

もぐシチューの完成です。

 

 

 

 

 

おかあさんは、

長屋の掃除に行ってて

一緒に食べれなかったけど

 

ボランティアさんたちも

おいしーと

食べてくれたそうです。

 

 

 

 

 

 

 


この忙しい中、

おかずも作ってみんなに

ふるまう代表。

 

男・・

いや女の鏡ですね。

 

 

シチューを持っていた時、

イボンヌに会ってきました。

 

 

あの全身が

イボイボで覆われた

イボンヌです。

 

 

 

 

その時、おかさんの耳に

イボンヌの声が

聞こえてきたような気がしました。

 

 

 

 

 

えええー、何でわかったんだろう。

 

イタコ?

 

ちょっとだけ、イボンヌのイボを

さわりたい衝動に

かられていた、おかあさん。

 

 

そこに代表の声が

 

「もぐちゃん、これ見てー、」

 

 

そこには、シーツにくるまれた

イボンヌの

脱皮のあとが。

 

 

 

 

 

まだまだ脱皮?の抜け毛?は

あるそうで、

 

どうりで

さわった時のイボンヌの毛は

ふわふわでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の写真のヘタさに

泣きそうですが、

 

このふわふわの毛にも

泣きそうでした。

 

どれだけのケアでここまでに

なったんだろうね。

 

だって、こんなだったんもの。



 

 

 

 

そして抱っこした時の

みちみちの感じ。

 

体重も一番増えているようです。


ただ、イボンヌと一緒に

来た仲間の一匹が

亡くなってしまったそうです。


こんなに手をかけても

儚く消えてしまう命。


あの家にあのままいたら

イボンヌもどうなっていたか

わかりません。

 

全く関係ない人達が

イボンヌとその仲間たちに

「生きてね」

「頑張ってね」と

応援しているのに

 

たぶん、飼い主は、

ここで起きてる事も、

どんなに自分ちの猫を

生きてほしいと頑張っていることも

 

イボンヌがこんなに

可愛くなってきてることも

 

無関心なんでしょうね。

 

 

それがネグレクトです。

 

 

無知な飼い方の果てに‥‥

(ツキネコブログ)

↑ここを押すと読めます。

この記事はぜひ

読んでもらえたら嬉しいです。

 

 

アバちゃんの家も完全に

ネグレクトでしたが

(閲覧注意)

 

 

 

 

 

 


アバちゃんの頭を

この状態で放置しておくのは

ネグレクト以外ないのですが

 

 

このイボンヌの小樽の案件の

ネグレクトは

アバちゃんちのネグレクトと

また種類が違うような気もします。

 

 

アバちゃんちの方は

まだ若い姉妹。

自分の猫達のことは

把握しているようなので

経済的な諦め?無気力からくる

ネグレクト?

 

 

でも小樽の方は

代表も書いているとおり、

高齢者の「無知」から来る

ネグレクトなんですね。

 

 

つまりはもう

想像力の欠如に

尽きると思います。

 

この状態にしておいたら

猫はどうなるか

ケアしなかったらどうなるか。

 

 

先のことなど

考えたこともないのでしょう。

 

 

この家に

生まれて来た猫は

不幸です。

 

でも不幸の中の

1つの光。

 

 

それは運良く

ツキネコにレスキューされた

ことでしょう。

 

 

事務所にあがり

この子を見て絶句しました。

 

「ええええー、なに

ミイラでしょ・・」

 

そこには、AD缶の大きさと

なんら変わらない

ヒヨヒヨの子猫がいました。

 

 

 

 

 

 

 

でもね、

「今日から

自分で食べだしたんです。」と

喜ぶスタッフさんたちを見て

 

本当に胸が熱くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に全く縁もゆかりも

ない人達が

 

この子を生きさせようと

頑張っている。

 

たぶん、飼い主は

この写真を見たとしても

「あれー、そんな子いたべか」で

終わってしまうんでないかと思います、

 

 

動物を飼ってはいけない人が

動物を飼うと

本当に悲劇です。

 

仕方がないよ。

そーゆう家に

生まれてしまったんだもの。

 

そう「運命」だと

言い切ってしまいたくない、、

片付けたくないものが

あります。

 

だって、ヒヨヒヨだけど

重い命だもの。

 

保護団体が頑張るだけでなく

 

各自治体が

高齢者への

飼い方の指導の徹底など

できないものでしょうか。


 

それを強く思っています。

 

 

 

さて、シチューの話には

続きがありました。

 

スタッフのゆりかちゃんが

食べようとしたら

ニンジンのヘタが入ってたそうです。

 

「大当たりですー!」と

言ってくれましたが

 

やはり最後まで

ブレてない

おかあさんなのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

9月30日(月)

 

増税前、最後の

一啓蒙・一羊毛です。

 

 

「とーりも困惑。

彼氏の家に行くときは

急に行かない方がいいよ。

世のため、

自分のため」

 

 

 

 

 

 

 

松坂桃季が出演して

ユーミンの曲が心地よい

 

「北海道クリームシチュー」のCM。

 

大自然の中で

素朴な農業青年が

 

地元の人達と

親交を深めながら

シチューを食べる

おかあさんも大好きな

CMのシリーズです。

 

ところが

最新のこのCM。

 

桃季の彼女が、コロコロを

ひきずりながら

 

「来ちゃった」

 

と言って急に北海道の

桃季のもとに

やってきたんです。

 

この時の

桃季の微妙な顔を

おかあさんは見逃しませんでした、

 

内心

「おいおい連絡してから来いよ」と

思っているに

違いません。

 

みなさん

急に彼氏の家に

行くのはダメですよ。

 

それを羊毛と啓蒙で

表してみました。

 

深い…。深すぎる。

 

 

明日も一啓蒙・一羊毛

がんばります。